ロスコー

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:26

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天翔ける童夢(あまがけるどうむ)]ロスコー

 

プロフィール

 幼少から実家の屋根裏部屋にこもりきりで、周囲の声に耳を貸すことなく機械工作に没頭してきた偏屈者。発明家としては他の追随を許さぬ独創性と設計技術をもった才子だが、その複雑奇怪な思考に歩み寄ろうとする者は彼の兄をのぞいてだれひとりいなかった。
 そんな少年の夢は、飛行機械の発明だった。

 

「つれていってやるよ、あの空の果てまで」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Roscoe
  • 出身:機械の国
    • 現在地:
  • 性別:男
  • 年齢:14歳
  • 職業:ガンナー
  • 武器:薇式爆弾
  • 趣味:設計、発明
  • 性格:だいたん
  • 一人称:オレ
  • 実装日:2017年2月28日
     

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

<屋外>
紹介所のお姉さん「ああ、主人公くん!ちょうどよかったわ……!」
主人公「紹介所のお姉さん?ええっと、どうしたんですか。外で会うなんてめずらしいですね。」
メルク「みゅふふ、私にはわかるのですよ。村の子どもたちの目にふれないように隠しておいたとっておきのおやつを……、」
紹介所のお姉さん「メルクちゃんが私をどんな人間だと思っているのか小一時間くらい問いつめたいところだけど、とにかくいまはいっしょにきてもらえるかしら。」
メルク「みゅ……?」

 

<紹介所にて>
ロスコー「へえ。流線型っての。この動翼なら。ほう。迎角さげても、わりかしいけそうだなァ。気嚢(きのう)の骨組みから考え直すか~。」
ロスコー「回転翼へらせねえと重心設計もあやういな。兄貴のオンボロ機関でっけ~から。はばとるしな。ああでも推力たりねえや。もうすこし翼長のばそうか。」
ロスコー「ううん。耐えられんか。ぜったいイカれるなァ。やっぱり素材がダメだ。もっと丈夫で、かるくねえと。そういえば、オレはソイツをさがしにきたんだっけか。」
ロスコー「すっかりわすれてたな。つ~か、どこだよここは。わからん。んでもってだれだよ。そこのアンタは。」
主人公、メルク「……。」
ロスコー「図面をひいているときは、なるべくひとりでいたいんだが。まあいいや。きょうはもうおしまいにするつもりだから。もしかしてここ、アンタのおうちだったか?」
主人公「いや、あの……、」
紹介所のお姉さん「ちがうわよー!」
ロスコー「ん~?」
紹介所のお姉さん「ちょっと、もうわすれたの!?さっきあなたに追い出された紹介所のお姉さんよっ!ちなみにここはだれの家でもなくて!紹介所なの!」
ロスコー「へえ、なるほど。よくわからんが、オレはアンタを追い出したのか?」
紹介所のお姉さん「そういってるのよっ。」
ロスコー「カハハッ。なんつ~か、わるかったな。作業に没頭してると、ついやっちまうんだよ。」
紹介所のお姉さん「いや、ええっと。あなたに悪気があったわけではないのなら、私もあまりとやかくいうつもりはないんだけど……、」
ロスコー「お詫びのしるしといっちゃあなんだが。コイツをやるから、どうにか勘弁してくれね~かな。」
紹介所のお姉さん「お詫び……?」
メルク「みゅ!?白鳥の模型のようなものが、翼をはためかせながら飛んでいるのですよ!」
ロスコー「ククッ。おうよ、ゼンマイ式のオモチャだ。近所のガキにでもやるとけっこうよろこぶぞォ~。」
紹介所のお姉さん「ふふ、かわいい。ぱたぱたとがんばっているわね。もしかしてこれは、あなたがつくったの?」
ロスコー「ああ。専門は工作より設計だが、このていどならたやすいもんさ。」
メルク「器用なのですね~!出身は機械の国になるのですよ?」
ロスコー「やっぱりわかるか、おじょうちゃん。オレの設計してる機械にな。たりねえ素材があるんだ。ソイツをもとめてきたんだと、いまさっき思い出したよ。」
メルク「わ、わすれていたのですよ……?とはいえ、それだけ集中していたのかもですね。床に設計図らしきものがたくさん落ちているのですよ。」
ロスコー「あ~。うん。わりと書いたな。散らかしてわるかったよ。ねえちゃん。とっととかたづけて、おいとまするからさ。」
主人公「……。」
ロスコー「どうしたよ、アンタ。なに書いてあるのかサッパリだろ~?わかったとしても、興味ねえだろうがな。」
ロスコー「まあ、だれにも理解されなくていいんだよ。こんなオレにも、ザッカリーの兄貴がいるからよ。」
紹介所のお姉さん「あら。あなた、ザッカリーくんの弟だったの?機械の国出身ということは、まちがいないわね。彼ならうちの紹介所にも登録してるわよ。」
ロスコー「ふうん。兄貴はひとづきあいが達者なんだよな~。」
ロスコー「まあ兄貴のことはよろしくしてやってくれよ。知ってるかもしれねえが、気のいいヤツなんだ。オレみたいなさ。小生意気なガキとはちがうんだよ。」
紹介所のお姉さん「いえ、むしろお世話になっているわ。ふふ、あなたも家族のことは気にかけているのね。」
ロスコー「ど~だかなァ。」
主人公「なあ。」
ロスコー「ん~?」
主人公「この設計図、内容はよくわからないんだけど。もしかして、さっきのオモチャみたいなものをつくろうと?」
ロスコー「へえ。殴り書きの図面だってのに、よくわかったな~。ま、あれとはくらべようもないほど複雑なシロモノだが。」
ロスコー「興味あるのか?ちなみにオマエには、コイツがどうみえる。」
主人公「ええっと、いきなりそういわれてもな。でもなんとなく、空を飛びたいってことはつたわるよ。」
ロスコー「なあ。ただ空を飛びたいだけならさ。さほどむずかしくはね~よなァ。」
ロスコー「たとえばこの国なら、癒術がある。翼をもったモンスターに歩み寄れば、背中を貸してくれるかもしれない。」
ロスコー「とうぜんながら、オレにはできない芸当だ。ならば癒術士の知り合いをつくるべきなのか。それともさ。空の国でもたずねてみるか。」
ロスコー「カハハッ。オレにはどうもしっくりこねえや。そのおかげで、オレはいつも笑われっぱなしだった。」
ロスコー「まあ、笑いたけりゃあ勝手に笑ってろってはなしだ。ないヤツには、ないヤツなりのやりかたがあるからな。」
ロスコー「翼なら、このオレの頭の中にある。後ろ指さされようが、知ったことじゃね~よな。」
主人公「……。」
ロスコー「で。オマエにはコイツがとうみえるんだ?」
主人公「俺は……、」
主人公「思ってもみなかったよ。機械で空を飛ぼうとしているやつがいるなんて。」
主人公「夢のようなはなしだけど。俺はこの機械で、空を飛んでみたいな。それだけ、心の惹かれるものにみえたんだ。」
ロスコー「ふうん、そう。」
主人公「な、なんでにやにやしてるんだよ。おかしいことでもいったか……?」
ロスコー「いいや、べつに。」
ロスコー「オマエ、名前は?その言葉にいつわりねえなら、おしえろよなァ~。ものわすれのひどいオレでも、おぼえてやるからさ。」
主人公「ああ!俺は主人公。とある理由があって、いまは旅をしてる。さがしものがあるなら、強力できるかもしれない。」
ロスコー「オレはロスコー。いまさらいうまでもないが、設計技師だ。」
ロスコー「オレに協力しろよ、主人公。そうしたら、オマエにとびっきりの景色をみせてやる。」
ロスコー「地べたを這いつくばって生きるちっぽけな人間が、知恵をふりしぼり、想像力を翼にかえて、飛翔するんだ。なあ。オマエをつれていってやるよ、あの空の果てまで。」

  • 登場ストーリー

他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等

 

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