691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/03/21(金) 13:13:49.15 ID:YnVjZZu20
お墓参り日和なので
まどっちに遊ぼうと誘われたけど断ったほむほむ
他の人とも都合が合わなかったのでまどっちが一人でなんとなく出かけると丘の方で一人ぼんやり何かを瞑想しているほむほむを発見するまどっち
特にやることもなかったのに断られちゃったのかなぁ……とちょっと落ち込み足音を立ててほむほむに気が付かれるまどっちからの
繰り返してきた世界のまどっちや皆の事を考えていたとほむほむに白状させて辛そうにしてるほむほむに自分をせめないでとまどっちがハグするSSください
697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/03/21(金) 15:36:45.07 ID:3rbPqcXI0
>>691
―――キーンコーンカーンコーン
まどか「ねね、ほむらちゃん」
ほむら「……? 何かしら」
まどか「明日は休日でしょ? さやかちゃん達と遊ばないかって誘われてるんだけど、
ほむらちゃんも一緒にどうかな……?」
ほむら「……ごめんなさい。 明日は外せない用事があるの」
まどか「そっか……ごめんね?」
ほむら「いいえ、こちらこそごめんなさい。 私のことは気にせず、楽しんできて」
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まどか「……なんて言ってたのに」
まどか「ほむらちゃんがお花屋さんで花束を買ってる……
外せない用事ってもしかして、恋人とデートとか……なのかな?」
さやか「まどかー? どうしたの、置いてくよー?」
まどか「……さやかちゃん、みんな、ごめん! 私ちょっと用事が出来ちゃったから抜けるね!」 ダッ
さやか「あ、ちょっと! まどか?!」
杏子「どうしたんだアイツ」
マミ「さぁ……鹿目さんにも、いろいろあるんじゃないかしら。多分」
なぎさ「チーズはまだですか?」
698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/03/21(金) 15:37:15.90 ID:3rbPqcXI0
>>697続き
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ほむら「…………」
まどか「ほむらちゃんを追っかけてたら、こんなトコまできちゃった……。
ここはなんだろ、廃ビル……なのかな。 ほむらちゃんは、なんでこんなとこに……?」
ほむら「…………」
まどか「……ほむらちゃん、ずっとお祈りしてる……ここで、誰か死んじゃったのかな……」
ほむら「……まどか?」
まどか「ほわっ!? ほほほぉ、ほむらひゃん!?」
ほむら「……今日は、遊びに行くと言っていなかった?」
まどか「(まさかのスルー!?) う、うん……でも途中でほむらちゃんを見つけちゃって……」
ほむら「それで追いかけてきてしまったのね」
まどか「う、うん……あの、ここってもしかして……誰か、死んじゃったの……?」
ほむら「……いいえ、そういうわけではないの。ただ……私の、大事な人が守ったモノが……」
―――風が吹き、ほむらの髪がはためく。
ほむら「ここから……一望出来るから」
まどか「そう…なんだ…」
ほむら「えぇ……」
まどか「…………んっ」ギュッ
ほむら「っと……まどか?」
まどか「ん、なんでかな……ほむらちゃんが哀しそうな顔だったから、つい……」
まどか「嫌……だった?」
ほむら「……いいえ。 ありがとう、まどか」
そう言って、ほむらは抱きついてきたまどかの頭を、ぎゅっと抱きしめた。
風になびく赤いリボンを、指先で弄びながら……。
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