概要?そんなもの知るか!
伊藤忠商事*1より発売されたDISC2枚組みのPS用ゲーム。読みは「ねっさのほし」。
ジャンルとしてはアドベンチャーゲームに属するが、フィールド移動は3Dダンジョン方式、戦闘は2D格闘*2、敵から入手したアイテムを装備しステータスを上げるRPG要素など様々なシステムが組み合わさっており、
テレビCMによると「ジャンルを超えたアドベンチャー+(plus)」と銘打たれている。
ゲーム自体は説明に乏しく基本シビアながら、豊富なBGM、声優陣の豪華さ、ストレスを感じさせないロード時間など随所に丁寧な作りが光る作品。
生放送では最初にモヘ会の交換用ゲームとしてナニフツウさんが試しにプレイし、
突然始まるエイリアンとの格闘や主人公ダンの独特なセリフ回しなど、ある程度ネタとしてのポテンシャルの高さが注目された。
交換会が行われるまでは「みんなには内緒で」とのことでしばし鳴りを潜めていた反動か、後にシーガさんの手に渡り放送が始まるや否や
- 水を求めて砂漠をさまよい、何事も暴力で解決する世紀末的シチュエーション
- ただし主人公の声はベジータ
- エイリアンに対してやたらと喧嘩腰なダン
- 落ちているアイテムに対して大袈裟に一喜?一憂するダン
- 熱砂言語と呼ばれる汎用性の高いセリフ
- おじさんを始めとする個性的なキャラクター
といった世界観の濃さに魅了された視聴者が続出。
シーガさんは2度の放送でエンディングを迎え、動画にして8本程度ながら用語が爆発的に広まっていった。
別のゲームの放送であっても熱砂語録を展開する*3視聴者は、ときに熱砂病患者と呼ばれる。
2018年5月末からがもうレオンさんもプレイを始めた。
そして2018年6月2日…期待にこたえて熱砂音声が多数登録。ありがたい!?
動画を見に行くのを邪魔するな!
ナニフツウさんプレイ |
シーガさんプレイ |
がもうレオンさんプレイ |
ストーリーはどこだ!言え!
22世紀、人類は環境破壊の進んだ地球に限界を感じ、太陽系から遠く離れた宇宙へと新天地を求めて旅立った。
人類が降り立った星は理想的な環境だったが、水が一切存在しないという深刻な問題を抱えていたため、
自由に物質を移動できる装置「モーバー」*4によって送り込まれる水を頼りに生活していた。
その後、異星人もまたこの「熱砂の惑星」へと移住してきてから状況は一変する。
異星人との共生という人類にとっての初めての経験は、悲しい歴史の始まりとなった。
命の源である水を奪い合った結果、水の供給源であるモーバーは異星人の手に渡り、人類はその奴隷と化した。
過酷な生活を強いられる中で青年ダンは友を失い、病気に苦しむ母を癒すための満足な水も入手できない。
母の命を繋ぐために、何としても水を手に入れるべくダンは異星人の居住区へと向かう。
ありがたい!登場人物だ!
ダン
- CV:堀川りょう
- 主人公である地球人の青年。
- 様々な格闘技を使いこなし、エイリアンと戦う中で必殺技を編み出すなど高い戦闘能力を有する。
- 母が危険な状態という事情もあるだろうが、喋れなさそうなエイリアンに「水はどこだ!言え!」と詰め寄ったり
通行証を持っていないとプレイヤーの意思とは関係なく門番にケンカを売るなど、向こう見ずな性格が目立つ。 - 一方では回復薬を拾うごとに「ありがたい!回復薬だ!」と律儀に感謝するなどギャップが激しい。
- 釧路モンニョフにも参戦。なんと1試合に2人も登場した。
おじさん(薬売り)
- CV:麻生智久
- 大抵のシーンでフィールド上に座っている、土のような肌をしたエイリアン。
- 話すと全回復してくれる上にいくつか回復薬をくれ、更には地球人のダンを「がんばれよ!」と応援してくれる。
おそらくこのゲームで最も「ありがたい!」と思えるキャラクター。 - 「エイリアンは情け容赦無い。気をつけろよ。」とトカゲ他多数の敵の危険性を忠告してくれる。
もしかしたらおじさんはエイリアン(異星人)ではなく、この熱砂の惑星の原住民なのかもしれない。地球人のダンも情け容赦無いし - エンディングクレジットでは「薬売り」という名前が出てくるが、攻略本『熱砂の惑星 パーフェクトガイド』では門番と同じ「ナスカン」表記とのこと。風貌どおり、門番と同じ(または近い)種族という設定の可能性が高い。
- ちなみに麻生氏は後にロックマンロックマンやイレギュラーハンターXでライト博士の声を担当している。
- がもうさんの音声リストでは彼の役割を如実に表したセリフ「キズツイタカラダニハクスリガヒツヨウダロウ」以外にも「その根性は買うぞ。」「景色だけに惑わされるな。」などの台詞が登録されており、時々使われるようになった。
- 彼もまた釧路モンニョフに参戦。
女
- CV:大本眞基子
- 説明書のキャラ紹介には「謎の女性 アドバイザー」とあり、地球人とされている。
- 3Dモデルの関係で、頭の片側がハゲているように見える地球人の女性。頭髪らしき部分と衣服の質感が似ていることから、フードのように布を被っており髪型はスキンヘッド(尼さんスタイル)という説もある。
- とあるシーンでは、同じキャラクターには2回話すという本ゲームの鉄則を思い知らせてくれるありがたい(?)存在。
- 大本氏はダンの母親とエイリアンの子供の声も演じている。
門番(ナスカン)
- CV:田中一成
- 「通行証がなければここは通さん」と道を塞いでいる、岩石のような肌をしたエイリアン。
- 序盤から登場するくせに実力は最強クラスで、「通行証?そんなもの知るか!」→「オゥフ」は本ゲームの通過儀礼。
力ずくでも通ろうとするダンに探索の重要性を思い知らせてくれるありがたい(?)存在である。 - 敵としては地味にランダムエンカウントでも出てくる。
- 見た目はおじさん(薬売り)と似ており、同種族という説が有力。ちなみにSCENE4でキーナンバーを教えてくれるキャラクターは、フィールド上では薬売りが直立した姿をしているが、会話ウィンドウでは門番の顔になる。
しまったぁ・・・やつらの情報を拾ってしまったぁ・・・
トカゲ(シウコアトル)
- CV:佐藤正治
- 長い尻尾が特徴の爬虫類型エイリアン。
- 序盤に出会う雑魚の中ではかなりの強敵で、ボスとしてもダンの前に数回立ちはだかってくる。
オープニングにも唯一姿を見せるなど、個性豊かなエイリアンたちの中でも特に印象深い。 - とりあえず格闘で決着をつけようとする戦闘狂な傾向があるが、負けたときは素直にダンの力量を認め、
使い方がよく分からないアイテムをくれたりヒントを教えてくれるなど「ありがたい!」側面も持つ。
ニワトリ
- 体に羽を生やし頭に赤いトサカを付けたエイリアン。素早いスライディングなどが特徴。
- とどめを刺すと「コケー!」と鳴く。 今のはニワトリだと思うな
2018年10月中旬、がもうレオンさんの2周目プレイ放送が敢行され、その少し後に「コケー」で音声登録された。
サメ(スマッシャー)
- CV:麻生智久
- 鋭い鼻先と頭に付いた魚の背びれのようなものが特徴のエイリアン。 さめいます。
- 主に採掘場に現れ、こちらの連撃をガードしては的確にカウンターを返してくる鉄壁の守りでシーガさんを苦しめた。
- マリアを連行するシーンで「逆らえばもっと痛い目にあわせるぞ」と喋る声はおじさんと同じ麻生氏が担当。
傷付いた体には余談が必要だろう
「熱砂の惑星」で検索すると、本作とは全く関係ないこらしめHさせて頂く(うわ。な作品が引っかかるので注意されたし。
シーガさんは本作をクリアした後、同じゲーム交換会でケリーさんから贈られた『ロックマンエグゼ トランスミッション』をプレイし始めたが、
熱砂放送の影響を拭い去ることができない視聴者たちによって主人公のひとり「光 熱斗(ひかり ねっと)」が
名前をもじって熱砂くんと呼ばれたり、勝手にダンのセリフを当てられるなど犠牲者のような扱いを受けている。
こんなところに関連動画が!力がみなぎってくる!
がもうさんにより、おじさんのセリフ集動画がUPされている。ありがたい!