楠渓町駅

Last-modified: 2023-06-21 (水) 17:17:46
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ホームより

概要

楠渓町(なんけいちょう)駅は樺太道大泊市楠渓町にある。
大泊駅発の優等列車を含む全列車が停車し、近辺はベットタウン開発が進んでいる。

由来

由来はアイヌ語の「クシュン・ウシ・コタン」(山を越えた所の川向かいの村)、「クシュョン・コタン」(波の静かな村)、「クシュ・ウン・コタン」(通路のある村)に由来。クシュンに楠、コタンに渓のそれぞれの字を当てたものである。

歴史

1906年(明治39年)12月1日 - 軍需輸送を目的に600mm軌間の軍用軽便鉄道の当駅 - ウラジミロフカ駅(豊原駅)間(43.3km)に開通により開業。当時の駅名はコルサコフ。
1907年(明治40年)
3月15日 - 樺太庁発足。軍用鉄道を樺太庁鉄道に移管。
8月1日 - 当駅 - 豊原駅間で一般運輸営業開始。
1908年(明治41年)4月1日 - 大泊駅(おおどまりえき)に改称[2]。
1910年(明治43年)11月3日 - 1,067mm軌間に改軌。
1913年(大正2年)8月15日 - 楠渓町駅に改称
1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
1946年(昭和21年)
2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
4月1日 - ソ連国鉄に編入し「スターリーヴァクサール」に改称。
2019年 - 広軌(1520mm)に改軌。
2030年4月1日-樺太の日本編入に伴い管轄が北日本旅客鉄道樺太本線になり、楠渓町に駅名が変更される。