86スレ/羽根突き

Last-modified: 2014-06-20 (金) 20:35:51
394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/01/02(木) 22:21:47.51 ID:3PMBkMVe0
公式絵の羽根突き絵を見て、ちょっと妄想。


まどか「ほむらちゃん! 羽根突きしよう!!」
ほむら「いいけど…。 どうしたの? 急に。」

まどか「…実はね。さやかちゃんと羽根突きしてたんだけど、こてんぱんにされちゃって。」
ほむら「それで、特訓?」

まどか「うん! 今度こそ、さやかちゃんの顔を真っ黒にしちゃうんだよ!」
ほむら「えっと。落書きもやるの?」

まどか「もちろんだよ! 落書きのない羽根突きなんか落書きじゃないよ!!」
ほむら「…嫌な予感しかしないから、止めときましょう。」

まどか「えー。ほむらちゃん、羽根突きしないの?」
ほむら「えぇ。だって、私、まどかの顔に落書きなんて出来ないもの。」

まどか「むっ。ほむらちゃん。私に勝てる前提で話してる。」
ほむら「…いえ、そういうわけでは…。」

まどか「むー! やるよ! ほむらちゃん! 私だってやれば出来るところを見せてあげるんだから!」
ほむら「え、えー! や、やるの?」



まどか「わーい! また、勝ったぁ!! えへへー。 落書きしちゃうぞー。」
ほむら「…クスクス。もぅ、まどかったら、そんなにはしゃいじゃって。」

まどか「ふふーん。ほむらちゃんも、まだまだだねー。」カキカキ
ほむら「もぅ、違うわよ。まどかが強いのよ。」

まどか「ふっふっふー。これで7戦7勝だよ!」
まどか「……あれ?」
ほむら「? どうかした?」

まどか(7戦7勝? 文武両道のほむらちゃんに? 私が?)
まどか「……ほむらちゃん。…手加減してない?」ジトー
ほむら「ギクッ。」

まどか「やっぱり!!」
ほむら「だ、だって、私…」

まどか「言い訳禁止! 今から手加減したら、口きいてあげないんだから!」
ほむら「そ、そんなぁ。」


395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/01/02(木) 22:22:20.71 ID:3PMBkMVe0
まどか「……うぅ。強い…。」
ほむら「えっと、その、ほら、私、魔法少女だし…。」

まどか「…でも、まだ、8戦7勝1敗! さぁ、ほむらちゃん。落書きして、次の試合だよ!」
ほむら「え。い、嫌よ。まどかの顔に落書きなんてしたくないわ!」

まどか「駄目だよ! 勝負は非常なんだよ!! さ、ほむらちゃん、早く。」
ほむら(あ。キスする時の顔そっくり。…可愛い。)
ほむら(で、ではなくて。だ、駄目だわ。まどかは、こうなったらテコでも動かない。)
ほむら(かと言って、まどかの顔を汚すことなんてしたくないし。どうしたら…。)
ほむら(そうだ!)ピコーン!

ほむら「…えっと、落書きだから、何を書いても良いのよね?」
まどか「そうだよ! 羽根突きとは非常なんだから!」

ほむら「じゃ、じゃあ…。」カキカキ
まどか「…うん。じゃあ、次の試合!」



まどか「うぅ。ほむらちゃんが本気出してから、一度も勝てないよぅ。」

詢子「まどかー。ほむらちゃん。そろそろ、あがってきなー。」
ほむら「あ。」
まどか「あ。ママだ。」

詢子「へぇ、羽根突きか。……ほほぅ、ほむらちゃん、大胆だな。」
ほむら「い、いえ。これは、そのえっと。」
まどか「? どしたの、ほむらちゃん?」

詢子「くっくっく。鏡見たら分かるさ。 いやー、若いっていいねぇ。」
まどか「…ほむらちゃん? わっ、顔真っ赤。大丈夫?」
ほむら「だ、大丈夫よ。…というわけで、私は用事を思い出したから、これで…。」

まどか「あ。駄目だよ。顔、洗ってからじゃないと。」
ほむら「問題ないわ。…って、ああ、引っ張らないでぇ。」ズルズル


396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/01/02(木) 22:22:52.83 ID:3PMBkMVe0
まどか(今、私は鏡の前にいます。)
まどか(私の顔には、ほむらちゃんらしい綺麗な文字で書かれた落書き3文字。)
まどか(隣には、顔を真っ赤にしてモジモジしているほむらちゃん。)
まどか(たぶん、私も同じ顔をしてるんだと思います。)

まどか「…ず、ずるい。」
ほむら「え?」

まどか「ずるいよ! ほむらちゃん!!」
ほむら「ず、ずるいって、何が…」


まどか「わ、私だって、ほむらちゃんのこと『大スキ』だもん!!」



まどかの羽根突き対戦成績
 10戦7勝3敗

参考画像
  86_394-ref.jpg

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1388532748/394-396