ださそうしゃ

Last-modified: 2024-11-14 (木) 12:40:31

NPB元審判員・西本欣司による場内説明のこと。


概要

2012年8月31日の読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦内でのプレーを発端とする説明が由来。
8回表無死2・3塁からDeNA・森本稀哲がスクイズを試みるが捕手の前に転がり、本塁突入の三塁走者がタッチアウトとなる。このプレーにDeNA・中畑清監督が「打球が森本の体に当たっているので守備妨害が成立する」と猛抗議*1。アピールは認められ西本球審が場内説明したのだが、中畑監督の迫力にビビったのかそれとも緊張のためか、何度も噛みまくって失笑を買ってしまった。

場内アナウンス

「球審の西本です。只今のプレーについ、て、ごせ、ご説明いたします。
ださ、打者の、えぇ、ださそうしゃぁのぅ、ぇ失礼しました。
打者走者の森本選手が打者席の外でフェアの打球に当たりましたので、
えぇ打者の、ださそうしゃの森本選手をアウト。
えぇ各走者を元のぇ投球当時の塁に戻し、ワンナウト二塁三塁で再開いたします」


動画(2:50から)

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その後

その後も西本は審判員生活を続けて(時には騒動になるようなことも起こしたりしたものの)欠場することなく出場を続けていった。そして、2024年10月2日に行われた巨人対DeNA25回戦(東京ドーム)での球審をもって審判員を勇退。しかしこの際もよりによってカミカミな挨拶であったため、前述の話も含めてそもそもがあがり症かなにかで言葉を嚙みやすいのかもしれない。


関連項目



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*1 「自軍の選手が反則をした」と主張する珍しい抗議だが、これはスクイズ失敗ならば一死一、三塁となるが森本の守備妨害が認められれば走者は戻され一死二、三塁で再開となるからと考えられる。なおDeNAはこのチャンスを活かせず敗れた。