はいゆき

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:05

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幽鳴する灰笛(ゆうめいするはいぶえ)]はいゆき

 

プロフィール

 鬼鎮めの家系に生まれた少女。長く病を患っており、お役目は継げずろくに外出もできない身であったが、最近状況が好転した。
 その半生ゆえか世をすねたような性格をしているが、周囲の人間に恵まれたためか芯までひねくれてはおらず、話してみればあどけない笑顔を見せることもある。

 

「名の通り、灰を噛むような人生でしたわ」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Haiyuki/灰雪
  • 出身:和の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:18歳
  • 職業:鬼鎮め見習い
  • 武器:篠笛
  • 趣味:買い物、観光
  • 性格:おてんば
  • 一人称:私
  • 実装日:2023年4月30日
     

ユニット情報

  • レア:☆4
  • 属性:闇
  • 武器種:魔法
  • リーチ:中衛

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    退却時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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設定画

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。和4th読了後を強く推奨します)

ユウ「いや、びっくりしました。まさか和の国での仕事を、はいゆきさんに手伝ってもらえるなんて。」
はいゆき「お気になさらず。旅先で会った知人を助けるくらい、当然のことでしょう?」
ユウ「ありがとうございます。土地勘のある人がいてくれたら助かると思ってたところで……、」
ユウ「あっ、でも……。はいゆきさん、たしかあんまり外出しない方って……。」
はいゆき「ふ……。心配は無用と申しましょう。」
はいゆき「なにせわたくし、幼きころより鎮めの先達が語るお話を子守唄として育った身。」
はいゆき「直接足を運ぶことはなくとも。街の様子も、暮らす人々の気風も、十全に把握しておりますよの。」

 

はいゆき「……なにこれ。からくり細工?御下槌の?え、聞いたことない……。うわ~、たっちゃんみわ兄も教えてくれればよかったのに……。」
はいゆき「ちなみに、こちらお値段は……。高いかな。いや、高いかもな……。よくできてるもんな……。」
はいゆき「……どう思います?やはり……このくらい、するでしょうか?」
ユウ「その指で作った丸が何を意味するサインなのか、ちょっと図りかねるんですが……。」
メルク「子供向けの細工、と書いてあるのですよ。おそらく、値段のゼロはそれほど多くないのです!」
はいゆき「子供向け!?はー、なるほどね……。……これがナマの市場ってやつか。」

 

イブギオウ「グオオッ!」
ユウ「すごく気が立ってる!なんとか癒して落ち着かせないと……!」
メルク「みゅ~、はいゆきさん……!ユウさんを手伝ってあげてほしいのですよ!」
メルク「鎮めの笛を吹いてあげれば、あのモンスターも落ち着くかもしれないのです!」
はいゆき「よし来た!ま、任せてちょうだいな……!」
はいゆき「────♪ ────……、げほ、げほっ!ごほっ!」
ユウ「やっぱり、身体が……!」
はいゆき「い、いや、今のは、単に……、……焦りすぎてむせただけだから!大丈夫、ぜんぜん元気!」
ユウ「ああ、よかった。それなら安心……、」
イブギオウ「グオオッ!」
ユウ「してる場合じゃない!」

 

はいゆき「め、めちゃくちゃ疲れた……。一歩里の外に出ると、すぐこれか。」
はいゆき(……たっちゃんも、みわ兄も。こうやって、大人になってきたわけだ……)
はいゆき「……けほ、こほ。こほ……っ。」
はいゆき「あ、やべ、くそ……。げほっ、こんなときに……、」
「……。」
はいゆき「あ……。いたんだ。ありがと、だいぐれん。」
はいゆき「……いや、待って。なんで昼間は来てくれなかったの?」
だいぐれん「何から何まで面倒見てられるか、阿保。咳くらいは止めてやるが、他に仲間がいるなら俺が出張らんでもいいだろ。」
モグライウー「もぐーっ。」
だいぐれん「ちと冷やかしに出てきただけだ。そろそろ『やっぱり家に帰りたい』とか泣きわめいとる頃合いかと思ってな。」
はいゆき「冗談きついよ、おかしら。私がそんなこと言うと思って?」
だいぐれん「……。」
だいぐれん「楽しかったか?今日は。」
はいゆき「とっても。大変ではあったけどね。」
だいぐれん「なら、もうあの部屋に戻るのはごめんか?」
だいぐれん「もう、雪など見たくもないか?」
はいゆき「……。」
だいぐれん「はしゃぎまわっても咳が出ないのは。思う存分遊んでも熱が出ないのは、幸せか?」
はいゆき「……もちろん。」
だいぐれん「覚えとけよ雪女。それが普通だ。」
だいぐれん「外に出て、世を知り、他人を知り……、大きくなっていく。そんなもん、ごく普通に許されていいことのはずだ。」
だいぐれん「が、それを許されん者がいる。病だったり、くだらぬ情念のしがらみだったり……、ままならぬ運命に囚われたやつらが、今も昔も。」
はいゆき「……。」
だいぐれん「そういうやつらには。自分にそんな運命を背負わせたなにかを、恨む権利があると。俺はそう考える。」
はいゆき「……。」
はいゆき「まあ、昔は恨んだよ、そりゃ。」

 

「『雪あたり』なんて名前つけられたら、そりゃ雪のせいで病気になったんだって思うし……。」
「その雪が、だいぐれんとかいう鬼のせいで降ってるってんなら。まあ、恨むよね。」
「こう見えて、昔はおてんば娘でしたので。癇癪起こして庭の雪だるま蹴り飛ばしたりとか、よくやったもんだよ。」
「でも私、昔からずっと……、たっちゃんのことは大好きだったんだよね。」

 

はいゆき「あんたのことでいつも真剣に悩んでて、いつも一生懸命笛吹いてて……。」
はいゆき「それ見て、憧れちゃったらさ。もう……、あんたを恨み続けるわけには、いかないでしょ。」
はいゆき「ってなると、誰を恨めばいいでしょーか。転地療養さえ全然うまくいかなくて、いよいよこの世に絶望してた時期の私は。」
だいぐれん「近所の爺と婆どもだろ。」
はいゆき「せーかい。今いる吹き手や舞い手の皆々様、それよりずーっと昔のご先祖さま方。」
はいゆき「みんなあんたをどうにもできなかったから、いま私がこうなってんじゃないの……。とか考えるとね。」
はいゆき「みんなのことも、里のことも、うっすら嫌いになってったよ。」
はいゆき「……でもさ。どんだけ恨んだところで、それで病が治るわけじゃないんだよね、結局。」
はいゆき「そのまま10年も経っちゃえば、なんかもう、全部……、」
だいぐれん「虚しいだけか。」
はいゆき「そう。恨みがないとは言わないけどさ、恨めって言われても困んのよ。」
はいゆき「誰を恨んでも、何を憎んでも、なんか筋が違う気がして……、どこにも、情念のやり場がない。」
はいゆき「そーいう思いを抱え続けた結果。ただただひねくれた性格の小娘がひとり、この世に誕生いたしましたわ、おほほ。」

 

「それがすなわち、心に鬼を飼うってことだ。」
「そのとおり。言われるまでもなくわかっております。」
「どこにもやり場のない鬱屈とした思い、心に住み着く小さな情念の鬼……。それは長いこと私の友達でした。」
「そんな私だからこそ、わかる心もあるでしょう。なんだかんだ、こうやって出歩けるくらいには、病もなんとかなったわけだしね……。」
「……ふああ。ほら、私ももう寝るから。あんたもさっさと消えなさい……。」

 

だいぐれん「……。」
はいゆき「……。」
はいゆき「でも、たぶんさ。」
はいゆき「私の病気はなんとかなったけど。この世にはたぶん、なんとかならないままの人ってのもいるわけで。」
はいゆき「それで心の鬼を育てた人たちに、『なんとかなった』側の私が、ありがたーい説教をしてあげても。たぶんそれ、私が聞く側だったら……、」
はいゆき「まず舌打ちすると思うんだよね。あなた様は恵まれててよかったですわね、ちくしょうがって。」
だいぐれん「……くくく。つくづく、ひねた性格をしとるよな。」
はいゆき「へへ……。ま、いいでしょ?」
はいゆき「妖怪と人間、鎮めの里とだいぐれん。この数百年、それは御大層な歴史のしがらみってやつがあったそうですが……、」
はいゆき「紆余曲折を経て、この私という繊細極まる人情の機微を解する鎮めが、当代に誕生いたしました。」
はいゆき「それで十分でしょ、私とあんたには。」
だいぐれん「……。」
はいゆき「私だから言えること、私だから鎮められる心ってのも、浮世のどこかにはあるんじゃないでしょーか、と。」
はいゆき「私は捻くれ者ですが、捻くれ者なりに。そこだけは前向きに信じて、やっていこうと思っております。」
だいぐれん「……。」
だいぐれん「そうやって、お前が鬼を鎮めて回るなら。俺は俺で、そいつらを片っ端から傘下に引き込むとでもするか。」
だいぐれん「なにせ、おまえのようなやつらってことだからな。心に鬼を飼っておった連中、夜行に入れるのも悪くない。」
はいゆき「どうぞご自由になさってちょうだい。でも、忘れないでよ、おかしら。」
はいゆき「どんだけ舎弟の数が増えても、当代夜行の2の鬼は私ですから。ちゃんと厚遇するように……。」
はいゆき「……。」
だいぐれん「……ふん。」

 

はいゆき「では、今後ともよろしくお願いいたします。」
ユウ「こちらこそ、よろしくお願いします。」
ユウ(……修行を兼ねて、俺たちの旅についてきてくれる……のは、ありがたいんだけど)
はいゆき「……ところでさ、動物の国に行く用事って何かあったりしない?ほら、角とか尾とか生えた人いるって話じゃん?」
はいゆき「あと砂漠の国にも興味あってさ、やっぱ暑いのかな……って、常夏の国に行くの!?ねえ、それ私もついていっていいかな……!?」
メルク、ユウ「……。」
ユウ(めちゃくちゃ楽しそうだ)
メルク(子供みたい、なのですよ)
はいゆき「見て見て、あの市場で買ったからくり!これ動く!本当に動く!へへ、今度あいつにも見せてやろ……!」
ユウ(でも、なんていうか……)
メルク(見てると元気になる人、なのですよ!)

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
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