概要
内容詳細
聖人
生き方が立派な人物。聖人を由来にして名付けられた人間は多い。教典にそれぞれの章として様々な話がある。
- リュシエルン
強さを司る聖人。リュシアン、リュエールの名前の由来。 - コゼートン
夢を司る聖人。コゼットの名前の由来。- 夢を渡りすぎて生死の狭間から抜け出せなくなったコゼートンは親しい者たちの声に導かれ、こちらの世界に戻ってくるという逸話がある。
- レテネーブル
リュシアンがレテネーブルを名付けた元となった聖人。夢の話が有名。- 狭くて薄暗い迷路にロウソク一本で迷い込んだレテネーブルはさまよい歩くも出口が見つからず、それどころかロウソクの灯りに照らされる自分の影が怖くて歩けなくなってしまう。背中にはない大きなコウモリの羽が影には生えていた。するとある老人が現れ、レテネーブルをコウモリの姿にし、ロウソクの灯を消し「光があるから影が見えるのだ」とささやいた。コウモリになったレテネーブルは暗闇をがむしゃらに飛び回ったが、光があった時には見えていた壁にぶつからず、暗闇は初めからそこにあって光によって影の形にかたどられていただけだと気付く。
それに気づくとレテネーブルは人間の姿に戻り、ロウソクを手にして老人の目の前に立っていた。老人に礼を言い、迷路を進むレテネーブルは自分の影を恐れずに見つめると影は指をさして出口まで道案内をした。出口の向こうへと踏み出した途端夢から覚め、自分を導いてくれた老人が聖人コゼートンだったことに気づいた。
- 狭くて薄暗い迷路にロウソク一本で迷い込んだレテネーブルはさまよい歩くも出口が見つからず、それどころかロウソクの灯りに照らされる自分の影が怖くて歩けなくなってしまう。背中にはない大きなコウモリの羽が影には生えていた。するとある老人が現れ、レテネーブルをコウモリの姿にし、ロウソクの灯を消し「光があるから影が見えるのだ」とささやいた。コウモリになったレテネーブルは暗闇をがむしゃらに飛び回ったが、光があった時には見えていた壁にぶつからず、暗闇は初めからそこにあって光によって影の形にかたどられていただけだと気付く。
- アドリスヌ
時を司る聖人。異界を旅した人物。- 特別な輝石祭が行われた時に異界を旅したとされている、初日の輝石流しが行われた直後に旅立ち、最終日の輝石流し中に戻って来たとされている。異界で授かった力で一匹のモンスターと心をかよわせミュージカを追い払った。
『人の命は夢幻の如く、生を得て散らぬ者は等しくなし』という言葉を残している。
- 特別な輝石祭が行われた時に異界を旅したとされている、初日の輝石流しが行われた直後に旅立ち、最終日の輝石流し中に戻って来たとされている。異界で授かった力で一匹のモンスターと心をかよわせミュージカを追い払った。
- ジェシス
- アムレス
旅人。ジェシスとリュシエルンの旅に同行し、2人を助け、導いたとされ、聖人となった。アムレットの名の元となった聖人。 - メザノッテ
『求めるものには与えよ。』という言葉を残している。メザノッテの名前の元。 - ベテルジュス
純白の翼が生えた聖人。輝石が流されなかった人間の魂を連れて安息の地へ連れていくという逸話がある。
輝石の生産がさかんなニュイテトワレの街では、聖人ベテルジュスの月と呼ばれる一か月の期間がある。この一か月は命が生まれるまでの長さとされ、輝石を与える主への感謝と命の誕生を祝う祭りだったが、輝石を持てない特異体質の女の子が亡くなった事件が起こった頃から、ベテルジュスの訪れを祝うようになったという。- 『嗚呼、罪深き魂どもよ。お前たちが安息の闇へと行けぬのはその罪ゆえの罰なのだ。そのものに与えられたのは、地上に縛られ、永久に嘆き続ける運命。哀れな魂たちは恐れおののいた。そこへあらわれたるは、かの聖人ベテルジュス。魂たちに手を差し出され、すくいあげられた。そして彼らとともに飛び立った。その背に生えた、純白の翼で。』『ゆこう、別れは終わりではないから』