[紡ぎし裁定]ひいらぎ
プロフィール
すずかぜの管理している里の生まれで、今は外部との交流を求めて里を離れている。現在暮らしている海辺の村では『仲介役』として信頼を勝ち得ているようだ。
小さいものをこよなく愛しており、小動物や村の子供たち、果ては昆虫や木の実まで溺愛する。
「かっかっかっ!これにて解決!」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):柊/Hiiragi
- 出身:和の国
- 現在地:
- 性別:男
- 年齢:19歳
- 職業:重戦士
- 武器:采配
- 趣味:動物の世話
- 性格:やさしい
- 一人称:私
- 実装日:2017年9月30日
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
詳細
- 名前の由来
柊。花言葉は『用心深さ』『先見の明』『保護』。魔よけの効果があるとされてきた。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)
主人公「ぐぬぬ!」
メルク「むむむ!」
主人公「いい加減折れろよ、メルク!」
メルク「それはこっちの台詞なのですよ!主人公さんが折れるべきなのですよ!」
主人公「絶対に嫌だ!」
メルク「私だって嫌なのですよ!」
メルク・主人公「ぐぬぬ……!」
主人公「どうですか、ひいらぎさん?今回はメルクが折れるべきですよね?」
メルク「違うのですよ!折れるべきは主人公さんなのです!公平な判断をお願いするのですよ!」
ひいらぎ「ふぅむ……これは難しい。とても難しい問題だ……、」
ひいらぎ「互いの主張に一理あり。どちらかが悪というわけではなく、互いに己の正義を主張しているだけ……、」
ひいらぎ「故にこそ難題!願わくば互いに妥協しあい、受け入れあってほしいが、正しき義を掲げる戦士たちにそれを求めるのは酷な話。」
ひいらぎ「ならば無理にでも決着させるほかあるまいて。双方、私が下す判断に異議申し立てはしないと誓えるか?」
主人公「もちろんです!自分たちでは決着をつけられない以上、ひいらぎさんに決めてもらうしかないんです!」
メルク「なのですよ!」
ひいらぎ「相分かった!では双方訴えを尊重し、強引ではあるが決着をつける!」
ひいらぎ「今回の問題。状況、主張、その他諸々の要素から導き出した答えは……、」
メルク・主人公「ごくり……!」
ひいらぎ「小さいからメルクの勝ち!」
メルク「やったのですよぉぉおおお!」
主人公「納得いかねぇぇえええ!」
ひいらぎ「かっかっかっ!いやぁ、我ながら見事な采配。これには御前様もびっくりだろうて!」
主人公「びっくりしたのはこっちですよ!何ですか小さいから勝ちって!俺に勝ち目がないじゃないですか!」
ひいらぎ「おっと、すまなんだ。勝ちという言い方はよくなかったな。」
ひいらぎ「メルクのほうが小さいから、大きいお前が譲ってあげなさい。」
主人公「お兄ちゃんだから譲ってあげなさい的なアレですか!?」
ひいらぎ「そうとも!小さき者は大きい者が守ってやらねばならん!」
ひいらぎ「……というのは建前でな。本当のところはどっちも正しいから判断はできんと、言いたいところなのだ。」
ひいらぎ「さっきも言ったと思うが、今回は互いの主張に善悪も優劣もなかったからなぁ。正直なところ、判断の下しようがなかった。」
ひいらぎ「だが判断を下さんとおぬしたちは納得せんと思ってな。無理やりこじつけさせてもらったが……、どうだ、納得したか?」
主人公「う、うーん……、理由はわかりましたけど、何か釈然としない……、」
メルク「私もその理由を聞いてしまうと、複雑な気持ちなのですよ……。」
ひいらぎ「ふぅむ、やはりそうであったか。いやはや面目ない。私が未熟ゆえに、正しい判断がくだせんかった。」
ひいらぎ「やはりここは、当人同士で解決してもらうのが1番よかろう!うむうむ、それがよい!それがよい!」
ひいらぎ「殴り合いの取っ組み合いになれば私が止めるゆえな。今再び、思う存分己の主張を貫きとおすがよい!さぁ、はじめ!」
主人公「は、はじめって言われてもなぁ……、」
メルク「みゅう……。ひいらぎさんの話を聞いてから、自分が正しいのかわからなくなったのですよ。」
メルク「今考えてみれば、主人公さんの意見の中でも、納得できる部分はたくさんあったのです。」
主人公「俺だってそうだ。あのときは興奮してちゃんと判断できてなかったけど、メルクのほうが正しい部分も結構あった……。」
メルク・主人公「……。」
メルク「あの……、私、ちょっと強情すぎたのですよ。申し訳なかったのです。」
主人公「それを言うなら俺もだ。頭に血が上りすぎてたよ。悪かったな。」
メルク「みゅふふ、お互い冷静ではなかったようなのですよ……。」
主人公「そうだな。今度からは気をつけよう。」
メルク「はいなのですよ!」
ひいらぎ「うむ、結構結構!議論の結末は和解でなければな!」
ひいらぎ「では、この問題はこれにて解決!いやぁ、大変めでたい!御前様も笑っておられるだろうよ、かっかっかっ!」
主人公「最後、持っていきましたね……。」
メルク「まるで自分が解決したような勢いだったのです……。」
ひいらぎ「かっかっかっ!こういうのは誰かが締めんとずるずる引きずってしまう。これぐらいでちょうどよいのよ。」
ひいらぎ「それに仲介をしくじってしまったのだ。締めぐらいはしっかりこなさんとな!仲介役の肩書は飾りかと怒られてしまうわ!」
主人公「……あの、ひいらぎさん。」
ひいらぎ「うん、なんだ?」
ひいらぎ「もしかしてなんですけど……、俺たちが冷静になれるように、わざとあんな理由で1度判断を下したんですか?」
メルク「みゅ!そうなのです?」
ひいらぎ「……。」
主人公「ひいらぎさんは、仲介役をまかされるような人だ。そんな人が本気であんな判断を下すとは思えない。」
主人公「となるとやっぱり、俺たちの頭を冷やさせるために、わざと気の抜けるようなことを……、」
ひいらぎ「かーっかっかっか!実に見事な買い被り!的外れだとしても気分がよいわ!」
主人公「えっ、で、でも……!」
ひいらぎ「期待を裏切って悪いが、そんな思惑はありゃせん。私は苦し紛れに自分好みの子を選んだ、未熟な俗物よ。」
ひいらぎ「メルクは小さくて愛いゆえな。ついつい贔屓してしまった!いやぁ、すまんすまん!かっかっかっ!」
主人公「うーん……?」
メルク「みゅ……?」
ひいらぎ「な、なんだ、その疑いの目は……。本当だぞぉ。嘘ついてないぞぉ。」
ひいらぎ「そ、それにな!おぬしたちは仲介役というのを大層に思いすぎだ!実際はそんなたいした仕事ではない!」
ひいらぎ「我ら妖怪と呼ばれる種族は、人間と関わらぬよう隠れ里で静かに暮らしていたのだが、最近は人間との交流を試みる者が増えてきてな?」
ひいらぎ「しかしまぁ、我らはこの通り変わった容姿だ。妖怪への認知と理解が高まっているとはいえ、いまだに誤解されることもままある。」
ひいらぎ「そこで、私のような仲介役の登場というわけよ!この妖怪はどうどうこういう奴であって危険ではない、安心して仲良くなるがいいと誤解を解いてやる!」
ひいらぎ「まっ、要は仲介役というより紹介役みたいなものよ。かっかっかっ!そう言いかえると急に威厳がなくなったなぁ!」
メルク「そんなことないのですよ!仲介役でも紹介役でも、ひいらぎさんの仕事は立派なものなのです!」
ひいらぎ「そ、そうか……?」
主人公「きっと、ひいらぎさん自身に対しても誤解はあったはず……、でも、ひいらぎさんそれに負けずに信頼を勝ち取った。」
主人公「それは俺たちの想像以上に、すごいことなんだと思います。」
ひいらぎ「む、むぅ……。こうも手放しに褒められるとはな。やりにくくて敵わん……。」
メルク「みゅ?ひいらぎさん、尻尾が……、」
主人公「ものすごく揺れてるな……。」
ひいらぎ「げえっ!こ、この尻尾め!余計な真似を!」
メルク「おお、更に激しく揺れているのです。」
主人公「あっ、耳もぴくぴくしてるぞ。」
ひいらぎ「えぇい、凝視するな!こちとら裸を見られているようなものなのだぞ!」
ひいらぎ「くそっ!このふたり、とんだ褒め上手!小さき者ゆえ侮っておったわぁ!」 - 人間関係
- 登場ストーリー
他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等