シルレッタ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:13

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拾慕の封薫(しゅうぼのふうくん)]シルレッタ

 

プロフィール

 良い香りを求めて旅する渡り蝶の少女。主にかぐわしい花や木の実を集めており、特に気に入ったものは鞄につけた保存瓶に入れて、持ち歩いている。
 のんびりとした雰囲気の持ち主だが、一夜明けるまで読んではいけない手紙を渡す、不思議な一面を見せることもある。

 

「ね。香りもメッセージなんだよ」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Silretta
  • 出身:妖精の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:12歳
  • 職業:槍使い
  • 武器:槍
  • 趣味:香り集め
  • 性格:じゅんすい
  • 一人称:わたし
  • 実装日:2021年4月30日
     

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

<紹介所・夕方>
♪季節の螺旋
シルレッタ「ね。お手紙書いたから、どうぞ。」
ユウ「これ……。わざわざ俺たちのサイズに合わせて書いてくれたんだな。」
シルレッタ「ふふ、はりきっちゃった。せっかく旅仲間になったんだから、もっと仲良くなりたいなって思って。」
メルク「ありがとうなのですよ。さっそく読ませてもらうのです!」
シルレッタ「ううん。まだ読まないでいて。」
メルク「みゅっ?」
シルレッタ「一夜明けてから、封を開けてみてくれる?」
ユウ「シルレッタがそう言うなら……。でもなんで?」
シルレッタ「ふふ、それはね、読むときにわかるよ。」
シルレッタ「そのお手紙、香りを付けてあってね。香りもメッセージの一部だから、まずはそれだけ、ゆっくり楽しんで。」

 


ユウ「すうー……。」
ユウ「あれ、やっぱりだ。昨日、シルレッタから貰った手紙……、香りが変化してる。」
メルク「どう変わったのですよ?」
ユウ「すっきりするような草の香りだったのに、もっと甘い、花の香りになってるんだ。」
メルク「読んではいけない上に、香りまで変わるなんて……。不思議な手紙なのです。」
ユウ「シルレッタ、香りもメッセージの一部だって言ってたけど、どんな意味が込められてるんだろうな。」
メルク「手紙の内容と組み合わせれば、きっとわかるのですよ。」
ユウ「じゃあ、約束どおり一夜明けたことだし……、」
メルク「読んでみるのです!」
ユウ「封をはがして……。あ、便せんに押し花が貼られてる。」
メルク「みゅ~、この淡い黄色といい、星型の花びらといい、かわいらしいのですよ!」
ユウ「この花が甘い香りの元だったのか。手紙の内容は……、」
ユウ「『二人も気にいってくれるといいな。わたしの好きな場所、そよ風のふくお花畑。』……って書いてある。」
メルク「この星型の花がたくさん、そよ風に揺れながら咲いている場所……、想像しただけでも好きになれそうなのです。」
ユウ「すごく気持ちよさそうな場所だなあ。この良い香りがただよってくるんだろうし。」
シルレッタ「ふふ。伝わったみたいで、良かった。」
ユウ「シルレッタ。来てたのか。」
シルレッタ「一夜、明けたから。読んでくれたかなって見に来ちゃった。」
シルレッタ「ね。その花、おもしろいでしょ。光をさえぎって数時間経つと、香りが変わるお花なんだよ。」
メルク「それで手紙の香りが変わったのですね。封筒で光がさえぎられて……、」
ユウ「開けられないまま、時間が経ったからか。花の香りの変化を楽しめるように、すぐには読まないでってことだったんだな。」
シルレッタ「うん。あと、言葉より先に、香りを受け取ってほしかったのもあるかな。」
シルレッタ「わたし、昔から鼻がきくほうでね。そのせいか良い香りのするものを見つけると、集めずにはいられなくなって。」
シルレッタ「お花畑、見てもきれいで好きだけど。わたしが一番に好きなのは香りだから、紹介する順も、香りを先にしたかったんだよ。」
ユウ「シルレッタならではの、景色の伝え方だったってことか。」
メルク「素敵な花畑を教えてもらったのですよ。私もお礼に、このあたりでおすすめの花畑を紹介したいのです!」
ユウ「そうだな。今から行ってみるか?」
シルレッタ「いいの?案内、お願いするね。」

 

<花畑>
シルレッタ「ふふ。ここのお花畑もすてきだね。はじめて出会う良い香りもあったし。」
メルク「満喫してもらえて良かったのですよ。」
シルレッタ「いつもよりすごく楽しかったな。きっと二人と一緒だったからだね。」
シルレッタ「ありがとう。お手紙を読むのを待ってもらったところから、ずっとわたしに付き合わせちゃった。」
ユウ「いや、付き合ったなんて思ってないよ。」
メルク「私たち、普通に楽しんでいたのです。手紙を読むのを待つ時間も、それはそれで……、」
ユウ「手紙の内容を想像したり、封筒に他に何か入ってないか考えたりして過ごしてたもんな。」
シルレッタ「ふふ。二人はわたしと同じなんだね。待つ時間も楽しめるほう。わたしは、自分から楽しみすぎちゃう時もあるけど。」
ユウ「自分からって……。わざと待つ時間を取るってことか?」
シルレッタ「父さんからお土産を貰ったりするとね、わざと何日も包み紙を破らないで、中身のあてっこゲームをしたりしちゃう。」
メルク「シルレッタさんはお父さんと仲が良いのですね~。」
シルレッタ「うん、今はね。小さい頃は、外国の珍しいものを家に持ってくる、不思議な人ぐらいにしか思ってなかったけど。」
ユウ「昔はちょっと、距離があったのか。」
シルレッタ「父さんのこと、嫌いだったわけじゃないけど。よく知らないって感じだったかな。」
シルレッタ「渡り蝶の妖精ってね、だいたい、あちこちへ出かけたくなっちゃう性格をしてるから。父さんも商人をしながら、いつも旅してばかりなんだよ。」
メルク「普段、あまり顔を合わせないのです?」
シルレッタ「そう、家にはほとんどいないから。それで、父さんが家に帰ってくる時は、家族みんなで集まって、待つようにしてるんだけど。」
シルレッタ「父さんは必ず、お土産を買ってきてくれてね。わたしは、お土産からよその土地のにおいや、中身のにおいがするのが、すごく好きで。」
シルレッタ「だからわざと、すぐに開けないで、父さんがどんな所に行ったのか聞きながら、中身をあてるゲームをするんだよ。」
メルク「シルレッタさんと楽しい時間が過ごせて、きっとお父さんも嬉しいのですよ。」
シルレッタ「ふふ。そうだと思う。父さんは、わたしへのお土産を、話のネタにするために買ってきてるんだろうし。」
シルレッタ「小さい頃からあてっこを続けてきたのもあって、今じゃわたしにだけ、あてにくい変なお土産を買ってくるようになってるんだよね。」
ユウ「変なお土産って、例えば?」
シルレッタ「この間はね、包み紙の向こうから、きのこみたいなにおいがしてたのに……、実際は魚の置物っていうのを貰ったよ。」
ユウ「たしかに……変わってるな。」
メルク「お父さん、よくそんな置物を見つけたのですよ。」
シルレッタ「ね。たぶんわたしと話すために一生懸命、変わった物を探したんだろうな。」
メルク「お父さんの努力が感じられるのです。」
シルレッタ「ふふ。わたしね、そんなヘンテコな物をくれる父さんが好きだよ。」
シルレッタ「そういえば、ヘンテコな物じゃないのに、においからはあてられないってこともあったな。」
シルレッタ「あれはたしか……、お土産にね。父さんがカバンの中に入れてた、傷薬のにおいがついてたんだよ。」

 

「とーさん。これ、つくえのひきだしとおなじにおいだね。」
「机の引き出し?ああ、うちでは傷薬をしまってるからか。悪いなあ、シルレッタ、実は途中で……、」

 

シルレッタ「父さんはすまなさそうにしてたけど……。わたしは、そのにおいも良いなって思ったよ。」
メルク「においの良い傷薬だったのです?」
シルレッタ「ううん、鼻にツンとくる、効き目がしっかりしてそうなにおいだったけど。」
シルレッタ「でも、その傷薬って、父さんが旅の仲間の人のために、途中で買い足したものだったらしくて。」
シルレッタ「手が乾燥しやすい人だったから、空気の乾いた場所に行ったときに、ささくれちゃって大変だったんだって。」
ユウ「ああ、こまめな手当てが必要なやつだ。」
シルレッタ「そんな話が聞けたから。遠く離れた場所にいた、父さんのことを知れるにおいだなと思ったら……、」
メルク「良いにおいに感じられたのですね。」
シルレッタ「そういうことなんだよ。ね。わたしもさ、二人と旅してる途中で、傷薬を買ったりするのかな?」
ユウ「う、うーん。あんまり手が乾燥する方でもないし、怪我もしないようにしたいところだけどな。」
シルレッタ「ふふ、そうだね。傷薬じゃなくてもいいんだけど。」
シルレッタ「わたしも見つけたいんだよ。父さんに旅のことを書いた手紙を渡す時、二人との思い出として付けられるにおいを。」
シルレッタ「それはきっと、花の香りみたいに、良い香りだって思えるだろうから。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等
     

紹介

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