こちらは、当サイト所属星見司による事件の実態等を報告形式でまとめた物となります。
特に注記の無い物に関しては、公式情報から導き出した仮説である事をご了承下さい。
クエストにてご依頼頂いた結果等も、合わせてこちらに掲載させて頂きます。
記事N0.8~10はこちら
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大絢爛舞踏祭終局「10万を越えるRB&舞踏子、ホープ」に関する仮説
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
http://blog.tendice.jp/200512/article_120.html
以下は、上記に掲載された儀式魔術「大絢爛舞踏祭」最終局面に関する仮説となります。
経緯:
大絢爛舞踏祭最終局面にて、原さん率いるBALLS軍団が希望号改を大量産。
それに合わせ、儀式魔術「大絢爛舞踏祭」により、WTGが開放、
OVERSのDLによって、同マロック大工業地帯にて舞踏子、ホープ大量産開始。
彼らの戦線投入によって、大絢爛舞踏祭は勝利の内に終了しました。
参照:
原さん、マロック到着の模様
希望号改、舞踏子、ホープ大量産の様子(以降のページへまたがります)
/*/
問題提起:
大絢爛舞踏祭終了後、レクス・ノスフェラス事件が発生します。
詳細は不明なこの件ですが、事件発生地点はハノイ空港であり、同時点の原さんによって時間犯罪が発生している事が判明しております。
これに伴い、原さんの主導によって成功に導かれたという大絢爛舞踏祭の“史実”について、
成立要件に不可解が発生するというのがこの問題提起となります。
提起→大絢爛舞踏祭でのマロック湖に、原さんは到着していなかった?
参照:
レクスノスフェラス事件概略(同ページ、項目2-1を参照)
/*/
仮説:
提起された問題に基き、前後関係を整理した結果として、以下の仮説を提示致します。
“大絢爛舞踏祭成功は史実(=成功シナリオ)であるが、現時点(PL視点)でその経緯に説明をつける事が出来ない。
よって、これからその史実に至るプロセスを構築する必要がある”
ガンパレードオーケストラ“グレートエンディング”についての考察
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
以下は、ガンパレードオーケストラ(以下、GPO)三部作、
“白の章”“緑の章”“青の章”からなる一連の事態に対して、
この事態と無名世界観上で関連する事態を連結し、
続く事態が破綻無く進行すると考えられる展開をこの仮説中での“グレートエンディング”と仮定した上で、
そこに至るには何が必要かを考察するものであります。
経緯:
GPO自身、無名世界観の上では一つの事件であり、
ガンパレードマーチ(以下、GPM)からの流れを受けた事態である事は周知の事と存じます。
このように、無名世界観では一つの事件での出来事が他の事件に関連する為、
結末次第では後の事件が大きく変化する、といった事態が発生する事が考えられます。
それに基づき、現在各方面に展開している無名世界観の事件から、
GPOの結末と関連するであろう事態を繋ぎ、
それらが破綻無く展開する為の構図を逆にたどる事で、
GPOの理想的結末=“グレートエンディング”とは何かを求める事が、当考察の経緯となります。
注:
この考察は、GPOからの派生が考えられる作品群から帰納的に考察をおこなっております。
その為、結果的に現時点までに展開されたゲーム結果や、読者の皆様がお持ちのご意見に対して、
否定的な見解となる可能性も多分に含んでおります。
しかしながら、当方としましては皆様のご尽力やご意見を否定したり、
誹謗、中傷するような意図は全く持ち合わせておりません。
皆様のご尽力やご意見に対し、率直な敬意を表すると共に、
一つの見解としてこのような考察を展開させて頂いた物であります。
何卒、その旨ご理解頂いた上で、多様な見解の一つとして受け入れて頂けましたら、この上ない幸いであります。
それをご理解頂いた上で、なおもご不快な思いを抱かれてしまう事もあるかもしれません。
その節は、全て編さん責任者、吾妻の筆力が至らない事に尽きる物であります。
/*/
問題提起:
この問題における切っ掛けとなるのは、青の章における
田島順一、中山千恵、辻野友美による人間関係となります。
現在判明している情報を鑑みると、
田島順一とは、RB皇帝号とその起動キーとなる辻野友美の守り手であり、
ビクトリータキガワの相棒となる人物であるとされます。
その為、田島・辻野の関係性が壊れるような事態は、後のビクトリータキガワとの関係を考えると、
好ましくない事態であると考えられます。
しかし、GPOドラマCD青の章では、田島順一と中山千恵が懇意となり、
辻野友美の存在が遠ざかるという事態に発展する経緯が描かれております。
このように、後の事態を考えて問題となり得る人間関係を解き明かし、
どうすれば“グレートエンディング”と言える結末となるかをこの考察における問題提起とします。
/*/
仮説:
前述の通り、青の章における田島、辻野、中山を巡る人間関係は
後にビクトリータキガワへ波及する問題となる事が考えられます。
この問題について、キーパーソンとなるのが、中山千恵と鈴木俊郎の2名です。
現在判明している事実として、
GPOドラマCDVOL.6青の章等から、青の章に登場する中山千恵は幻獣の一人であり、
本来の中山千恵とは別人とされています。
鈴木俊郎は、第7世界からの介入者が居るとされています。
参考:GPO掲示板 05423 芝村氏回答
Q>中山千恵(プルム=青の章ドラマCDより)は「なりかわりに成功」と言っていましたが元々の中山千恵はどうなったのでしょうか?
/A>殺されてます。もちろんトシロー鈴木がいるんであんまり心配しないでも大丈夫ですよ。
いずれも“本来の人物とは異なる動きをする可能性”を内包している事から、
後の事態に対してイレギュラーな要素となる事が予想されます。
この両名が、共に田島を中心に事態を展開し、辻野が田島から遠ざけられるという結果に至る事から、
2005/09/16時点で無名世界観最強と目される田島から皇帝号が引き離される事となります。
これは、シオネ・アラダの守り刀として建造された重要なRBが、
起動キーと共に守り人の手から離れるという事と言えます。
参考:
皇帝号
この問題の要となるのは、
“中山千恵(=プルム)を救わなくてはGPOの理想的結末は得られないが、
辻野を守る役割である田島がそれを担う事が出来る”
という点になります。
これに対し、DOLL・PLAYER・SYSTEMによる介入を行い、
田島と辻野を始めとする人間関係を維持しつつ、中山(=プルム)を救う事が、当仮説の命題となります。
/*/
中山(=プルム)を救う、即ち、青の章における中山キャライベントをコンプリートするには、
GPO三部作を通してのプレイが必要となります。
参考:
ガンパレードオーケストラ 白の章、緑の章、青の章
各ザ・コンプリートガイドより。
白の章→小島空キャライベントコンプリートデータ
緑の章→牧原倖キャライベントコンプリートデータ
青の章→上記データのコンバートによる中山キャライベントコンプリート
これにより、中山を救出するのは白の章転属者が相当すると推察される事となります。
また、以下においてこの論理の補強を行います。
緑の章からの転属者では不具合である理由となるのが、
結城火焔の救出に必須となる精霊手です。
緑の章単独で精霊手取得を考える場合、小神族、或いは斎藤奈津子から教えてもらう事となります。
前者については、低い可能性を考慮すると、あまり現実的ではなく、
基本的には後者である斎藤奈津子からの教示が常套であると考えられます。
しかし、この手法では、結城を救う為に斎藤と仮初の恋人関係になる
構図となり、人間関係を崩さず、という命題に反する事となります。
また、後の展開によると、斎藤は芝村英吏によって救われるとされ、
自然な人間関係が構築されている為、プレイヤーの介入は不適当であると当仮説では位置づけます。
これらの事由に伴い、緑の章で精霊手を取得する事は現実的に困難として、
白の章からの継承を精霊手の取得ルートとする事を提唱します。
ボーナストラック ガンパレード・オーケストラ緑の章(52)
ボーナストラック ガンパレード・オーケストラ緑の章(53)
/*/
白の章で精霊手を取得するには、ハードボイルドペンギンか壬生屋未央の教示を受ける方法があります。
しかし、壬生屋未央は参戦条件が厳しく、
彼女からの教示を受ける前に既に習得しているケースも考えられる為、
ハードボイルドペンギンからの取得を推奨とします。
ハードボイルドペンギンからの精霊手習得の場合、その弟子とされる上田虎雄が適任であるとも考えられます。
しかし、彼は中山救出に際しての儀式魔術の為、
ハードボイルドペンギンと共に青森にて待機状態に入る為、やはり不適切となります。
その為、白の章参戦者の内、
上田虎雄以外でハードボイルドペンギンより精霊手を習得するに相応しい人物の選定が必要となります。
当仮説は、ここでGPO公式サイトにおけるキャラクター紹介を参考とし、
この内、小島航のキャラクター紹介における一文をピックアップします。
“17歳にして終生の師に出会い…(略)”
この表現について、当仮説では師となる可能性のある人物として、
小島空、ハードボイルドペンギンの両名をピックアップ致します。
これを小島航に当てはめると、彼は小島空とは実の兄弟であり、生活を共にしてきた人物である事から、
GPO白の章開始時点である17歳に“出会う”人物ではないと考えられます。
この事から、小島航が終生の師とするのは、ハードボイルドペンギンである、
という推測を得る事が出来ます。
この推測を補強するのが、小島航の人間関係となります。
彼は、白の章で唯一ハードボイルドペンギンと接する事の出来る上田虎雄に親しまれており、
上田虎雄が介在する事による師弟関係の構築が可能と見る事が出来ると考えられます。
これによって、小島航が精霊手を取得、緑の章へ転属すると仮定します。
この転属によって、GPO公式サイトで紹介されている内容に、説明をつける事の出来る箇所が存在します。
公式サイト、牧原輝春紹介文より。
「(略)コウには関係ないと思うけど」
しかし、緑の章には“コウ”と呼ばれ得る人物は存在しません。
また、このような呼び方をするであろう親しい人物として、
双子の兄である牧原倖の存在もありますが、
彼のファーストネームは“ユキ”であり、彼の事を指しては“兄貴”と呼ぶ為、
やはり該当しない事が考えられます。
これをして、当仮説は小島航の広島転属があり得る、という推測の根拠とします。
そして、青の章=小笠原へと更に転属を果たし、中山を救うという役目を担い、
一連の事態を終結させる事を以て、
当仮説は命題である
“田島と辻野を始めとする人間関係を維持しつつ、中山(=プルム)を救う”
の達成とする物であります。
そして、この仕上げとなるのが、小島航の人間関係となります。
白の章公式サイト、小島航と横山亜美のキャラクター紹介より一文を抜粋します。
“(略)横山亜美のそばを心地よいと思っており…(略)”(小島航)
“(略)小島航に出会い、人生が劇変する。”(横山亜美)
これを以て、小島航と横山亜美の関係性を説明し、青の章における横山亜美エンディングを以て、
当仮説は論証を終了します。
“長い長い物語の最後は、あなたが一人の女の子を背負って、えっちらおっちら歩いていく所です。 ”
“恐らくは、これこそが本当のグレートエンディングなのでしょう。このゲームの開発に従事した全てのスタッフは、そう願っています。”
結論として、当仮説は以下を提示致します。
“GPO三部作は、一人の少年少女が、各地の人間関係を是正していく物語であった”
参考:
GPO白の章公式サイト
/*/
補:絢爛舞踏章に関する問題
当仮説の内、中山救出という問題をクリアする為に必須となるのが、
絢爛舞踏章の取得となります。
しかし、当仮説で重要な点となる、
“後に続く事態の破綻を招かない”
という点について、絢爛舞踏章の取得が問題となる可能性を秘めております。
絢爛舞踏章は、現時点では6人目の受賞者がGPMに登場した新井木勇美である
事が判明しております。
その為、GPOにおける絢爛舞踏章受章が、物語の破綻に繋がるように見えます。
この問題について、当仮説は以下の仮定を以て、この問題の回答とします。
“GPMとGPOは、部隊となる世界が異なる”
“故に、GPM世界における絢爛舞踏章受章者の歴史は、GPOに影響しない”
この論拠となるのが、青の章に登場する佐久間誠司です。
彼は、GPMの登場人物、芝村舞と同様、第1世代の人間であるとされます。
しかし、GPM時点では芝村舞は“唯一”の第1世代であるとされ、
佐久間誠司、並びにその親となる第1世代の存在は語られていません。
GPM世界では、クローン技術の隆盛により人類の生殖能力が消滅しており、
生殖能力を持つ第1世代の存在は貴重である事から、
その存在がクローズされないのは不自然である事が考えられます。
この事より、佐久間が存在するGPO世界は、第1世代、
即ち生殖能力を持つ人間が“一般的”である世界であり、
GPM世界とは別世界である、という論拠とします。
これを裏付けるもう一つの事態が、瀧川陽平、石津萌の両名が狙われる背景となります。
瀧川陽平、石津萌の両名は、後に夫婦となり、子孫となる瀧川一族の祖となり、
その系譜がビクトリー・タキガワにまで至る事が確認されております。
この両名は祖となる、即ち“生殖によって子孫を為す”事が出来る両名であり、
これもGPM世界における“芝村舞が唯一の第1世代である”という事実からも矛盾します。
これを論拠として、
“GPO世界は人間の生殖が一般的である世界=GPM世界とは異なる”
という説を提示します。
これを以て、別世界の事態である絢爛舞踏章受章者の歴史が影響する事が無い、
という論拠と致します。
参考:
絢爛舞踏章
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
前提となる資料:
/*/
経緯:
時間犯罪とは、無名世界観において様々な事件へ発展する重大な要因であり、
世界の構造そのものへ悪影響を与えるともされる行為であります。
しかし、現在は繰り返される時間犯罪に対し、時間犯罪と同様の行為によってそれを是正する事が常態化している事実があります。
その為、時間犯罪の起点となる事例を突き止める事により、現在の無名世界観上で起こる事件の数々に対して、
その根源を明確にし、解決の糸口となる可能性があると考えられる物であります。
/*/
前提:
まず、現状において“最初の”時間犯罪というには、時間軸の確定が必要となります。
無名世界観は、本来は現実世界同様、過去から未来へと向かって時間が流れる世界であり、
それを任意に移動する事は“基本的に”不可能な世界です。
しかし2010年現在、時間犯罪は、それを取り締まり対象とする警察組織が存在する程一般化した結果、
制限はあるものの、完全な形での時間跳躍が可能となり、
現時点から過去の改ざんが可能となるレベルにまで到達しております。
これによって“最初”となる、時間犯罪の時点を特定する事が出来なくなっているのが、現状であります。
Ex.
1.“最初”の時間犯罪特定、時点Aとする。
2.時点Aより過去に遡上、時間犯罪を発生させる。
3.時点Aは“最初”では無くなる。
この為、無名世界観の時間軸を“外側”から観測出来る立脚点が必要となります。
この立脚点として、前提となる資料より参考部分を抜粋します。
Q5:
現実世界では歴史改変が起きてない、つまり発表された作品、ゲームの時期を信用していいと考えて良いですか?
根拠:今、解くべく問題が解ける様に出来てないと困るので。
ええ。
(試験クエスト関連質疑(2)より抜粋)
この質疑回答によって、現実世界にて発表された作品群の発表時期には改変が起こっておらず、
無名世界観の時間軸を“外側”から観測する資料とする事が可能であると確定しました。
現実世界における作品群の発表時期に改変が無い事を踏まえ、
以前星見司の手によって行われた“最初”の時間犯罪にまつわる調査に寄ると、
最初の時間犯罪は、精霊機導弾事件以降、儀式魔術大絢爛舞踏祭以前であるという所まで絞られました。
以下の仮説は、この前提を踏まえての展開となります。
参考:
精霊機導弾事件
精霊機導弾(ゲーム)
幻世虚構・精霊機導弾(発売日:1997/12/11)
儀式魔術大絢爛舞踏祭(2005/12/04開始、2005/12/18終了)
/*/
仮説:“最初”の時間犯罪
最初に、現実世界にて発表された作品群の内、当仮説に重要となる部分を時系列順に並べます。
精霊機導弾事件(1997/12/11)
↓
南の島のガンパレード(1996/07より開発開始)
↓
アルファシステムサイトの小説など
↓
ガンパレード事件(2000/09/28)
↓
式神の城事件(2001(1、AC稼働)~2004/04/15(2、Xboxリリース))
↓
絢爛舞踏祭(2005/07/07)
↓
式神の城 七夜月幻想曲(2005/08/18)
↓
大絢爛舞踏祭(2005/12/04開始、2005/12/18終了)
↓
ガンパレード・オーケストラ白の章(2006/01/12)
↓
式神の城Ⅲ(2006/02(AC稼働))
↓
小儀式魔術<白いオーケストラ>(2006/03/03開始、2006/03/06終了)
↓
ガンパレード・オーケストラ緑の章(2006/03/30)
↓
ガンパレード・オーケストラ青の章(2006/07/20)
↓
(現在のアイドレスに至る)
この時系列の期間中にあって、触れられていない企画が存在します。
ガンパレードマーチテストエディション=南の島のガンパレード(註1)と呼称される企画がそれに当たります。
これは、1996/07より開発が開始したとされる企画であり、
電撃ガンパレード・マーチでは開発初期設定データとして掲載され、
ガンパレードオーケストラ青の章限定版冊子にはその詳細が公表された企画となります。
これは、時系列上では精霊機導弾事件後期から、ガンパレード事件の間に存在するケースとなります。
当仮説では、これを公開された情報と位置付け、
“南の島のガンパレード”を現実世界にて発表された作品群の時系列に組み入れを行います。
その結果、“南の島のガンパレード”は、前提とする犯行時期である、
“精霊機導弾事件以降、大絢爛舞踏祭以前”という時期に合致するケースとして想定される事となります。
/*/
“南の島のガンパレード”は、設定としてはガンパレードオーケストラ青の章に準ずる物となっております。
その為、青の章と異なるとされる点を以下に列挙します。
・舞台が喜界島。
・プレイ期間が3月4日~6月30日。
・嶋丈晴が参戦していない。
(転属者と嶋を除く青の章キャラクターは全員参戦)
これに伴い、当仮説では青の章キャラクター設定が既に実装されていた物として考察を行います。
重要となるのは、2005/09/16時点での無名世界観最強暫定1位にして、最強の戦士のひとりとされる、田島順一の存在と考えられます。
田島順一は、超人的身体能力を持ち、それが最強たる所以の一つと考えられます。
その身体能力は、彼の出自とされる火星人由来の物と考えられ、
恐らくは生来の物である事が推測されます。
従って、時期によって田島順一の強さが変動する可能性は低いと考えられます。
これを踏まえ、ガンパレード事件の顛末を考察します。
ガンパレード事件によって引き起こされた最も大きな事態が、“青の青継承”です。
これは、本来セプテントリオンが企図していた“竜計画”によって、
芝村舞が死亡し、それによって速水厚志が“竜”或いは“魔王”と称される
強大な人物へと変貌を遂げる事が予定であった所、
不測の事態によって青(ガンプ)オーマの頭領である“青の青”を継承した事であります。
このように、無名世界観においても最強格とされる“青の青=青の厚志”ですが、その戦士としての力を越えるとされるのが田島順一とされています。
問題は、両者の設定が語られた2005/09/16時点で、
“後発の物語の登場人物である田島順一が、先発の物語で語られた青の厚志を越える力の持ち主である”
…という点になります。
即ち、物語の順序として後発で語られた田島順一は、
生来の能力をして最強の戦士と語られる人物でありながら、
物語の順序をして先に語られた“青の厚志”の強さを“追い抜いた”構図となっている事が確認出来ます。
これにより、青の章で始めて田島順一の存在が語られると、
田島順一が突然青の厚志を越える力を得た事になり、
先に述べた田島順一の能力について、不可解な構図をはらむ事となります。
この、田島順一と青の厚志を巡る不可解な力関係を、当仮説では時間犯罪の結果であると仮定し、検証を行います。
/*/
まず、田島順一が本来登場する予定であった“南の島のガンパレード”は、
舞台が喜界島となっています。
喜界島は、鹿児島県大島郡に属し、奄美大島に程近い南海の孤島です。
これに対し、ガンパレード世界で問題となる幻獣の侵攻経路は、南方からの北上であり、喜界島は侵攻経路と完全に一致する事となります。
つまり“南の島のガンパレード”では、予想される幻獣側の進軍ルート上に、
青の厚志すら越えるとされる最強の戦士が配属される予定になっていた、という事になります。
しかし、これより後の物語であるガンパレード・マーチを紐解くと、
幻獣軍は九州にまで進軍、八代会戦によって双方は戦力の大部分を喪失し、
九州は熊本要塞を残し事実上陥落…という展開になっています。
これによって、九州以南は幻獣の勢力圏となっている事が確認され、
従って“南の島のガンパレード”も実現していない事となります。
ここで、もう一度ガンパレード・マーチにおける竜計画を確認します。
竜計画とは、幻獣軍首魁クーラ・ベルカルドへの対抗措置として、
セプテントリオンが考案した戦士製造計画であり、
その為には絶望的な戦場が有効な条件として考えられます。
その為の拠点として選ばれたのが、他ならぬ5121小隊であり、
人類軍大敗後、事実上放棄された熊本であります。
即ち、人類軍の大敗は、ガンパレード世界におけるセプテントリオンの行動としては、都合が良かったという事になります。
しかし“南の島のガンパレード”は、この都合が良い構図を掣肘する可能性があります。
それが、田島順一の存在です。
彼は、先にも述べた通り無名世界観でも最強格の戦士であり、規格外のRB皇帝号を所有し、
後にセプテントリオンが天敵と見なす、ビクトリー・タキガワの相棒になるとされる人物であります。
この人物が、喜界島へ観測部隊として投入される事によって、セプテントリオンの計画に少なからず影響を与える可能性がある上、
喜界島の安全が確保されるという事態は、幻獣軍の侵攻が抑えられている状況であり、
やはりセプテントリオンとしては好ましくない事態である事が伺えます。
その為、セプテントリオンはその介入先にして出先機関であり、ガンパレード世界では軍へ絶大な発言力を持つ芝村一族を介して、
人類軍が九州を失陥させるに至る工作を行ったと考えられます。
これにより、喜界島に観測部隊が派遣される“期日”までに幻獣軍は、九州以南を席巻、
勢力下におさめる事で、喜界島観測計画は破たんする事となります。
当仮説は、先に提示した“田島順一と青の厚志の力関係問題”を根拠として、
これを時間犯罪による歴史改変と断定し、
“喜界島観測部隊派遣を小笠原諸島・父島観測部隊派遣へのすり替え”を、
最初の時間犯罪事例として提示致します。
即ち、ガンパレードオーケストラ青の章が、想定される“最初の時間犯罪”の期間外であっても、
南の島のガンパレードという設定段階を踏襲する事で期間内へと組み込まれる事から、
青の章を調査する事で、最初の時間犯罪の痕跡が見つかると考える物であります。
また、この事例が時間犯罪であると、南の島のガンパレードメンバーは、
ガンパレード世界にとって、5121小隊より良いとされる未来を築いた、と考えられます。
何故なら、5121小隊が登場する歴史の方が良いとされるのであれば、
南の島のガンパレードを阻止する事によって、より良い未来を得る為の歴史改変とされる為です。
この命題の辻褄を合せる為、幻獣と人類の和解は為されたと考えられます。
青の章においても、一時的な形として幻獣と人類の和解が描かれており、
“南の島のガンパレードが起こしたであろう歴史の片鱗”と見る事が出来ます。
/*/
また、この時間犯罪の動機は、
「最強の田島&ビクトリーというセプテントリオンの天敵と相対する可能性を避け、セプテントリオンの操作下にある青の厚志と脇役の滝川にすり替える」
…という史実を構成する為であると考えられます。
この根拠となるのは、
1.滝川陽平が竜候補とされていない。
→同じ士魂号パイロットであり、パートナーとなる人物(石津萌)がいるにも関わらず、竜候補ではない。
これは、滝川陽平が竜となれる程の強力な存在へ成長する事を避け、
青の厚志の脇役となる為の調整と考えられる。
2.資料(電撃GPM)における滝川陽平のレベル2以上情報が存在しない。
→セプテントリオンにとって不利となる情報、即ち滝川一族の子孫に関する情報となり、規制されていると考えられる。
以上2点を以て、当仮説が提示する“最初の時間犯罪”における動機の根拠として、当仮説の論証を終了致します。
終わりに:
当仮説は、これまで数々の情報を集積されたプレイヤーの皆様のご尽力によって完成に至りました。
皆様への感謝を以て、結びと代えさせて頂きます。
/*/
参考:
高機動幻想ガンパレード・マーチ
式神の城
絢爛舞踏祭
南の島のガンパレード
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
経緯:
ガンパレードオーケストラ(以下、GPO)三部作において、
複雑化した人間関係の是正を一つの命題として解答を行った際、
その中では解決出来ない問題として、芝村英吏、斎藤奈津子、紅・エステル・ヴァラによる三角関係が顕在化しました。
これに対する解答が、当仮説の命題となります。
/*/
注:
この考察は、無名世界観作品群より得られた設定に基づき考察を行った結果となります。
その為、結果的に現時点までに展開されたゲーム結果や、読者の皆様がお持ちのご意見に対して、
否定的な見解となる可能性も多分に含んでおります。
しかしながら、当方としましては皆様のご尽力やご意見を否定したり、
誹謗、中傷するような意図は全く持ち合わせておりません。
皆様のご尽力やご意見に対し、率直な敬意を表すると共に、
一つの見解としてこのような考察を展開させて頂いた物であります。
何卒、その旨ご理解頂いた上で、多様な見解の一つとして受け入れて頂けましたら、この上ない幸いであります。
それをご理解頂いた上で、なおもご不快な思いを抱かれてしまう事もあるかもしれません。
その節は、全て編さん責任者、吾妻の筆力が至らない事に尽きる物であります。
/*/
問題提起:
この問題における中心となるのは、紅・エステル・ヴァラがどういった人物であるのかという点と、
芝村英吏との関係性が焦点となります。
紅・エステル・ヴァラは、大陸系の出自とされ、
GPO世界における仁川戦線での敗北に端を発する戦災孤児であるとされます。
しかし、彼女はその属性に“時間跳躍”を持ちながら、それに関する情報は規制対象とされ、謎を残しています。
また、芝村英吏は、後の事態において、斎藤奈津子と結ばれるとされており、
紅・エステル・ヴァラの存在が、後の事態に対して問題を残している事が判明しております。
これに対し、当仮説は紅・エステル・ヴァラの素性からこの不可解な人間関係の謎を探る事を、問題提起とします。
/*/
仮説:
GPO緑の章は、当初小隊として配置されていた部隊が、
幻獣の広島侵攻によって散り散りとなり、再度合流を果たした時点がスタートとなっています。
この際、再結成に当たって小隊長を決める所から始まる事となります。
ドラマCDにおいてもこの経緯は踏襲されている事から、
当仮説では、この事態をGPO緑の章における確定事項として扱われる物と仮定します。
この小隊長選出に際して、前任者が死亡している事が理由となっています。
この前任者死亡理由としては、紅・エステル・ヴァラに対して軍紀を逸脱した行為に及ぼうとした所、
芝村英吏によって殺害されたとされています。
この結果として、プレイヤーは新たな小隊長としてGPO緑の章への介入を可能とした事となります。
しかしこの構図では、GPO緑の章が介入対象としている
GPO世界2000/03/01~2000/05/31 の広島、というポイントに対する介入条件が、
“前任者である小隊長が手違いを起こし、それによって死亡する”
という、偶然性に頼った物にならなければいけない事になります。
当仮説では、これを不可解であると断定し、この事態が論理の逆説であると仮説を提示します。
即ち
“前任者の死が偶然の産物として起き、プレイヤーはそこに介入した”
のではなく、
“プレイヤーが介入する前提として、前任者は死亡した”
とするものであります。
この観点に基く事で、プレイヤーの介入条件に偶然性が無くなり、確実な介入が可能となります。
以上に基づき、当仮説は
“芝村英吏、紅・エステル・ヴァラは、プレイヤー介入の介添えを行っている”
という観点を例示します。
/*/
前任者の死に関与しているのは、
当仮説が問題として提起する紅・エステル・ヴァラ、及び芝村英吏の両者であります。
前任者の死が意図的な物である場合、
この両者は何らかの意図を以て前任者を殺害する必要があります。
この意図について、当仮説は紅・エステル・ヴァラの素性に関わる“時間跳躍”を柱として考察を行います。
“時間跳躍”とは、時間を跳躍する、
即ち、対象者が存在する時点から過去、或いは未来へと、
場所を移動するように時間を移動する行為となります。
まず、芝村英吏は時間跳躍に関連して行われる“時間犯罪”に関して造詣を持つという事が示唆されています。
“「芝村ですらもやらない悪行がある。
それは時間犯罪だ。
貴方がやっているのはそれだぞ。
…(以下略)”
この言動から、芝村英吏は時間犯罪に対して一定の造詣があり、
それに関連して時間跳躍に対しても理解を示す事が出来る可能性があります。
故に、紅・エステル・ヴァラが行った(行おうとした?)前任者殺害という工作について、
『紅・エステル・ヴァラが前任者に加害されそうになった事を理由に、前任者を殺害した』
という形で、それをほう助する立場を取っていると推測されます。
また、紅・エステル・ヴァラはその属性が示す通り、時間移動者であり、
実際は過去、或いは未来から移動して来た人物であると仮定されます。
これについて、当記事作成時点にて判明している、
無名世界観上で“エステル”の名を持つのが、
“絢爛舞踏祭”に登場したエステル・エイン艦氏族・アストラーダ、
後にエステル・ヴァラ・夜明けの船氏族・夜明けの船となる人物であります。
彼女は“絢爛舞踏祭”に登場した通り、希望の戦士、即ちプレイヤーと既に面識があると考えられ、
その介入に対し、何らかの知識を得ている可能性が考えられます。
その為、介入が行われる前提となる工作を行う為に送りこまれた、という可能性が考えられる事となります。
この説を論じるに当たって問題となるのは、彼女自身が持つ、故郷=大陸中国であると示唆する記憶となります。
この点について、絢爛舞踏祭のエステルは第2異星人“ネーバルウィッチ”とされ、
彼女自身に模造記憶が与えられているとの言及が為されています。
即ち、この仮説に則った場合、彼女の記憶が模造記憶だったとして問題は解消する事になります。
以上より、紅・エステル・ヴァラはGPO世界においては本来イレギュラーな存在であり、本来の場所へと帰る必要があると考えられます。
それが最初の時間犯罪(別項参照)によって人類側の戦線が早く後退した影響を受け、
日本への疎開を止むなくされた彼女は、芝村英吏との縁が出来、
その影響によって、芝村英吏が救うとされる斎藤奈津子との関係に影響を与える結果となったと考えられます。
しかし、彼女はイベントコンプリートによって、芝村英吏との距離が離れる事が示唆される事、
芝村英吏は後に斎藤奈津子を救うとされる事から、
彼女を救うのは、芝村英吏以外の(プレイヤーが介入する)誰かである事が考えられます。
/*/
紅・エステル・ヴァラの救出者について、条件となるのは、
“世界移動者である”
という点になります。
前述の通り、紅・エステル・ヴァラは時間移動者であります。
時間移動とは、無名世界観においては一般的に世界移動と同様の方法によって為されるとされる事から、
時間移動者は広義の世界移動者と捉える事が出来ます。
そして、世界移動者とは一度移動を開始すると、
“本来居た世界から排斥された存在=その存在は死んだ存在である”
という情報が各世界に伝播を始め、
その情報が現在居留している世界へ完全に伝播すると、
情報補完によって世界移動者は死亡する運命をたどる事となります。
その為、世界移動者は移動し続けなければならず、
世界移動者と結ばれる者は世界移動者でなければ、
その過酷とも言える運命を共に背負わなければならない事となります。
よって、当仮説では既に同等の運命を背負っている世界移動者が、
紅・エステル・ヴァラの救出者として適任であると提示するものであります。
この根拠として、プレイヤーが世界移動者である根拠と考えられる言葉が、
牧原倖が語る以下の言葉となります。
“(略)
「そうか。やっぱりそうなんだね。
いつ、入れ替わったの?
前の小隊長が死んだ時?…
……そうか。自分が生んだものじゃないから大地には“視え”ないんだ。
……そうか……」”
一見、これはプレイヤー自身=ドールプレイヤーを指す言葉に見えます。
しかし、介入している人物がその世界の人間である場合、
肉体そのものはGPO世界に属するものである為、
“視え”ない、という表現は不適切である可能性が考えられます。
その為、当仮説では世界移動者への介入を前提として、この言葉が向けられるものであると考察します。
/*/
GPO緑の章における世界移動者と目されるのが、源健司であります。
彼は、黒オーマであるとされています。
オーマは世界移動者である事が多いとされ、彼もまた世界移動によってGPO世界の広島へやって来たという描写が為されています。
“(過去の記憶を探すイベント源健司編その1より)
(略)
いくつもの世界を見た。
数え切れないほど。
昔はそれをいっちゃいけないことだというのも、
知りはしなかった。
風を渡るそのことも。
(同その2より)
(略)
へへ。黒には黒の誇りがあらあ。
賢しいことは誇ることじゃねえ。
(中略)
俺たちは頭が悪いよな。
(同その3より)
黒にして兄弟のところに預けられたのは
13の時。
(略) ”
“(過去の記憶を探すイベント柱空歌編その3より)
源くんが空から降ってきたのを見たことがある。
あの人は、きっと星の王子様だ。
(略)”
設定的に、源健司は金城美姫との関係が深いとされています。
当仮説では、この両名の関係性も、最初の時間犯罪(別項参照)の影響であると仮定します。
金城美姫は、その言動の端々、或いは名前から、朝鮮半島系の出自である可能性が暗に示唆されています。
(ベタベタの海苔=韓国海苔の特徴。多彩な蹴り技を持つ=テコンドー)
(また、式神の城Ⅲに登場する、金美姫との名前の相似性)
この事を鑑みると、金城美姫は時間犯罪の影響によって日本へ移住する事を余儀なくされた可能性があると考えられ、
時間犯罪が起こらなかったと仮定する場合、源健司と金城美姫は出会わなかった可能性が考えられます。
よって当仮説では、両者の関係性を、最初の時間犯罪によるものと仮定し、
是正される可能性がある関係性であると提示します。
その為、源健司によって紅・エステル・ヴァラが救済される、という構図を描く上での問題は無いと仮定されます。
また、源健司は黒オーマであるとされますが、
紅・エステル・ヴァラは、
女性のみで構成された一族(ネーバルウィッチ)出身=赤オーマと仮定されます。
黒と赤は、オーマの中でも運命によって惹かれあう一族同士とされる事から、
源健司と紅・エステル・ヴァラは、結ばれる事が考えられます。
以上により、当仮説の結論をまとめます。
“紅・エステル・ヴァラは、絢爛世界におけるエステル・エイン艦氏族・アストラーダ、
後のエステル・ヴァラ・夜明けの船氏族・夜明けの船と同一人物であり、
時間移動によってGPO世界2000/03/01~2000/05/31 の広島へと至った”
“芝村英吏は彼女と共に介入者(プレイヤー)の介添えを目的としている”
“紅・エステル・ヴァラは、世界移動者であり被介入者である源健司と結ばれ、世界移動によって他の人間関係を是正する”
/*/
参考:
関連記事:
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
命題:
“フェアリーの魂は世界に影響を与えかねない程に増えているにも関わらず、世界に影響を与えないのは何故か”
201101現在、越前藩国では人口1600万人に対して、
フェアリーが年間4500万程度廃棄されているという状況におかれています。
これについて、質疑での回答により、
世界が滅亡してもおかしくない数値であるとの回答がなされています。
しかし、同時に現状影響が出ていない(うごいていない)との回答がなされています。
これについて、以下のアプローチにて考察を行います。
/*/
越前藩国にて民間に大量生産・廃棄されるフェアリーは、
基本的にユーザーの需要を満たす事を前提として生産されている事がうかがわれます。
この状況から推察されるのは、ユーザーの意にそぐわない、或いはそぐわなくなったフェアリーは即座に廃棄されたり、
換装される、もしくは最初から生産されない、という状況になります。
生身の人間や、それに類する存在であれば、
相手がどのような存在であっても、或いは、付き合ううちに気に入らなくなったとしても、
それを廃棄する、換装する、といった事は成り立ちませんが、
フェアリーの場合は(フェアリー自身の意図に関係無く)それが成り立ってしまう事から、
フェアリーは規定された役割以上の可能性を与えられない、
つまり“可能性が閉じている”という事が出来ます。
/*/
無名世界観においては“同一存在”という概念が、世界構築の要素として重要となります。
各世界は、それぞれ時間の流れの上で起きた事象の集合、
即ち“歴史”を持ちます。
端的に言えば、“歴史”こそが世界の目に見える姿であると言う事も出来るでしょう。
そして“同一存在”は、無名世界観上におけるそれぞれの世界で、歴史に大きな影響を与える存在、或いは全ての世界の上で唯一の存在を元に、
ワールドタイムゲート(以下、WTG)による情報補完を経て形成される、
他の世界でも歴史に同様の影響を与える存在、という概念(註1)となります。
同一存在の内、一般的には知類の名前が多く挙がります。
これは、歴史上において大きな影響を与え得る“可能性”を持つのが、
知類であると端的に示す例であると考えられます。
ここで問題となるのが“可能性”という物になります。
ここでの“可能性”とは、“何らかの事象を起こす事が出来る確立”とします。
例えば、人間自身は、空を飛ぶ事も、海を自由に泳ぎ回る事も出来ません。
これを“人間”という枠組みであると定義します。
しかし、人間は飛行機を作り、船を作り、空を支配し、海を手中に収めました。
これを以て“人間は空を飛ぶ可能性も、海を闊歩する可能性も持っている”と、
“人間”という枠組みを外れたと考える事が出来ます。
そして、このような“不可能と思われる事を可能とする=枠組みから外れる”偉業を為した人物は、
一般的に歴史に名を残す、即ち伝説上の存在となります。
伝説とは、多くの耳目に触れ、多量の情報として世界に溢れる事から、
その影響によってWTGが解放され、世界間に伝播する事によって、
同一存在が形成されると考えられます。
しかし、そのような偉業を為した人物が、
他の人物と違って異常に発達した脳を持っていたりするなど、
明らかにその世界の“人間という枠組み”から外れた存在であった訳ではありません。
これを端的に表現するならば、
“ある枠組みの存在(例えば人知類)が、全て等しくその可能性を持っていた”
と言う事が出来ます。
故に、その可能性を持ち得る存在が、大量に喪われる場合、
(例.世界滅亡クラスの大量死、など)
“歴史=世界”を構築する要素の受け皿=同一存在となれる“可能性”を持つ存在が規定数を下回り、
後の歴史を構築出来なくなり、世界としての破綻=崩壊を迎えると考えられます。
これが現在問題視されている、大量の死者による世界崩壊モデル考察となります。
/*/
前述の通り、フェアリーは“可能性が閉じている”と考察しました。
これは即ち、彼女達はその魂の有無に関わらず、
“あるユーザーに希望される形質となる可能性”しか持つ事を許されていないと考えられます。
この現状では、彼女達が他世界からの可能性の受け皿となる可能性は無く、
また、彼女達の可能性が限定されている事から、同一存在が形成される事も考えにくいと言えます。
以上の理由に基づき、歴史の観点から彼女達を観測すると、
“失われても歴史には影響を与えない存在”と見なす事が出来、
それ故、現在の大量廃棄によっても、その魂が世界構造に影響を与える事は無いと考えられます。
逆説的には、全てのフェアリーが人と同様に扱われ、
人との間で互いに愛を持って接しあう存在となる=完全に人と同様の存在になるか、
グランパが80兆のBALLS達の中で伝説の存在となったかのように、
伝説を生み出すに足るフェアリーが生まれ、死んでいく事で伝説の存在が形成される事があれば、
フェアリーの魂が世界の構造に影響を与える事態も起こり得る、と考えられます。
/補:ガンパレード世界におけるクローンの扱い/
以上の考察に基づいた場合、
ガンパレード世界におけるクローンは生産される存在であり、
フェアリーと共通点を持つ存在である事が考えられます。
ガンパレード世界において、一般的となっているクローンは“単体クローン”とされ、
赤ん坊の状態にまで育った後、親元に送られるという形式(註2)がとられています。
また、芝村勝吏準竜士は、両親となる人物から遺伝子を受け継ぐ事によって生まれたとされる(註3)事から、
クローンの素となる遺伝子は両親のいずれか、稀に両人から得ていると考えられます。
その為、問題を内包しているものの、根本的には人間の形質と“可能性”を保持していると考えられます。
絢爛世界における“義体の換装”は、ガンパレード世界におけるクローン技術の情報補完された形であると見られます。
以上より、クローン技術には誕生する人間の“可能性”を限定する要素が少ない為、
隣接世界への情報補完が起こり得る技術である=クローンが世界構造に対して影響を与え得る存在である、として結論致します。
/*/
(註1:便宜上、ここでは概念という扱いにさせて頂きました)
(註2:悠木映の例。「(略)私の親、私が来るまで男の子だってずっと思ってたのよ。」)
(註3:(旧謎板 303 やがみ) 準竜師は両親の遺伝子から生まれた合成型クローンです。(後略))
参考:
元質疑
words of gpm 悠木映
芝村勝吏
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
問題提起:
ガンパレードオーケストラ(以下、GPO)三部作は、
いずれも幻獣戦争における一局面をクローズアップして観測している視点となっています。
その三部作の中にあって、最大激戦区の一つとされる自然休戦期前の広島を部隊とし、絶望的な戦域からの生還を画策する“緑の章”は、
戦域的に後方であるとされる“白の章”“青の章”とは異質であると言えます。
また、“緑の章”は、その人間関係(別項参照)においても、
“世界移動者”“時間移動者”と見られる人物を擁しており、
他の章とは一線を画す要素が散見されます。
そこで、当仮説は“緑の章”をGPO三部作における一つの特異点と仮定し、
この異質性の由来を検証する事を、問題として提起します。
/*/
仮説:
GPO“緑の章”における登場人物の中で、一際異彩を放つと見られるのが、
芝村英吏の存在と言えます。
彼のイベントを追い掛けると、“緑の章”におけるプレイヤー部隊の政治的動向は彼の手腕に頼る部分がほぼ全てと言って良く、
それ故に、プレイヤーは純軍事的方面、または部隊内の調停や学業に専念出来ていると見る事が出来ます。
(私生活の範疇については語るに及ばず、です)
しかし、GPO“緑の章”は、前述の通り最激戦区の一つとされる戦域から、
離散しそうな部隊を再統合し、民間人と共に部隊を生還させるという、極めて困難な任務を前提としており、
その提案者であり立役者こそ、芝村英吏であります。
即ち、彼の存在無くしてGPO“緑の章”は成立し得ないと考えられます。
それは、別項において仮説提示させて頂いた、“介入ポイントの確定”のみならず、
“戦略目標の策定”“目標達成に至る政治的工作”等、
多岐に渡る激務をプレイヤーに対して献身的とすら言える働きによってこなす姿を垣間見る事が出来ます。
これについて、彼の働きが無ければ、プレイヤー=隊長は文字通り“忙殺”される事は必定であると考えられます。
それだけの手腕を持つにも関わらず、(プレイヤーによる介入が無い限り)彼が表立って隊長となる事はありません。
これは、キャライベントにおける彼の言動からも明らかになっています。
“(経緯、略)
「誓って忠誠を捧げます。
他の誰が何と言おうと、
私は貴方の優秀な部下だ」 ”
“(経緯、略)
プレイヤー:(なぜ君が隊長をしない?)
「俺は、偉くなろうとは思っていない。
そんなものに何の価値がある。
俺は、自由になりたいだけだ。
隊長とかいう称号は、俺に自由を約束しない。
だから、いらない。
そんなものはお前にやるよ。
(後略)”
“(経緯、略)
「…馬鹿が。
お前さえ信じていれば、
俺はそれだけで良かったものを。
(後略)”
このように、彼は“部隊におけるプレイヤーの裏方である”という点について、
裏表無くその姿勢を貫く意思を露わにします。
この、
“プレイヤー=表舞台にて、華々しく手腕を振るう”
“副官=舞台裏にて、様々な工作を駆使し、憎まれ役になろうとプレイヤーをサポートする”
という構図について、似たような構図を持つと考えられるのが、
“絢爛舞踏祭”における
“プレイヤー=希望の戦士”
“副官=ソーイチロー・ヤガミ=火星独立戦線指導者アリアン”
であると考えられます。
また、この考察を補強する要素として、彼の名前である“英吏”が、
“エイリ→エイリアン=アリアン”
というルールに基づいていると考察します。
当仮説では、これを導入として以下の仮説を提示します。
“GPO“緑の章”は、“絢爛舞踏祭”と類似性を持つ”
/*/
まず、この仮説を検証する為に、GPO“緑の章”における人間関係問題(別項)より、
人物相関を考察します。
最初に挙げられるのは、紅・エステル・ヴァラとなります。
別項において、彼女は絢爛世界からの時間移動者であり、エステル・エイン艦氏族・アストラーダ、
後のエステル・ヴァラ・夜明けの船氏族・夜明けの船であると仮定しております。
即ち、絢爛世界の人物本人である事から、
GPO“緑の章”と“絢爛舞踏祭”の相関性を示す一つの柱として提示を行います。
続いて、この仮説における中心点となる芝村英吏ですが、
前述の通り、彼はネーミングルールと介入者(プレイヤー)の積極的支援者であるという点、
支援が軍事的方面より政治的方面へ突出している点、
そしてエステルとの関係性等の類似点が見られる事から、
アリアン=ソーイチロー・ヤガミの存在をなぞる人物である(同一存在?)と考えられます。
そして、部隊長となり、芝村英吏の補佐を受け、
エステルを受け入れる役割を果たす介入者(プレイヤー)が、
絢爛舞踏祭における希望=ホープ(※補足)であると考えられるものであります。
/*/
これらの人物的相関に加え、絢爛舞踏祭とGPO緑の章の類似点となるのが、
彼らの置かれている環境となります。
先にも述べた通り、このGPO緑の章は、
他のGPO三部作と比して、目標が“期間内の生存”とされる、
比較にならない激戦区に置かれております。
友軍の支援も根本的に期待出来ない孤立した戦場において、
プレイヤーが属する部隊が持つ政治的手腕と戦力のみを頼りに戦闘を切り抜ける、
この環境が、絢爛舞踏祭における夜明けの船が置かれた状況と類似すると考えられます。
この二つの観点を立脚点として、
“GPO“緑の章”と“絢爛舞踏祭”の類似性は、双方の関連性を示唆する物である”
という観点を仮説として提示し、以下に続く仮説の前提とします。
/*/
GPO“緑の章”と“絢爛舞踏祭”が関連する事態であるとした場合、
問題となるのが“GPMからの参戦者”となります。
- 芝村舞(当代ガンプの長にして、次期シオネ・アラダと目される青の厚志の生命線)
- 滝川陽平(後のエルンスト、ビクトリーを筆頭とするタキガワ一族の始祖)
- 石津萌(後に滝川陽平の妻となり、タキガワ一族の始祖となる)
- 善行忠孝(時間犯罪者となった原素子の(元?)思い人)
以上の4名が、この危険度の極めて高い戦場へと配されている事となります。
併記した通り、彼らは無名世界観にとって極めて重要な側面を持つ人物であり、
その生死如何は、後の歴史にとって大きな影響を与える事が考えられる上、
場合によっては彼らを盾に、関連する人物(プレイヤー含む)を操る事すら可能になると言えます。更に、介入者(プレイヤー)が介入可能である=WTGが近辺に開放中であるという事から、
相関性を持つ戦場である“緑の章”と“絢爛舞踏祭”の間に、
プレイヤー以外の介入による操作が行われる可能性が推察されます。この可能性が実際に行われた事を示唆する事例が、
本来(PS2版)であれば、介入者の介入ポイントとなる“隊長”の位置に、
テンダイスやドラマCDでは善行が配置される事となります。この“配属”は一見すると、無理が無い物と見られます。
しかし、別項における緑の章の人物相関や、“絢爛舞踏祭”との相関性、
GPMからの参戦者が持つ事情等を統合して考察すると、
作為的な構造が浮かび上がる事となります。即ち、
“GPO緑の章”時点における介入ポイントからプレイヤーを排除する事により、
同時点におけるWTG(プレイヤーが介入していたと考えられるもの)、
“絢爛舞踏祭”への影響性、
“GPMからの参戦者”とその関係者への影響性という、
無名世界観の今後を占う大きな要素が一挙に宙に浮く事となります。
当仮説では、これを何者かの作為によると仮定し、
その根拠として、
“儀式魔術“アプローの涙”13日目(夜)39 ペロ大ピンチ(1)”より、
ポチ王女(当時)の発言を記載します。“(略)「あ、そうだ、新作でたのよ。ガンパレード・オーケストラ青の章。限定版買うのすっごい苦労したの。通信障害もねえ、なんか直ったの」尻尾ふりふりの勢いで、ポチは言った。(後略)”ここにおける“通信障害”を、
当仮説における“プレイヤー以外の何者かによる介入”の結果であり痕跡とし、
これと前後する、そしてこれ以降の“緑の章”が、プレイヤー以外の何者かによって介入を受けた物であると仮定する物であります。/*/※補足別項においては、部隊長に当てはまる人物を“源健司”であると仮定しました。
これを補足する観点として、源健司がNPCである場合、
その生存とイベントコンプリートを両立させる事が極めて難しい点を挙げます。まず、NPC源健司は、仲良くなった後、戦闘に敗北すると、味方を庇い強制的に戦死します。
しかし、緑の章ではゲームの仕様上、高確率で敗北する戦闘がある為、
NPC源健司と仲良くなった場合、死亡率が非常に高い事となります。次に、青の章におけるNPC源健司を転戦させた場合において、以下のような発言があります。“スキピオ連れてくりゃ良かったなあー。…(後略)”この発言を見る限りにおいて、青の章時点における源健司は、
スキピオとある程度以上の関係性を持っている事が推察されます。これが、スキピオに騎乗する関係性に至っていると考える場合、
源健司は元々主従関係にあるグリンガムを失っている事になります。
しかし、NPC源健司はキャライベントクリア条件に“グリンガムの生存”があり、
この関係性構築は無理があります。これを解決する観点として、1.青の章はバカンスであり、プレイヤーは指名者を呼び寄せる事が出来る。(岩崎発言より)
2.源健司は介入によって戦い抜き、グリンガムを失い、青の章時点へと至っている。この二つを並べて考える事により、
“源健司は、介入によって緑の章を戦い抜いた後、ゲストとしてプレイヤーに招待された”
と考えられる事となります。
これを観点の一つとして、当仮説は提唱する物であります。/*/当仮説、並びに別項による緑の章考察において、
中心となる介入者の位置には男性プレイヤーの分身であるホープ
(GPO緑の章においては源健司)
を据えて展開しております。この点に関する一つの考察として、
“緑の章”と“絢爛舞踏祭”は、源健司、及び希望の戦士をメインとしてプレイする事を
主眼として設計されていると仮定します。基本的にこの両者は、難易度がかなり高めに設定されたウォーゲームであり、
人間関係、或いは物語を純粋に楽しむゲームとしてはシビアな設定となっています。しかし、PCが男性に固定されては、情報供給の間口(≒プレイヤー人口)が狭くなり、
また、両者の仕様上、人間関係を最大限楽しむ事を否定していない事から、
女性PCの受け皿が必要となります。謎的視点から矛盾無く考えられる人物を指定する場合、その受け皿となり得るのが、
“緑の章”における紅・エステル・ヴァラであり、
“絢爛舞踏祭”におけるエステル・エイン艦氏族・アストラーダであると、当考察では提示します。これは“緑の章”及び“絢爛舞踏祭”が、強い類似性を持つ事件であり、
世界をまたいだ同一時点で起きている同一存在事件であると仮定する観点によるものであります。この観点によると、双方の事件はWTGを通じてお互いに影響を与える事件であり、
男性PCであり、“緑の章”の隊長となる源健司は、
“絢爛舞踏祭”における艦長(となるであろう)ホープの影響を受け、
女性PCであり、“絢爛舞踏祭”における(艦長として高い技能とモチベーションを持つ)エステルは、
“緑の章”において(主に女性)プレイヤーが介入するエステルの影響を受けると考えられます。以上の源健司とホープ、
或いは紅・エステル・ヴァラとエステル・エイン艦氏族・アストラーダにおける、
双方向の関係性を以て、“緑の章”と“絢爛舞踏祭”における類似性の補足とさせて頂きます。/*/以上の観点つきましては、
当HP“黒天の羅針盤”が、独自の観点と考察に基づき、
“絢爛舞踏祭”、或いは“GPO緑の章”をそれぞれの物語として捉え、
“一つの謎的に矛盾しない結末を持つ物語”とする為の構築を行っております。
その為、他の主人公によるプレイを否定したり、
プレイヤーの性別による差別的考察を行う物ではなく、
また、他の考察に基づく謎的アプローチを一切否定する物ではありません。
これらの点について、ご了承頂けますよう重ねてよろしくお願い申し上げます。
資料作成の際は、そのような表現とならないよう細心の注意を払っておりますが、
万が一、ご不快に思われるような点がありましたら、
一切の責任は編纂者である吾妻 勲にあるものであります。
/*/参考:
紅・エステル・ヴァラ
(セリフ)芝村英吏
(セリフ)エステル・エイン艦氏族・アストラーダ源健司
(シナリオ)
(青の章転属)アリアン芝村舞
青の厚志滝川陽平
石津萌
滝川一族善行忠孝
原素子13日目(夜)39 ペロ大ピンチ(1)岩崎仲俊(青の章転属セリフ)関連記事:
GPO“緑の章”における人間関係問題
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工藤百華の“恋人”考察
仮説提示・監修:10-00366-01:あんぐら2
文章編纂 :42-00537-01:吾妻 勲
注:
この考察は、無名世界観作品群より得られた設定に基づき考察を行った結果となります。
その為、結果的に現時点までに展開されたゲーム結果や、読者の皆様がお持ちのご意見に対して、
否定的な見解となる可能性も多分に含んでおります。
しかしながら、当方としましては皆様のご尽力やご意見を否定したり、
誹謗、中傷、差別的な意図は全く持ち合わせておりません。
皆様のご尽力やご意見に対し、率直な敬意を表すると共に、
一つの見解としてこのような考察を展開させて頂いた物であります。
何卒、その旨ご理解頂いた上で、多様な見解の一つとして受け入れて頂けましたら、この上ない幸いであります。
それをご理解頂いた上で、なおもご不快な思いを抱かれてしまう事もあるかもしれません。
その節は、全て編さん責任者、吾妻の筆力が至らない事に尽きる物であります。
問題提起:
「私の恋人は、世界を救うわ。世界中の何もかもと、適当に折り合いをつけて。(以下略)」
「(前略)そんな風に世界の何もかもを殺すような顔をしていなくても。 (後略)」
(工藤百華:GPO白の章、キャライベントより)
“ガンパレード・オーケストラ(以下、GPO)白の章”の登場人物である工藤百華は、
PCと親密になる事で、上記のように意味深な発言を行います。
一見するとプレイヤー(=介入者)に向けられたかと思える程、
“無名世界観らしい”これらの発言ですが、彼女の視点からすれば、
これは“部隊内の誰か=登場人物のいずれか”に向けられたものであると考えられます。
“本来どの人物に向けられた物であったか=どの人物が、この発言に当てはまる行動を取っていたか”
という観点に着目し、
“GPO”において、“世界を救う”或いは“世界の何もかもを殺す”と目されたかを、
当考察における主題として提起致します。
/*/
仮説:
まず、この仮説が前提とするのが、ゲーム“GPO”における、転属の不可逆性となります。
GPO三部作をプレイされている方であればご存知の事と思われますが、
GPO三部作は、転属によってPCを白の章→緑の章→青の章と異動させる事が出来ます。
しかし、転属は白から緑もしくは青、緑から青という順序でしか行う事が出来ません。
(緑、もしくは青から白へ、は不可能)
この事実に加え、白の章における工藤百華のキャライベントが、
両者の馴れ初めを描いたものであろう事を踏まえ、
当仮説では白の章における所定の参戦者(3241小隊+4名)のみを対象とし、
展開を行います。
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工藤百華は、外見こそ完全に女性ですが、元は男性です。
“人口管理所・疾病研究課”、通称“ラボ”の被検体であり、女性化処置を施された結果、
身体構造はほぼ女性となり、シナリオ中にも進行しているという本人の発言が見られます。
「うーん。いかん、また女性化が進行している。(後略)」
その為か、男女いずれのPCでも攻略可能であり、性別によってイベント内容が変化する事が無く、
仕様上“工藤百華の恋人”は、男女いずれでもなり得る、という構図が成り立ちます。
「(前略)好きになる時、性別を選ばないでいいのはいいところだ。(後略)」
ここで、当仮説は一つの論理的整合性を持ち得る解答として“工藤百華の恋人”を導く為、
- “GPO白の章”におけるデフォルトでの感情評価値(註1)
- 特定条件下における工藤百華とのイベント
この2点を、“工藤百華の恋人”を特定する為の裏付けとして提示します。まず、デフォルトの感情評価値に基づくと、
工藤百華は女性に対して基本的に無関心であり、好意的な感情はほとんど無いと見られます。男性に対しては、一部を除いて一定の好感を持っている事が見て取られます。
この事から、工藤百華の意識は男性に対して向きやすい、という基本的傾向があると判断されます。特定条件下におけるイベントにおいては、その内情を垣間見せるような発言が見られます。「(前略)女なんかロクでもないぞ。
(中略)すぐもう、女とは縁を切りたくなるぞ。(後略)」(イベント発生条件=PC男性、工藤百華と仲良くなって後、他の女性と仲良くなると発生)デフォルトの感情評価値を鑑みると、
その発言の内情が、必ずしも感情的な誇張だけではないと考えられます。これらを根拠として、“工藤百華の恋人”は、男性であると仮定し、
この仮定に基づく絞り込みを行います。/*/“GPO白の章”に参戦する男性キャラは、・岩崎仲俊
・上田虎雄
・小島航
・佐藤尚也
・竹内優斗
・谷口竜馬
・野口直也
・小島空
・ハードボイルドペンギン(以下、HBペンギン)
・青の厚志 (速水厚志)
・瀬戸口隆之…以上11名となります。まず、工藤百華エンディングにおいて、“(前略)あんなに何かをまったのは、そうプロポーズ受けた日、くらいかなぁ。(後略)”
(白の章)“ウエディングドレスにするかどうかが問題でした。(後略)”
(青の章)というように、恋人とは結婚を思わせる深い関係にある事を示唆しています。その為、青の厚志、瀬戸口隆之の両名は、5121からの参戦者であり、
既に恋愛関係にある人物が居る事を鑑み、そこまでの関係に発展する可能性が低いと判断し、
“工藤百華の恋人”候補から除外します。同様の事由から、他の女性との関係性が強調される、
岩崎仲俊、佐藤尚也、谷口竜馬の3名も、候補から除外する事が可能であると考えられます。以上により、残る候補は、
上田虎雄、小島航、竹内優斗、野口直也、小島空、HBペンギンの6名となります。この内、竹内優斗は“白の章”において、ある事件に関与してレムーリアへ世界移動する為、
“白の章”参戦者との人間関係を維持する事は難しい(註2)事を根拠として、
候補から除外を行います。次に、青の章に転属した小島航のセリフによると、「兄さんはやる事があるって言っていたけど、…(中略)
それより義姉さんとうまくやっているのかな。…(後略)」
(青の章より)このセリフにおける“兄さん”とは、実の兄である小島空を指す物と考えられます。
また、青の章において、小島空と村田彩華が結ばれたと見られる表現が示される事から、
“義姉さん”とは、村田彩華であり、小島空と婚姻、或いはそれに近い関係にあると推察されます。
これを以て、当仮説は小島空を候補から除外します。更に別の観点から考察を加えると、
工藤百華はその出自、或いはイベントの端々で“ただの人間”という言葉を使う事などから、
“普通である”事に対して一種の羨望を持ち、異能を忌避する傾向があると見られます。
加えて、リーダーについての私見を述べる事もある点を踏まえると、
“工藤百華の恋人”候補は“白の章”時点において、
リーダーの資質から縁遠い人物である事が縁遠いと仮定出来ます。これにより、逆に“普通である”事を忌避し、リーダーの資質を持つ野口直也、
異能そのものであるHBペンギン、
異能と親しい上田虎雄の3名も、候補から除外される事となります。
加えて、上田虎雄は後に精霊手を習得し、思い人である菅原乃恵留を救うとされる点も考慮されます。以上の点を全て考慮した結果、“工藤百華の恋人”候補は“小島航”であると仮定し、
次項にてその補強を行います。/*/小島航は、3241小隊前任小隊長である谷口竜馬と親しく、
良く彼をサポートする立場にあった為か、リーダーとして前へ出る事は無かったと考えられます。
その為、周囲から彼がリーダーとして見られる環境は無いと思われ、
工藤百華のリーダーという存在に対する想いを語られる人物として不自然ではないと考えられます。
(註3)そして、工藤百華を受け入れられるかについてですが、
小島航は、女性と間違えられる幼少期の経験等から、
自身に言いよって来る“女性”を忌避する傾向がある事、
しかし、自身に言いよって来ない女性である横山亜美を居心地の良い存在であると
認識している事から、
元男性である工藤百華についても、そのロジックが成立する可能性があると考えられます。また、工藤百華の視点からも、対象が小島航である事を示唆する点として、“(前略)
…大丈夫、イザとなったら俺が養ってやるから。(後略)”
(工藤百華、青の章セリフより)という発言が挙げられます。
当初は、“(前略)…そう、玉の輿だ。(後略)”
(同、白の章セリフより)という発言だったのが“恋人”との付き合いを経て、相手を養う、
という考えに至ったと考えられます。これは即ち、“恋人”が決して裕福な人物ではない事を示唆しており、
名家の出身であっても、自身に裕福であった記憶が無い小島航の生い立ちと合致すると考えられます。以上の観点を元にして、
小島航と工藤百華が恋人関係になる(=ゲーム上イベントをクリアする)と仮定し、
双方のキャライベントから、その考察が示唆される部分を例示します。“航の視線は鋭い。
鋭いというよりも、ひどく冷たく見える。
「…? なに?」
(何を思いつめているの?) (後略)”
(小島航、白の章キャライベントより)“「隊長。もっと明るくてもいいと思いますよ。
そんな風に世界の何もかもを殺すような顔をしていなくても。 (後略)”
(工藤百華、白の章キャライベントより)このように、双方向性を持つと考えられるイベントが両者の間に散見される事から、
両者に深い関係が構築される可能性があるとして、
当仮説は、“小島航が、工藤百華の恋人である”と提示します。/*/
註1:
デフォルトの感情評価値は、プレイヤーによる介入を受け付ける前の感情を端的に示す物であり、
各人に向けた基本的・潜在的感情を探る指標と考えられます。
流動的な値ではありますが、通常の人間関係レベル(プレイヤーの介入無し)
では極端な変動を起こす事は少なく、
基本的な対人傾向を測る参考としては十分であるとの判断により、裏付けとして使用致しました。註2:
ある人物が世界移動存在となった際、元居た世界におけるその人物に関する記憶は全て消失します。
(参考)
これに基づき、世界移動者となった竹内優斗が、
他の白の章参戦者と関係性を保つ事は難しいと判断しております。註3:
但し、彼は潜在的にリーダーとしての資質を身につけているとされ、
将来的にリーダーとなる可能性を持っています。“【プロフィール】
(中略)
14歳:勉強の中でリーダーシップを身に付けた。(後略) ”
(白の章、戦闘記録、小島航での開始時より)参考:
工藤百華
(セリフ)
(青の章セリフ)
(攻略情報)竹内優斗
(セリフ)
香川優斗小島航
(セリフ)
(青の章セリフ)世界移動存在ページトップへ