ヴェナ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:27

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叡抱す慈院長(えいほうすじいんちょう)]ヴェナ

 

プロフィール

 モンスター専門病院の病院長。かつては薬学研究をしていたが、ある出来事以来、モンスター医療分野の開拓に力を注いでいる。
 モンスター全種の診療に対応するべく、試薬の開発を日々継続中。時には失敗することもあるが、モンスターと共にある未来を想うがゆえに、前向きな微笑みを崩さない。

 

「わたしと、手を取り合いましょう?」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Vena
  • 出身:科学の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:50歳
  • 職業:モンスター専門病院病院長
  • 武器:注心薬車
  • 趣味:試薬づくり
  • 性格:おてんば
  • 一人称:わたし
  • 実装日:2022年4月30日
     

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:水
  • 武器種:銃弾
  • リーチ:後衛
  • スキル
    • 患者さんに落ち着いてもらうわ

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    ラテン語で「静脈」を意味する。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。科学4th読了後を推奨します)

♪ステップインホスピタル
ヴェナ「ふんふ~ん♪ふふふ、試薬を作りましょ~。」
ヴェナ「わたしね、王国のモンスターのための試薬づくりも進めたかったの。ユウさんたちに手伝ってもらえて助かるわ~。」
ユウ「協力できそうなことは、何でも言ってくださいね。」
メルク「試薬を作るところ、見学させてもらってもいいのです?」
ヴェナ「ええ、もちろんよ。」
薬学研究者「……!」
薬学研究者(あの人って、たしかクロシュナリア病院の……、ヴェナ病院長じゃない)
薬学研究者(モンスターの研究、最近ちょっと興味あるのよね。話しかけてみようかしら?)
薬学研究者(それにあの人って、薬学についての造詣も深いって聞くし……。薬学研究者としては、議論してみたいわ)
ヴェナ「こっちの薬に、こっちの薬を混ぜて~……、」
ヴェナ「あら?」
ヴェナ「まあまあ、すごい蒸気……。」
ヴェナ「ふふふ、失敗しちゃったわね~。」
メルク、ユウ「ヴェナさん!?」
メルク「今、ものすごく光って……、雷が落ちたかと思ったのですよ!」
ユウ「っていうか薬!薬が、やばい薬になってます!」
ヴェナ「やっちゃったわね。」
薬学研究者(どうしてそんなに落ち着いているの!?薬を大発光させておいて……)
薬学研究者(な、なんだか……。思ったよりものんびりしている人なのね)
薬学研究者(論文を読んだイメージだと、もっと……、何事もてきぱきやるような、頼りがいある人ってイメージだったんだけど)
ヴェナ「未知の成分でも混入していたのかしら。でもこの光り方は、似たような反応をする物質があるから……。」
ヴェナ「ふふふ、ちょっとあの検査薬を改良して、検出してみましょ~。」
ユウ「へえ、検査薬の改良ってそんな簡単にできるんですね……?」
薬学研究者(普通はできないけど……、でもあの人、やれてしまっているみたい……)
薬学研究者(イメージとは違ったけど、腕はたしかなのね)
薬学研究者(……忙しそうだし、邪魔しないでおきましょう。私もフィールドワークをがんばらないと。研究発表会も近いし……)
薬学研究者(ここの近くの森に、欲しかった薬草があるはず。昨日は徹夜しちゃったから、ちょっと眠いけれど……、せっかくだから摘みにいきましょう!)

 

<森の中>
薬学研究者「ふう、必要な量を集めるのに、時間がかかっちゃったわね。」
薬学研究者「でもこれで研究を……、」
薬学研究者「……、」
「……。」
「ユウさん。わたし、ちょっと薬草をとってくるわね~。」
ヴェナ「……あらあら?」
薬学研究者「……。」
ヴェナ「……熱があるわ。ユウさん、メルクさん!この人を紹介所に運ぶのを手伝って!」

 

(……体に力が入らない)
「ええ、疲れが……せいです。」
(誰かが、話してる……?)
「できるな……、安静に……。」
「わかりま……。紹介……の休憩室に……、」
(何を言ってるの……?眠くて……、わからないわ……)
(……。……このまま、眠っていいのかしら。ここは家じゃないのに……)
(王国だから……、私を知ってる人だっていない……)
(……私、大丈夫なのかな)
「~♪」
(あれ……、また声……。誰か歌ってる……?)
「……大丈夫よ。あなたはひとりじゃないわ。」
(……手が、あたたかい)
「今、外にはね。とてもきれいに星が輝いているのよ。」
「風で、空の雲がゆっくりと流れているの。雲が流れた後には、星が一つ、また向こうに一つ……、小さくきらきら光っているわ。」

(……)
「……いいこ、いいこ。お日さまが出るまでおやすみなさい。」
(……ああ。これなら)
(眠っても大丈夫ね……)

 

<夜・紹介所>
メルク「ヴェナさん。あのお姉さん……、大丈夫なのです?」
ユウ「村のお医者さんからも、寝不足と疲れが原因だから、寝ていれば治るとは聞いたんですけど……。」
ヴェナ「ちょっとうなされてたから、声をかけてみたわ。今は、落ち着いて眠れてるみたい。」
メルク「一安心なのですよ。」
ヴェナ「どうしても気になっちゃうのよね、ああいう子を見ると。眠れるまで、手を握っていてあげたくなるの。」
ユウ「体が弱ってる時に、そうしてもらえるのは人間もモンスターも、きっとはげまされると思います。」
ユウ「そういえば、イルウィルの治療の時も……。モンスターの手を握ってあげたって話をしていましたよね。」
ヴェナ「ええ。病院をつくるきっかけだって言ったわね。」
メルク「あの時は落ち着いて聞けなかったのですが……、もう少し、その話を聞いてもいいのです?」
メルク「……きっと30年前は、モンスターとの関わりがもっと少ない時代だったと思うのですよ。」
ユウ「どうしてヴェナさんはモンスター医療の分野に進んだんですか?」
ヴェナ「そうね。30年前は……。わたしも、モンスターに心があることを理解できてなかったのよ。」
ヴェナ「当時のわたしは、ただ、手当たり次第に新薬の開発をするのが好きな薬学研究者をやってたわ。」
ヴェナ「それである日、癒術士さんから、モンスターがひどい風邪をひいてるからって、治療薬の開発を頼まれてね。」
ヴェナ「……その子は、気持ちが全然顔に出ない子だったわ。当時は気持ちを測る試薬を作る発想もなかったし、薬を作っても飲んでもらえなくて……。」
ヴェナ「高い熱が出るようになってしまったの。表情がほとんどわからない子だったのに、すごく苦しそうな顔をするようになってね。」
ヴェナ「わたしは、すごく責任を感じたわ。……せめてもの気持ちで、モンスターの手を握ったの。」
ヴェナ「そうしたら、その子はちょっと穏やかな顔になってね。わたしはそれではじめて……、モンスターに心があることを理解したのよ。」
ヴェナ「そして、もっと自分は早く歩みよっていたら、この子の苦しみも、もっと早く和らいだのにって思ったわ。」
ユウ「……そのモンスターは、その後どうなったんですか?」
ヴェナ「手を握ったことで、お互い少し、心が通い合ったのね。苦くてまずい薬だったと思うけれど、飲んでくれたわ。」
ヴェナ「それでその子の風邪は治ったの。」
ヴェナ「さらにその後は、わたしが疲れで倒れちゃって、その子に看病されるはめになったけどね~。」
メルク「それは大変だったのですよ……。」
ヴェナ「今となっては良い思い出よ~。あ、看病のしあいで交流をするのはだめだけどね?」
ユウ「人間もモンスターも、健康が一番ってことですね。」
ヴェナ「ふふふ、そのとおりよ。……そんな思い出もあるし、モンスター医療は、もっと発展させていかないとね。」
ヴェナ「うちの病院でもずっと支えていきたいわ。30年前と違って、今はわたしと一緒に支えてくれるスタッフにも恵まれているしね。」

 

<朝>
薬学研究者「……。」
薬学研究者(私、森で倒れて……、紹介所の休憩室を貸してもらっていたのね)
薬学研究者(ああ……、ここのお姉さんと、それから助けてくれた人にお礼を言わないと……!)
「あらあら、おはよう。お日さまと一緒に起きれたみたいね。」
薬学研究者「あなたは……。」
ヴェナ「よく眠れたかしら?顔色はとても良いわね~。」
薬学研究者「あ、あの。もしかして、私の事を看病しにきてくれていましたか?」
ヴェナ「ええ、お邪魔させてもらったわ。」
薬学研究者「……おかげさまで安心して眠れたんです。何かお礼をさせてください!」
ヴェナ「まあまあ、お礼だなんて。それって何でもいいのかしら~?」
薬学研究者「あ、あまり大したことはできませんけど、言ってもらえれば……!」
ヴェナ「それじゃあ、わたしへのお礼の代わりに。そうできる時には……、」
ヴェナ「科学の国でモンスターを見かけたら、体調を悪くしてないか、ちょっと気にしてあげてほしいの。」
ヴェナ「そしてもし、悪そうにしているのにあなたの住む町に専門施設がない場合は……、クロシュナリア病院まで連絡してくれないかしら?」
薬学研究者「それがお礼で、いいんですか?」
ヴェナ「ふふふ、お願いしたいわ。モンスターに手を貸してくれるなら、それ以上にありがたいことはないもの。」
薬学研究者(……モンスターも、私と同じように不安な思いを、しているのかもしれないわよね)
薬学研究者「わかりました、そうしますね。」
薬学研究者(この人は……、ひとりで誰かが苦しまないように、尽くせる人なんだわ。それってむしろ、イメージしていたよりも……)
薬学研究者「……あなたって、私にしてくれたようなことを、モンスターにもしているんですか?」
ヴェナ「ええ。歌ってあげたり、手を握ったり……、それで心から健やかになれるのなら。」
ヴェナ「わたしは誰にだって、そうするわ。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等
     

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