ファントム【ふぁんとむ】
夢幻のラビダンジョン・クロムバス・ファメス遺跡に登場する、ゴーストによく似たモンスター。
グレンベルナではよく似たアイソマーファントムが登場する。
いずれのコンテンツでも、ファントムの出現有無で戦術を切り替えなければならないほど厄介な相手。
特徴
かつてエリン最恐とうたわれたゴースト系のモンスターらしく、パッシブディフェンスや中級魔法
そしてダウン時にターゲットの元にテレポートもしてくるので
純粋にタフで、放っておくと魔法を使ってくる嫌らしいモンスターなのだが
なによりタチが悪いのがペット呼出を解除し、呼出を禁止する「ファントムの咆哮」。
- ファントムの咆哮は出現してすぐ使ってくる。
認識状態に関わらず使ってくるのが何ともいやらしい。
しかもファントムを全滅させるまで召喚禁止は続く。
初出の夢ラビ実装当時は強力なペットで敵を縛り付けて蹂躙するのが主流となっており
また、ペット召喚連打でなくてもディヴァインリンクを活用することで戦闘の安定化も図られていたが
その全てを禁止するファントムは当時のマビノギの戦闘のアンチテーゼとして君臨。
多くのミレシアンを地に伏せさせた。- しかもファントムが実装されている全てのコンテンツにおいて、行動不能状態に大きな制約が課されている。
- 夢ラビ、クロムバスでは自力での起き上がりと遠隔羽が使用不能。
- グレンベルナは自力での起き上がりが許されているが、それも決められた回数までの話であり
規定回数に達すると、夢ラビ・クロムバスと違って味方からの救出すら不可能となってしまう。 - ファメス遺跡はそもそも、行動不能になった時点で終了。
自動復活バフを選んでいる時のみその回数分だけ復活可能。
そうした甘えを許さないファントムはミレシアンにとって恐怖と怨恨の対象となった。 - ファントムの咆哮を使われた瞬間、2秒半ほど打撃音とともにキャラが硬直する。
硬直中はまだペットの呼出が可能であるが、硬直が解除される頃合いぐらいに呼出解除と禁止が発生する。
また、些細な事ではあるがファントム出現時の咆哮は開幕の動作を問答無用で阻害するので
ペット禁止能力以上に行動を崩されやすく、蛇蝎の如く嫌われている。
特に敵が沸いたときの初動を完全に潰されてしまい、硬直中に殴られてデバフや痛打をもらうなどのケースが相次ぐ。 - 特に、ファントムを倒しても再召喚される場合は極めて厄介。
具体的に言うと、夢幻のラビダンジョンである。最深部ボスとその前座の両方でファントムが召喚されるのだが、倒したら即再召喚と咆哮が飛んでくる。
範囲攻撃に巻き込んで倒してしまうことが大体のケースである。
ボスが厄介な取り巻きを無限に引き連れた非ダウン、さらにデバフの関係で近接するには危険の多いタイプであることも相まって、
遠距離攻撃での対処が楽なのだが…そのすべてをファントムが台無しにする。
- しかもファントムが実装されている全てのコンテンツにおいて、行動不能状態に大きな制約が課されている。
- 防ぎようのない無慈悲な硬直は、マビの戦闘デザインをぶち壊しにするもので、今と違ってタフネスとキャラパワーで殴り倒せない時代の怨嗟は凄まじいものがあった。
- こうした厄介極まりないファントムの咆哮であるが、回避することも一応可能である。
- 咆哮による打撃音が入る瞬間、アンカーラッシュ等のスキルで無敵状態になっていれば回避出来る。
ただしタイミングの見極めには慣れを要し、無敵時間が一瞬のスキルでの回避は困難。- ディヴァインリンクの動作中は無敵でありこちらは無敵時間が結構長く、特に夢ラビでよく使われた。
- 実際にペット禁止になる瞬間にペットに騎乗状態であれば、ペットの呼出は解除されるものの
再召喚は禁止されない。但しこの方法はファントム出現後暫く、ペット解除まで乗り続けないとならない。
うっかり早めに降りてしまったりするとまともに咆哮をくらってしまうので焦らないように。 - そもそもファントムとの距離が大きく離れていれば咆哮をくらうこともない。問題はそんな距離をとっていられる状況でもないことが多いのだが。
出現から一定の周期で咆哮を使ってくるので、一度避けたからといっても油断ならない。
2回目以降を読んだり避けたりするのは非常に難しいので、避ける場合も基本は2回目を放つ前に倒してしまうか
または回避1回で得られるアドバンテージを生かすのみに留められるだろう。 - 咆哮による打撃音が入る瞬間、アンカーラッシュ等のスキルで無敵状態になっていれば回避出来る。
- ファントムの咆哮を回避したり対処したりするのは
フィールドに入った時やスイッチを押してすぐの最初の戦闘だけなら十分可能なのだが
2段階目以降の沸きであったり、ボスが召喚したりする場合も多く
そうなってしまうと咆哮回避の難易度は各段に跳ね上がる。
とはいえ状況次第だがペットに乗っての回避程度ならなんとか出来る事も多い。
