<投擲往復対応輸送機の開発>
#新記述
L:投擲往復対応輸送機の開発 = {
t:名称 = 投擲往復対応輸送機の開発(イベント)
t:要点 = {
投擲往復対応輸送機は、おじいが投げるブーメラン、もしくはボール型の宇宙船である。どうでもいいデザインの丈夫な点以外は見るべきところがない簡易型宇宙船だが、FEGでは多用され、重宝された
}
t:周辺環境 = 曇り空
t:評価 = なし
t:特殊 = {
*投擲往復対応輸送機の開発のイベントカテゴリ = ,,藩国イベント。
*投擲往復対応輸送機の開発の位置づけ = ,,生産イベント。
*投擲往復対応輸送機の開発の内容 = ,,このイベントを取得した国は、その国用の投擲往復対応輸送機(乗り物)を作成できる。作成したものにあわせてアイドレスが作成、公布される。
}
t:→次のアイドレス = なし
}
解説
FEGの射出便利舎より派生するイベントアイドレス。
色々な意味で前代未聞のボール型宇宙船の開発イベントである。
一般性能要求上では詳しく触れられていないが、投擲往復対応輸送機とは大気圏の突入離脱が可能な宇宙船である。
特筆すべきは大気圏突入離脱が可能な宇宙船でありながら、“自力での”大気圏突破能力は持ち合わせていないこと。
では、どうやって打ち上げるのか。その答えが一般性能要求の中にある「おじいが投げる」という一文。
おじいとは射出便利舎に勤める巨大サイボーグの事で、FEGの設定国民では屈指の有名人物。
99.9999999999%という驚異の投擲精度を誇り「イレブン・ナイン」の二つ名を持つ凄い人だ。
――そう。宇宙まで投げるのだ。おじいが。おじいの投擲技術のみで。
この機体に「ブーメラン型かボール型」という形状の指定があるのはこう言う理由から来ているのである。
もちろん普通はそんなことはできない。
名前からの推察になるが、この機体も元々は宇宙船ではなく大気圏内用の輸送機だったのだろう。
それがどうして宇宙船になったのかと言えば、それはこのイベントと同時に開示申請が行われた派生に理由がある。
その派生が、このイベントと同じく射出便利舎から派生する宇宙投擲技術。
一言で言えば、宇宙まで物を投げ飛ばす驚異の技術……否、絶技である。
宇宙まで物を投げ飛ばす驚異の技とそれを行使できるおじいという人物。そして、それに対応した機体。
この三つが揃って初めて「投げ飛ばすことで大気圏突破する」宇宙船が完成するのである。
どうでもいいが、射出便利舎を筆頭したFEGの発想力は本当に凄い。
このような発想が出てくる時点でぶっ飛んでいるというか、脱帽するしかないというのが個人的感想である。
開発系イベントであるため、このイベントには派生が存在しない。
完成した投擲往復対応輸送機からは派生が出現すると思われるが、ものがものだけにどんな派生が出現するのか興味は尽きない。
(2011/08/31 那限・ソーマ=キユウ・逢真)