エレキの国

Last-modified: 2024-04-23 (火) 21:37:39
 

※*部は旅日記より引用

 

紋章

Ereki.jpg
(公式サイトより)

紹介

 エレメントという不思議な力を持つによって発展した国。石造りの箱のようなところに町が点在し、エレメントの力によって外界との行き来が隔てられている。エレメントについては未解明のことがほとんどだが、複数のエレメントを組み合わせることによって、より強力かつ複雑な力を操るエレキを生み出せることなどの基本的な使用方法はわかっている。モンスターを締め出しているゆえに安全だが、代償として人々は退屈を持て余している。(公式サイトより)

概要

 不思議な石の中に存在する国*。モンスターを町から締め出すためにゲートで区切られており、国の外とのやり取りも少なく、物理的にも心理的にも閉鎖的で保守的な国。それゆえに国民は退屈を持て余し、多数の娯楽が発展している。

衣食住

衣服

食文化

 国のどこかにある特殊な土地で作られた野菜や果物を缶詰や携帯食料に加工したものが流通している*。味気なく、毎日食べるには調味料が必須。ただしエレキの国の国民は生まれてからずっとこうした食事なため、あまり気にしていないらしい。料理の文化もあるが、缶詰を煮込んだり、香辛料を調合するといった程度で「味を変える」ことが目的になっている。
 新鮮な野菜はめったに手に入らず、アルコールも高価。外の食べ物は高値で取引される。

住居・建築

通路口と居住区に管理番号が割り振られており、その番号によって位置を知ることができる。(例:N-P-7,N-P-4)
未開の地に近い居住区はモンスターの危険がある代わりに安価。国の中心地は値段が高く、末端になるほど空間の価値が低い。

地理

地形

 四方が石に囲まれており、整備されていない町の外も壁や床はすべて平らで通路と部屋とが分けられている。
 昔の人間が築きあげた建物や残骸、それらが残る手つかずの地を『未開の地』という。

気候

 陽の光が入ってこないため、町の外では風が吹いていなくても肌寒い。反対に町中ではエレキによってある程度温度が調整されていて涼しめ。朝と夜で温度が変わることもなく、町ごとの違いこそあれど一定の温度が保たれている*。朝と夜という概念が残っているのはかつて祖先が外で暮らしていた名残*。

季節

 国が石の中に存在しているため区別はない。

モンスター

 ゲートによってモンスターの侵入を防いでいるため、「一生に3度モンスターを見たら不運」と言われるほど。

文化、教育

教育

  • 学校
  • こどもの家
     かつて身寄りのない者達の生活の場として設立されたが、その役割を終え、今では周囲に暮らす子供たちの遊び場や学習スペースになっている。

文化

  • エレキ・ファイト
     エレキで戦うスポーツ。専用のスタジアムもあり、人気の試合はチケットの入手が困難。

宗教

伝説

社会

 エレメントとそれらを組み合わせてエレキが生活の要。詳細はエレキ一覧へ。
 モンスターから逃れるために外界を遮断している。外に繋がるゲートが開かれている地区は少なく、外の国の人が来ることも珍しい。かつては外からは誰も入れなかったが、最近は少しずつ外の国からの商人も受け入れるようになっている。

施設

経済、産業

居住空間には価値があり、未開の地を開拓するとお金を得ることができる。
(屑拾い、エレキ磨き:仕えそうなものを綺麗にして町へ売りに行く。現代でも同様の仕事があるか不明。)

  • エレキファイター
     エレキ・ファイトで戦う選手。

歴史

かつて何者かが作り、住み、そして廃棄された土地に外から人が流れ着き、住んでいる。非常に高度な文明が残されている。

  • 開拓時代
    現代から50年~程昔のこと(プリルによる命名)。国は未熟で安定しておらず、エレキの技術も局所的にしか広まっていなかった。

法制度

統治機構

選挙で代表者を決める。現在の任期は最大で8年(20年前に決まった)。

交通

 町中での移動は基本徒歩。大きめの町であれば町用の滑り箱、個人のエレキが用いられる。エレキで空中を移動できるが、落ちないような防止策はされている。

  • 滑り箱
     静かで振動の少ない電車のようなエレキ。

職業

  • 刑事
  • 探索隊
    • 解析班

都市

  • ディベールテスマー
      エレキ2ndの主な舞台。刺激と娯楽に満ちた気晴らしの街。睡眠屋、貢がせ屋、劇場、偽恋屋、事件屋、酔わせ屋といった独特のサービスが存在する。 もともとはエレメント依存症の人たちのために作られた街であり、症状の重い人でも安心して暮らせるよう作られた療養地。依存症の不調から解放された代わりに退屈に苦しむことになった人々が退屈を解消しようとした結果が今の街である。

地方

  • パルティ地区
    多くの娯楽施設や、貸し出し用多目的空間が設置されている。他の地区に比べるとゲートが開かれる回数は比較的多く、外の国の人も多い。

民族・国民 

 『失踪者』と呼ばれる退屈に負けたとされ、どこかへ行ってしまった人たちがいる。それでも他国に比べると国の外へ出ようとする国民は圧倒的に少ないと言われている。人々は多数の娯楽を生み出し、退屈を誤魔化しながら生きている。
 モンスターと人の共生を願う人は少ない。