リーハネフ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:24

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慈音の王女(じおんのおうじょ)]リーハネフ

 

プロフィール

 とあるパーティを率いる王子の妹。元々は穏やかで心優しい王女だったが、仲間と旅するうちに苦労性な性格になってしまった。
 王子である兄を心から慕い、その支えになりたいと思っているものの、彼が完璧すぎるため自分の存在意義を見失いかけている。

 

「いずれ王となるあなたを、一生懸命お支えいたしますね」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Lihanif
  • 出身:砂漠の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:17歳
  • 職業:王女
  • 武器:層弓
  • 趣味:旅、ハープ
  • 性格:じょうひん
  • 一人称:私
  • 実装日:2020年7月17日
     

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止のため折りたたみ)

    リーハネフ「あの……。」
    メルク「みゅ?どうしたのですよ?」
    リーハネフ「私、道に迷ってしまって……。ここは一体、砂漠の国のどこかしら?」
    ユウ「ここは王国だけど……。」
    リーハネフ王国!?
    リーハネフ嘘よ!
    ユウ「嘘じゃないぞ!?」
    リーハネフ「冗談はやめて!私がお兄様なしで王国なんて遠方に辿り着けるわけないもの!」
    リーハネフ「こ……こんなの夢だわ。王宮を出てちょっと一人になりたいって気持ちが私にこんな夢を見せてるのね……!」
    リーハネフ「はっ!そうよ、全部夢だったんだわ!」
    リーハネフ「カゲキで危険な弟が突然現れたのも、カゲキで不敵な護衛がいるのも、全部……、夢!目を覚ませば今まで通りの王宮生活!」
    リーハネフ「ふふっ、分かってみたらそう慌てることではなかったわ……。突然取り乱してごめんなさい
    ?」
    メルク「だ、大丈夫なのですよ……?」
    リーハネフ大丈夫に見える!?
    リーハネフ「私、王女なの!イルハーレお兄様の妹なの!」
    リーハネフ「それが、お兄様を連れ戻しに行った先でカゲキな男たちの喧嘩に挟まれて!おまけにお兄様以外みんな不敬だし!」
    リーハネフぞんざいよ!私の扱いが!
    リーハネフ「うぅ~、そうよ!私はみじめっ!かわいそうっ!あなた、何でこんなみじめなこと言わせるの!?」
    リーハネフ「はっ、いいえ違う!逆よ!夢なんだから逆に大丈夫なんだわ!あ、危ない……。惑わされるところだった……。」
    リーハネフ「あなた、何でそんなややこしいこと聞くの……?もしかして私を弄んでる……?」
    リーハネフ「って、私は一体何を!?ダメ、落ち着かないと!私は今冷静じゃないわ!おち、おちおちつかなくちゃ……、すー、はー!」
    ユウ「ど、どうだ……?」
    リーハネフ「お……落ち着いたわ!」
    ユウ(本当か……?)
    リーハネフ「……私、何をやっていたのかしら。本当は知的でおしとやかな王女のはずなのに、取り乱してこんな醜態をさらして……!」
    ユウ(醜態をさらしている自覚はあったのか……)
    リーハネフ「わ、私、本当はこんなじゃないもん。本当は知的でおしとやかだもん……。」
    ユウ「う、うん。」
    リーハネフ「……もうやめましょう。こんな不毛なことを考え続けるのは……。」
    ユウ「突然もっともなことを言い出した……!」
    リーハネフ「あなた、私を殴ってくれない?」
    ユウもっともじゃなかった!
    リーハネフ「ちょっと、どこ行くの!?お願いだから、夢なら夢だってはっきりさせて!」
    リーハネフ「い、一回ぺちーんってやるだけでいいのよ!どうして聞いてくれないの!?」
    ユウ「さっきから紹介所のお姉さんの視線がものすごく痛いからだよ!」
    リーハネフ「そんなぁ!」
    ユウ「ショックを受けられても!」
    リーハネフ「私……、何でこんなことしてるのかしら。王宮では侍女たちが何でも言うことを聞いてくれたのに……、」
    リーハネフ「ぐずっ……。お、おねがいだからぁ……。」
    メルク「みゅわーっ!お姉さんが騎士団の屯所に!」
    ユウ「俺はまだ何もやってません!」
    リーハネフ「ぐずっ、ぐずっ……。王族のプライドをかなぐり捨てても一人じゃ何にも上手くいかない……。うぇぇ……。」
    ユウ「負の連鎖が止まらない!それに……、」
    ユウ(俺の冤罪はともかく、この子をずっと、こんな風に悲しませているのは……)
    ユウ「……落ち着いて、俺の頼みを聞いてくれないか。」
    リーハネフ「頼み……?」
    ユウ「俺を殴ってくれ。」
    メルクユウさーん!?
    リーハネフ「あなたを殴るなんて……、ダメよ!どうしてそんな馬鹿なことを!」
    ユウ「俺は、目の前の人をいたずらに傷つけるくらいなら俺がいたずらに傷つく方を選ぶ!」
    メルク「そういえばユウさんはそれなりに周りに流されやすいタイプ!場の勢いに乗せられてしまったのですね!?」
    リーハネフ「ほ、本当にいいの……?」
    ユウ「もちろんだ!」
    リーハネフ「わ、分かったわ!それじゃあ、それじゃあ……っ!」
    リーハネフたぁぁあああ!
    リーハネフああああああ!?
    ユウえぇーっ!?
    メルク「スカートの裾を踏んで転んだのですよ!?」
    メルク「き、気合を入れた踏み込みが仇に……!人を傷つけ慣れていないが故に起こった悲劇……、皮肉なのです。」
    ユウ「言ってる場合かよ!?」
    ユウ「だ、大丈夫か!?あっ!大丈夫じゃなさそう!すっごい膝抱えてるからダメそう!」
    リーハネフ「ゆ……、夢じゃ、なかった……。」
    ユウ「あっ、うん。」
    リーハネフ「え……?何で?何で私、こんな目に遭ってるの……?」
    リーハネフ「お兄様たちと離れ離れになって、外国に流れついて、よその国の民に醜態さらしておまけに腰も痛いってどんな状況……?」
    ユウ「ダ、ダメだ!冷静に自分を振り返るな!」
    メルク「まずは手当てをしてゆっくり休むのです!話はそれからなのですよ~!」


    リーハネフ「どう、分かった!?私があなたたちと合流するまでに一体どれだけ苦労したのか!」
    モルタザ「すげェなお前。何でそんな生き恥しかねえエピソードを包み隠さず話せるんだよ。」
    ウリダ「哀れ。」
    ユウ「リーハネフ、今日は好きなだけ食べてくれ!日頃の疲れは!一切忘れて!」
    メルク「今日は有志の方のセッションもあるのです!素敵な音楽に耳を傾けて色んなことを忘れ去るのですよ~!」
    メルクウリダさん、モルタザさん!リーハネフさんは心身共に疲れ果ててるのですよ!どうして労わってあげないのです!?」
    ウリダ「こいつ、いつもこんな感じ。」
    メルク「これがニュートラルなのです!?」
    ウリダ「パシリ、お前の揚げパンちょうだい。」
    リーハネフ「ちょっとウリダ、人のことパシリって呼ぶのは不敬でしょ!」
    モルタザ「あいつもいつもこんなん。」
    ユウ「これもニュートラルなんですか!?」
    モルタザ「おい、そこの皿取ってくれよ。」
    リーハネフ「あなたも不敬よ!私は王女なのよ!?」
    モルタザ「お前そんな設定あったか?」
    リーハネフ「設定じゃないわよ!」
    ユウ「と言いながら、ウリダの口元を拭きつつお皿をモルタザさんの前に……。」
    メルク「涙が出るほどのわけへだてない優しさ!または体に染みついた苦労人根性なのです!」
    モルタザ「いやー、オレは王族ってのはどいつもこいつも偉そうな奴ばっかだと思ってたが、お前見てるとそうでもねェんだなって感じるわ。」
    ウリダ「こいつ、王族の格を見事なまでに感じさせない。おーさまとも、いなくていい妄想ブラコン王子とも色んな意味で似てない。」
    リーハネフ「そ、そんなことないもん!ほら!滲み出てるでしょ!王族っぽい……、こう……、あれが!」
    ウリダモルタザ「……?」
    リーハネフ「何で黙るの!?」
    ウリダ「特に言うことない。」
    モルタザ「オレも。」
    リーハネフ「ノーコメント!?」
    リーハネフ「うっ……。わ……、分かってるもん。私はどうせ、お兄様ともハーメディとも似てないもん。少しも使い物にならないもん……。」
    モルタザ「いや、王サマみてェなやつは一人でいいしあのブラコン王子みてェなのは一人もいなくていいっての。」
    ウリダ「勝手にめそめそするな、パシリ。よーしよしよし。」
    リーハネフ「優しい!あのウリダが私に優しい!」
    ウリダ「うわ。チョロい。」
    メルク「リーハネフさん!もっと自分を強く持つのですよ!」
    心優しきミュージシャン「あそこの女の子に向けて、この曲でエールを贈ります。」
    ユウ「リーハネフの苦しみが人を動かした!」
    ~♪
    リーハネフ「あら……。素敵な曲。」
    心優しきミュージシャン「君の心の慰めになればと思って……。」
    リーハネフ「ありがとう!王宮にいた頃は、私も堅琴を弾いていたのだけど何だか久しぶりに弾きたくなっちゃった。」
    心優しきミュージシャン「なら、僕たちのハープを貸そうか?歌ったり演奏したりするのは、ストレス発散にもなるしね!」
    リーハネフ「そ、それじゃあ……。」
    リーハネフ「~♪」
    ユウ「おぉ……。」
    メルク「みゅわ~……!」
    リーハネフ「……どう?あまり自信がないのだけれど……。」
    メルク「そんなことないのですよ!とても上手だったのです!」
    リーハネフ「えっ!そ、そんなに?」
    ユウ「本当だって。俺たちがリーハネフを励まそうとしたのに、何だか俺たちの方が癒してもらった気がするよ。」
    メルク「ありがとうございます、なのですよ!」
    リーハネフ「えっ……。」
    リーハネフ「……わ、私なんかでもあなたたちの支えになれたかしら……?」
    ユウ「ああ!」
    リーハネフ「……。」
    リーハネフ(お兄様の理解者にもなれない私でも、もっともっと頑張ればいつかはお兄様のお力に……)
    リーハネフ「……そうなら、いいなぁ。」
    ウリダモルタザ「……。」
    ウリダ「あいつ、こういう時だけれっきとした王女に見える。謎。」
    モルタザ「マジでもったいねェよなァ。ああして笑ってりゃ、悪いとこなんか一つもねェってのによ。」

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