7スレ/710-711

Last-modified: 2014-04-06 (日) 04:21:06
710 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/10/11(火) 22:36:14.43
「ほむらちゃん、わたしも入っていいかな?」
その声にドキッとし心臓の鼓動が高鳴る。
鹿目家のお風呂場、まどかの誘いで泊まりに来たほむらが先に入浴していたのだが…。
「いいわ」
冷静を装い声をかけると全裸のまどかが入浴室に入ってきた。
「っ……まどかは見られても恥ずかしくないの?」
真っ赤に染めている顔を背けながら言うとまどかが微笑んだ。
「ううん、女の子同士だもん、それに…ほむらちゃんになら見られても全然平気だもん」
まどかは頬を染めながらそう言うと浴槽に浸かる。
「そう…(私になら見られても?)」
口では冷静を装うが心臓の鼓動が止まらない。
まどかと全裸同士で同じ室内に居る、こんなことがあっていいのかと思うのだった。
「ほむらちゃん、どうしてこっち向かないの?」
「いえ、気のせいよ、シャワー借りるわ」
会話を中断させるとまどかと目を合わさずシャワーを浴びる。
「…(どうして女の子同士なのにこんなにドキドキしてるんだろう、ほむらちゃん美人だし、足も綺麗だし、腕も細いし…全然勝てないよ)」
黒長い髪を濡らしながら何一つ隙のない仕草でシャワーを浴びている、少し覗き見ながらまさに美少女そのものであるほむらの体全体を観察していた。
「……」
その視線を知ってか知らずか、普段通りに無言を貫く。
「先に上がるわ、まどかはゆっくり浸かりなさい」
「え?あ、うん…ええと、さ、先に部屋入ってて!」
その言葉に小さく頷くと体や髪を洗い終わったのかそのままどかと目を合わす、いや合わせられないのか
知らないがそのまま言葉少なに髪を揺らしながらほむらは入浴室を後にした。


711 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/10/11(火) 22:38:29.74
まどかの部屋はなにもないほむらの家とは正反対だ、ぬいぐるみや人形が所々に飾ってある。
「ほむらちゃん、一緒に寝よ?」
「っ…ええ、そうね(まどかのパジャマ姿もとっても可愛い、最高ね)」
本心は動揺を隠せないがあくまでもクールを貫く。
パジャマ姿のまどかを見つけながらベッドに入った。
「まどかの香りがするわ」
シーツに顔を寄せ目を閉じまどかの香りを感じる。
「そうかな?だって、毎日寝てるもん」
まどかが毎日使用してるベッドに自分が入れるなんて思ってもいなかったようだ。
毛布を着ると枕に頭を添えて2人は見つめあった。
体が密着しているのでほむらは胸がドキドキしっ放しだ。
まどかの足に胸…色んな箇所の感触が体に伝わって来る。
「ほむらちゃん、あのね…聞いてほしいことがあるの」
まどかはほむらの瞳を見つめながら呟いた。
「わかったわ、言いなさい」
「あのね…わたし、ほむらちゃんと居るとね、いつも胸がドキドキするの、ほら触って」
「っ!」
まどかは頬を染めながらほむらの手をパジャマを通し胸の谷間近くに押し当てた。
「ほら、ドキドキしてるでしょ?おかしいよね、女の子同士なのに」
「い、いいえ、と、特におかしくはないわ、私も常に…いえ、続けて頂戴」
本来まともに会話すら出来ないほどに動揺してるがなんとか意思を保つ。
「?うん、ママに言ったらね、それは恋だって、名前は出さなかったんだけどね、その子が女の子
だって言ったら、別に女の子を好きになろうが恋をするのは自由だろ、でも後悔だけはするなよって言ってた」
「そう……良かったわね」
「うん、ごめんね、ほむらちゃんは迷惑だよね、こんな気持ち…それにまだよくわからないの」
「いえ、そんな(私も貴女のこと……!でも、それを言えば私は…理性が)」
「でもね、嬉しいよ、ほむらちゃんとこうして一緒に寝られるなんて、暖かい」
「私もよまどか、ふう、もう晩いわ、寝なさい」
想いは繋がってるのに…。
「うん、おやすみほむらちゃん」
「ええ、おやすみなさい」
静かに寝息を立てているまどか…寝顔も可愛い。
この可愛い寝顔を誰よりも優しいこの子を絶対に傷つけない。
何度時間軸を繰り返してもこの子を護る。
「まどか…貴女を絶対に護る…好きよ」
軽く額を撫ぜ髪を軽く掻き揚げ瞳を閉じながらキスしほむらも静かに目を閉じた。
本編は10話までは辛すぎるから色々妄想しがいもある

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