元埼玉西武ライオンズ・呉念庭(ウー・ネンティン)の蔑称。言うまでもなく、関西弁での「打てん(=打てない)ねん」を掛け合わせたもの。
概要
呉は2015年のドラフト会議で西武から7位指名を受け入団*1。遊撃手が固定できないチーム事情から期待を受けるも、なんJ民からはその名前と打力の低さを捩られ蔑称が誕生した。
なお同年の呉は43試合出場で打率.194と、蔑称通りの成績を残している。
ちなみにウラディミール・バレンティン(元ヤクルト→ソフトバンク)も不調時は「ウテンティン」などと言われた。また、MLBのジャンカルロ・スタントン(マーリンズ→ヤンキース)も好不調の波が激しいことから「ウタントン」と揶揄されることがあるが、日本では1979年に34試合連続三振の日本記録を作ったリロイ・スタントン*2(元阪神)を指して使われていた歴史ある蔑称である。
ウテルネン
この蔑称から転じて、呉が活躍したときは「ウテルネン」とも呼ばれている。2021年にはプロ初ホームランを放つと好調なまま2桁本塁打を達成、さらに規定打席に到達するなど大幅な打撃の向上を見せたため、一時期はこちらの方が使われることも多かった。
しかしその後は再びウテンネン化。2023年限りで退団し、台湾CPBLでのプレーを目指すこととなった。