579 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/10/08(土) 09:25:36.38 雨が降りしきる外、帰宅時に学校を出ようとしたら傘を持ってきてないことに気づくまどか。
「あ……強く降ってるよ」 「まどか」 「ほむらちゃん」 黙って傘を差し出してくるほむら、そのまま黒長い髪をかきあげる。 「え、貸してくれるの?」 軽く頷くと表情を崩さずに黙ってそのまま土砂降りの雨の中へ向かおうとする。
「っ……」 「ま、待って!ほむらちゃんが濡れちゃうよ!」 慌ててほむらの手を掴む。 「私は構わない、貴女が濡れなければそれでいい」 「そんなの駄目だよ!」 「私はまどかが濡れるくらいなら自分が濡れる道を選ぶわ」 「そんなの私だってそうだよ!こんなの絶対おかしいよ!」 「っ…!」 目に涙を浮かべそう叫ぶとほむらに微笑んで言う。 「だからね…その、良かったらほむらちゃんの傘に一緒に入れてくれないかな?」 「っ!(あ、愛愛傘……まどかと?)」 一瞬頬を真っ赤に染めたが慌ててクールな表情に戻す。 「駄目よ、2人もだとまどかの肩が少しだけ濡れるわ」 「それはほむらちゃんも同じだよ、ね?一緒に帰ろ?」 笑顔で微笑んで言うまどかにため息をつくと頷いた。 「わかったわ、でも傘は私が持つわ、これだけは譲れない貴女を守ってみせる(ほんと…この子の笑顔には勝てない)」 「うんお願い、でもね…」 「っ!!」 と自らの腕をほむらの腕にぎゅっと絡め体を寄せるまどか。 「こうすれば2人ともしっかり入るよ、それに暖かいし」 「そ、そうね(ま、まどかの胸が当たって)」 「ほむらちゃんの体温かい」 「……(だ、駄目…こ、これ以上まどかの感触を感じたら私…耐えられない)」 「ほむらちゃん家に寄っていかない?シャワーとか浴びなよ」 「で、でも最近まどかの家ばかりお邪魔して悪いわ」 「ううん、全然平気だよいつも誘うのわたしだしママもパパもほむらちゃん好きみたいだしタツヤも懐いてるし」 様々な会話を交わし1つの傘で帰る2人。 しかしまどかが積極的に体を寄せてくるのでほむらは会話どころではなかった…。
クリスマスイブとかは色々妄想しがいがあるほむ 再来月かほむぅ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1316610084/579/ (リンク切れ)