651 名前:事の真実!? 1/4[sage] 投稿日:2013/10/29(火) 01:00:14.47 ID:Gfgdczwk0
映画の結末をぶち壊すかもしれませんが、ここで妄想を投下します。
「それじゃあほむらちゃん、また明日ね」
「えぇ、また明日」
お互い別れの挨拶を交わし、まどかが家に入ったことを確認し私も家路につく。
共に帰り、鹿目家前で別れることが決まりとなっている。
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私が改編した世界で、新たに出合った私とまどか。
当初はまどかに警戒されていたが、以前の世界のように良好な関係を築くまではそう時間はかからなかった。
元からの天真爛漫な性格で、瞬く間にクラスの人気者となったまどか。
私は常にまどかの隣に立ち、輪に加わることで周りから警戒されることなく、クラス公認の友達となることに成功した。
以前は美樹さやか、志筑仁美がいてそこに加わる必要があったがこの世界ではそれもなくなった。
まぁ私が作った世界なのだから、自分にとって都合よくできていて当然なのだけれど…
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653 名前:事の真実!? 2/4[sage] 投稿日:2013/10/29(火) 01:02:25.85 ID:Gfgdczwk0
家路に向かう途中、今日一日のまどかとの会話、まどかの表情、仕草…等々を思い出していた。
それと同時に、明日は何を話そうか…まどかは宿題を忘れずに来るだろうか…忘れ物はしないか…
等々、頭の中はまどかに関することで一杯だった。
そして、一通りのことを考えた後立ち止り夕焼けに染まった空を見上げる…
「そろそろ…友達の一線を越えてもいい頃かしら…」
思わず言葉がこぼれる――――――――――――――
何度も繰り返した日々の中で、私とまどかは『最高の友達』止まりだった…
それはそれでいいのかもしれないけど…繰り返すうちに…まどかと離れ離れになった時間を過ごすうちに…
私が求めたのは、『愛』
そんな『願い』を叶えるためにこの世界を作り、
――――――――――――――私は『悪魔』になったのだから
「ふふっ…覚悟しててね、まどか」
口元に笑みを浮かべながら、再び歩を進めた
654 名前:事の真実!? 3/4[sage] 投稿日:2013/10/29(火) 01:04:35.86 ID:Gfgdczwk0
「ただいま」
まどかは家で帰りを待つ家族に帰宅したことを告げると、真っ先に自分の部屋に向かった
そしてベッドに飛び込み、枕に顔をうずめると…
「ん~~~~~っ…今日のほむらちゃんも可愛いかったよ~~~~~」
脚をばたつかせ、枕を抱いたままベッドの上を転がるまどか
「メガほむ、クーほむもいいけど、デビほむもいいよ~~~~~~」
まどかもまた、今日1日のほむらとの出来事を思い返していた
『おーっ、今日も乙女してますなー』
「あっ、さやかちゃん」
まどかの脳内にさやかが語りかける
「ねぇ、今日のほむらちゃんもちゃんと撮れてる?」
『あったりまえ!さやかちゃんにまかせなさい!!』
さやかの返事の後に、まどかの脳内にほむらの姿が映りだされる
「おぉ~、今日も悪ぶってるほむらちゃん可愛い~~~」
動きが激しくなるまどか
655 名前:事の真実!? 4/4[sage] 投稿日:2013/10/29(火) 01:06:54.19 ID:Gfgdczwk0
『しかしまどかもワルよの~、ほむらに付き合ってあげて』
「それを言ったらさやかちゃんだって~」
『そりゃあ…まどかがそうするんなら、私も従わなきゃだし」
「ウェヒヒッ!ごめんね~、だって…ほむらちゃんが、私のためにここまでやってくれて実は全部覚えてま~すなんて言えないよ…」
『お~お~、まどか様は乙女ですな~』
「んもう!からかわないでよ~」
顔を赤面させ、脚をばたつかせるまどか
『んで、どうするの』
「ふぇ、何が?」
『いや~、このまま友達のままでいるのか…そ、れ、と、も…」
「もちろん、ほむらちゃんが気持を伝えてくれるまで待つよ!」
『ひゅーっ!さっすが女神さま、寛大だね~」
「だって、ようやく私たちの時が動きだしんたんだもん。楽しまなきゃね!」
以上です。実はまどかもしっかりと記憶残ってたらと思って書きました
やっぱほむらは悪魔になっても、まどかには敵わないといいなって思いました。
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