[百々目の幽鬼]とどめき
プロフィール
兄が迎えに来るといったが来なかったので、とどめきが迎えに行くことにした。桜の着物に角を隠せる大きな傘。準備は万端だ。
とどめきは留め鬼。鬼を留めるもの。留めるべき鬼は誰なのか、わからぬままに兄を探し続けている。時代が変わったことにも気づかず、探し続けている。
「おにいさま、今度はわたしがお迎えに」
- 綴り(一例):Todomeki/百々目鬼/百目鬼/留め鬼
- 出身:和の国
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:留め鬼
- 武器:幽刀
- 趣味:ひとり遊び
- 性格:じゅんすい
- 一人称:わたし
- 実装日:2016年10月14日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:炎
- 武器種:斬撃
- リーチ:中衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
画像ファイル
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
- イラスト・Xへのリンク
ユニットイラスト
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
とどめきを漢字にすると百々目鬼と書ける。 - ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)
<紹介所・夜>
ユウ「ああ、気づいたらもう夜中だ。はやく帰らないと……、」
ユウ「ん?」
とどめき「……、」
ユウ「角……? 動物の国の人、か?」
とどめき「おにいさま!?」
ユウ「えっ?」
とどめき「えっ?」
とどめき「……。」
ユウ「いたっ!? いだだだ、当たってる! 傘が刺さる、顔に刺さる!」
とどめき「あっ、ご、ごめんなさい! よく見ようと思ったら、つい……。でもあなたはおにいさまじゃありませんのね。」
ユウ「おにいさま?」
とどめき「そうよ、わたしのおにいさま! 優しくって素敵な方なの。この桜の着物だっておにいさまに頂いたの!」
とどめき「でも、どこにいらっしゃるのかしら。わたしはずっとお迎えを待ってるのに……。」
ユウ「紹介所で待ち合わせをしてたのか?」
とどめき「いいえ、迎えに来てくださるの! だってわたしは部屋から出られないんだもの。待ち合わせなんてできないわ。」
ユウ「部屋?」
とどめき「ええ、誰も知らない部屋なのよ。わたしも小さい頃は知らなかったの。そう、額に……、」
ユウ「額に?」
とどめき「わたし、なにかへんじゃないかしら。」
ユウ「へん?……いや、別になにもおかしくないと思うけど。」
とどめき「そう?」
ユウ「あ、ああ。強いて言うなら、室内で傘をさしてることくらいかなあ。でも、そういう人はたまにいるし……。」
とどめき「そう、そうなのね。わたし、へんじゃないのね。ふふふ、面白い方!」
ユウ「そんな面白いこと言った!?」
とどめき「あら? でも、それじゃあここはどこかしら。知らない場所だわ。」
ユウ「いきなりの記憶喪失……!」
とどめき「あなた、ここがどこかご存じかしら?」
ユウ「紹介所だけど……、そのおにいさんが迎えに来てくれる場所とは違う場所、だよな?」
とどめき「紹介所……、わたし、どうしてこんなところにいるのかしら。」
ユウ「えっ、まさか本当に記憶がないのか?」
とどめき「ちょっと待って、もう少しで思い出せそうなの。」
ユウ「よし、それじゃあ、思い出せるように静かにしてるな!」
とどめき「いいえ、むしろ思い出すきっかけになる何かを……、」
ユウ「な、なにをしたらいいんだ?」
とどめき「腹踊りを……、」
ユウ「なんでだよ!」
とどめき「うっ、記憶が遠ざかっていく……!」
ユウ「わかった! やるよ、やればいいんだろ、知らないけど!」
ユウ「はら~、おどり~♪」
とどめき「ふふっ……。」
ユウ「これ記憶に関係ないよな!? やらせたかっただけだよな!?」
とどめき「ふふふっ、あなたって本当に面白い方! こんなに笑ったのって、とっても久しぶり! そう、おにいさまが……、」
ユウ「まさか本当に腹踊りで記憶が!?」
とどめき「おにいさまが……、そう、思い出した。わたし、おにいさまを探しに来たんだったわ。」
とどめき「いつまでたってもお迎えが来なかったから、今度はわたしが探しに行こうと思ったの。だってわたしはもう部屋の中にいなくてもいいんだもの。」
ユウ「……? よくわからないけど、とりあえずおにいさんを探しに紹介所に来たってわけか。」
とどめき「だけど、ここにはおにいさまはいないみたい。」
ユウ「そっか……、これからどうするんだ? 宿に戻るのか?」
とどめき「宿?」
ユウ「まさか宿の場所も記憶喪失で……。」
とどめき「宿をとった記憶がないわ。」
ユウ「そもそも!」
ユウ「わかった、それじゃあここで会ったのも何かの縁だし、今日は俺たちが泊ってる宿に来ないか? ひとりくらいなら都合もつくだろうし……。」
とどめき「いいの? あなたについていっても。」
ユウ「いいよ、今日はどこの宿もいっぱいだって聞いたから。」
とどめき「ふふふ、面白い方!」
ユウ「面白いポイントがいまだにわからない……。」
とどめき「ねえ、お名前はなんていうの? わたし、あなたのお名前を知りたいわ!」
ユウ「ああ、そういえば自己紹介もまだだったな。俺はユウ。一応、癒術士だ。」
とどめき「ゆじゅつし? 聞いたことないわ。」
とどめき「でもいいの、あなたがなんだって! わたしの名前は、とどめき。留め鬼(とどめき)よ。」
とどめき「あなたについていくわ、いつかおにいさまが見つかるその日まで。」
ユウ「えっ、ついてくってそういうこと? 仲間になってくれるのか?」
とどめき「仲間?」
ユウ「違うのか……。」
とどめき「いいえ、仲間、仲間ね! わかったわ、わたし、仲間になるわ! ふふふ、あなたって面白い方!」
ユウ「それは誉め言葉なのかどっちなんだ……。」
とどめき「それじゃあ行きましょ、ユウさま! ふふふ、おにいさまはどこかしら~♪」
ユウ「おにいさんか……。はやく見つかるといいな。」
とどめき「ええ、ほんとうに。」
とどめき「ほんとうに……、どうして迎えに来てくれなかったの、おにいさま。」
ユウ「……えっ?」
とどめき「ユウさま~?」
ユウ「あ、ああ、今行く!」
ユウ(今……、傘の中からこっちを見てる目があったような)
とどめき「ユウさまったら~!」
ユウ「……ただの模様だな、気のせいか。」
ユウ「今行くよ!」 - 人間関係
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等