概要
うほーとは、PS2用ゲーム『パティシエなにゃんこ~初恋はいちご味~』に登場するミオの台詞である。*1
動画での初出はこちら。
(7:35~)
時刻は夕方、営業中のひよこ館にいつも通り学校帰りのかなでがやって来たシーン。
カラン、カラ~ン♪
かなで「やほー」
茉理「よほー」
ミオ「うほー」
翔一「なんだその電気信号は……」
かなで「女の子っぽくていいでしょ?」
どこがだ……?
このように、かなでが繰り出した挨拶をきっかけに謎のやりとりが発生した。
まず「やほー」のまろうじんを想起させる響きに嬉々として反応したま視聴者。
続いて茉理が即座にもじって返事した流れに乗って、ミオの「うほー」である。
きれ生界隈では既にゴリラ関連の用語が定番化していたこともあって、
がもうレオンさんは噴き出してしまい、コメント欄にもゴリラが何匹か出没する有り様。
このシーン自体は短いながらもパにゃんのコメディー的雰囲気を象徴する、名場面のひとつと言える。
猫属性を持つキャラクターのミオがゴリラっぽい台詞を吐くという意外性の演出を効かせたギャグであるが、
ま視聴者にゴリラ要素を見せたのが運の尽き(?)、コメントネタとして後々一人歩き応用されることに(後述)。
経過
このシーンはキャラ選択による分岐とは無縁の共通部分らしく、作中で12月2日になると必ず出てくる。
そのため、これ以降も周回を重ねる度に「やほー」「よほー」「うほー」が繰り返されている。
(5:40~) | (10:55~) スキップ中だったため、これとば |
(26:53~) | (10:44~) |
茉理編では当該シーンで「うほー」の音声コメントがなんこもお流れている。
part45冒頭で「やほー」音声が確認できること等から推測すると、
遅くとも3月23日のリスト更新時には登録済みのようだ。
(26:28~) 再びこれとば | (9:01~) |
ミオ編プレイ時は、既に元ネタから逸脱した独自の「うほー」用法が進化を遂げた後になっている。
使ようほー
配信中のゲームまたは雑談の話題に、ゴリラやそれに類するものが出てきたとき。
……と言いたいところだが、きれぼし生放送では何かにつけてゴリラ系コメントが発生するようになっており、
「うほー」コメントはこのビッグウェーブに巻き込まれる形で定着していったようだ。
他には(うほ。の改変として(うほー。とコメントされることも。
エンチョッツ!
がもうレオンさんの放送で「うほー」が音声登録された後、いつの間にかエンチョッツ!ポジションとして「うほー」が定着した。
音声リスト入りからこの用法の定着までは、特にこれといって直接的なきっかけは無い様子。
どちらかというと全体的な流れに起因しているようなので、ここではその概略をもって解説とする。
- 義人さんの「エンブッツ!」発言と、非きれぼし用語「延長乙」を混ぜ合わせた「エンチョッツ!」が誕生。
- 「エンチョッツ!」に対する、もかちゃんさんの「言いたいだけやろ!」というツッコミが浸透。
- 「エンチョッツ!」コメントを「ウンチョッス!」等とアレンジする流れも浸透。
- 一方、aisssyさんの「お前ら帰れ!」発言と、それに対するコメント「帰ります・・・」の流れが確立。
- aisssyさんの「ゴリラ帰れ!」発言に対して「帰るウホ・・・」という改変コメントが出現。*2
- 「言いたいだけやろ!」を受けて、延長時に「言いたいウホ・・・」とコメントするのが流行りだす。
- さらに「言いたいチェキ・・・」「言いたいニョリ・・・」等の改変も出現。
- それらを縮めて、延長時に「ウホ・・・」「チェキ・・・」等と反応する様式が確立。*3もはや原型が ないよ!
- がもうレオンさんの放送枠でパにゃん音声の流行の一端として「ウホ・・・」に代わる「うほー」が確立。
大体このような流れと思われる。
「言いたいウホ・・・」を簡略化した「ウホ・・・」よりも更に入力しやすいせいか、
延長時の「うほー」コメントはがもうレオンさんの放送で着実に浸透し、今や一大勢力(?)となった。
もはや「うほー」はゴリラ的な要素に反応したコメントというよりも、
延長時のコメントとしての印象がはるか?に強いという人は多いのではないだろうか。*4
影響力
ついにはコミュの枠を飛び越え、ナニフツウさんの放送等でも延長時に「うほー」コメントが見られるようになった。
主なきれ生放送者でパにゃんをプレイ配信したのは現状がもうレオンさんだけであるため、
がもうさんのもみゅ以外では「うほー」の元ネタを知らない視聴者の割合も高いと思われる。
しかし、きれ生界隈に限れば既に「ウホ・・・」までの改変が浸透しており「うほー」はそれに酷似していること、
元よりきれ生の放送者やま視聴者が全体的に寛容である(ゆるいとも言う)こと等から、
がもうレオンさんの放送から出た用語だということを把握している放送者の枠内でなら、
まあまあ よかろうの精神で見られているのではないだろうか。
一方、にしきがおコンテストのようなヒテリス管轄内の放送での使用に対してはやめてね。という見方が強いと思われる。
また、「うほー」の流行と同時期に「このゴリラの流れは何なんだ?」と疑問に思う人も散見され、話題に上ることも。
「うほー」が台頭した影響がどこまで占めているのかは不明だが、この話題の盛り上がりが高じて
ヒテリスときれ生を跨いだエンチョッツ!改変史をまとめた画像がtwitterに投稿されたこともある。
第三勢力
がもうレオンさんの放送では延長時のコメントとして「うほー」が猛威を振るうようになったが、
必ずしも「うほー」一色に染まるわけではない。
というのも「うほー」の流行を前提に、短さと奇声要素を兼ね合わせた他の音声が使われ始めたため。
元ネタの流れに含まれる「やほー」「よほー」に留まらず、「ンホー!」や「あひゃ……」まで混ざる始末。
その様子はさながらきれぼし動物園。非バグ放送であってもカオスさを求める貪欲さの現れだろうか。
ただし、視聴者が放送内容の方に集中?しているときや盛り上がった後でひろうしたとき等は、
あまり気を回せないためか打ちやすい「うほー」の割合が高くなる傾向にある。 君楽したいね?
余談だがケリーさんの枠でこれらのコメントをするとンホー!含め読み上げてくれる。
さらに派生した用法
極め付けとして「放送時間を延長する」こと自体を「うほーする」と言い換える用法まで出現した。
延長時の「うほー」が浸透した後なので特に説明もなく意味は伝わるようだが、冷静?に見るとわけわかんないよね。
ま視聴者のコメントに釣られてか、がもうレオンさん自身も「うほーしておくか」といった発言をしたこともある。
原点回帰
「うほー」が浸透したとはいえ、発生元であるがもうさんの放送と、ミオと同じ猫属性を持つケリーさん以外の放送では、
原型がないため「延長乙」の意味を汲み取りづらくなってしまうきらいがあった。
そこで新たに登場したのが、『熱砂の惑星』のありがたい!?である。
この用語は何に対してありがたく思ってるのかをそのまま伝えられるため、「ありがたい!延長だ!」という定型を使う人も増えてきた。
うほー警報
最近ではがもうさんのコミュニティでは残り5分の時点で「うほーうほーうほー」とコメントされるように。
その音声はまさに警報であり、うほー警報と呼ばれることも。
ちなみに他にもキャラクターの台詞を3連呼させて5分前を示すこともある。
関連項目
- パティシエなにゃんこ
- やっほ^^
- 恋よほう?
- ゴリラ帰れ!
- ゴリラゴリラ?
- いきなり大好きよゴリラ
- 古我ゴリラ → 犠牲者
- 今のはニワトリだと思うな
- エンチョッツ!? → エンブッツ!
- あいさつコメント