車種

Last-modified: 2019-01-21 (月) 22:56:56

車種ごとの特徴

  • 車種ごとに特徴や傾向が分かれている。
    • ただし、例外も少なからずあり、おおまかな傾向しか示せないため、各自で個々の鋼舞姫をよく見て判断してほしい。

重戦車

重戦車や高トン数の主要戦車:
装甲と耐久はとても高く、持久的な対抗においては非常に良いパフォーマンスを見せてくれる。


特徴

  • 装甲・耐久が全車種中トップであり、隠蔽も低い。
    • 敵の攻撃を集中して受け止め、他の仲間に攻撃がいかないようにする、壁役にぴったり。
    • 防御は重型防護で、高い防御能力の装甲を装備できる。
  • 火力面についても、自走砲・突撃砲に次いで中戦車と同程度と低くはない。
    • 射程は長めで、運動エネルギー弾・炸薬弾の両方を装備できるものが多い。

運用

  • 壁役として、敵の攻撃を受け止めるのが役目。
  • 優先すべきは装甲
    • ダメージを受けることが前提となるため、被ダメージが少なくなればなるほど良い。
  • 隠蔽は低いほうが良い
    • 厚い防護板は隠蔽を下げることができる。
    • 絶対値が高くとも、他ユニットより相対的に低ければ問題はない。
  • あとは余裕があれば、耐久・回避を上げたい。

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク1408595243
強殖ランク124809660114028836


中戦車

中戦車と一部の主要戦車:
各種の能力は平均的で、総合的な適応力が高くて、いろんな仕事が任せられる。


特徴

  • 全ステータスが可もなく不可もないバランスの取れた万能型。命中は比較的高め。
    • 射程は短めで、運動エネルギー弾・炸薬弾の両方を装備できるものが多い。
    • クリティカル以外では即死しない程度の耐久もあるので、あまり防御に気を使わなくてもいいのもポイント。
  • 載せる設備次第で、色々な役割を当てられる。
    • たとえば火力や命中を上げて、近接時のとどめ役に。
    • たとえば偵察設備をガン積みして、偵察役に。
    • たとえば隠蔽を下げ装甲を上げて、壁役に。
  • 設備を入れ替えることで、1人を育てるだけで様々な場面で活用することができる。

  • とはいえ、個々で特徴が異なり、中にはとがった性能を持つ鋼舞姫もいるため、
    ステータスや設備スロットをよく見て性能を把握することが重要。
    • ゲームシステムを理解した玄人向けの車種だが、他のどの車種にもできない役割を持つものが多い。
      総じて、カタログスペックに現れない部分に強みを持つ車種と言える。

運用

  • ステータスや設備スロットなどを加味し、小隊の弱点を補うように運用すると良い。
  • 基本的には、歩兵手すりでダメージソースを増やした高命中のサブアタッカー、といったところか。
    • 射程は短めのものが多いため、近距離地形ではメインアタッカーを張れる。

  • とがった性能を持つ中戦車で、以下のような運用も可能。
  • 偵察役
    • 九七式中戦車 新砲塔チハは、偵察105で全鋼舞姫で2位タイ。
      内壁・特殊スロットも多いうえに、耐湿気持ちと、トップクラスの偵察役にできる。
    • 他でも内壁・特殊スロットが多い鋼舞姫は、偵察役で運用することができる。
      • 偵察値は軽戦車にやや劣るかもしれないが、軽戦車より生存性が高く攻撃面でも上なのは魅力。
  • 壁役
    • T-34-2T-54中戦車、パンターなどは、
      重戦車並みの重装甲、低隠蔽、そこそこ高い回避で、充分にメインの壁役として運用することができる。
      • 防御は中型防護なので、技術を傾斜配分している場合は注意。
  • 遠距離攻撃役
  • 歩兵攻撃役
    • ヴィジャンタ(輸出仕様)は、外部スロット3つに歩兵てすりを満載すれば、高い歩兵ダメージを期待できる。
      • 嬉しいことに中戦車の中で隠蔽値が一番高く、攻撃を受けずに歩兵攻撃まで持ち込める。

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク13514765185
強殖ランク124201688478021660


軽戦車

軽戦車と超軽量の主要戦車:
近距離戦に向いている。非常に強い偵察能力も備え、チームをサポートすることができる。


特徴

  • 偵察が高く、それを活かした偵察役が主な役目。
    • 砲隊鏡を載せられる内壁・特殊スロットが多いほど、偵察役向き。
  • 回避は高いが、装甲・耐久は低め。自走砲のまぐれ当たりなどで即死する危険性が高い。
    • 防御は中型防護。軽型防護ではないので勘違いしないように。
  • ほぼ小口径で火力も低いが、命中は高い。
    • ほとんど運動エネルギー弾しか装備できないのもあり、近接時のとどめ役として活躍できることも。
  • おおまかに、低火力高偵察の偵察型と、中火力中偵察の攻撃型の2種類に分けられる。

運用

  • 偵察型
    • 偵察戦で優位に立ち、味方の攻撃役に2回攻撃させるのが役目。
      • 自らの攻撃能力は低いため、ダメージはあまり期待できない。
      • 砲隊鏡をはじめとした偵察設備をひたすら載せるべし。
      • 次いで生存目的で、回避・耐久・隠蔽を上げるのが無難。
    • 泥道地形用の耐湿気持ち偵察役と、それ以外の偵察特化、2名を育成すると良い。

  • 攻撃型
    • 射程が短いため近距離地形での攻撃役。
      • 命中が高いため、高回避の駆逐が出てくる戦場では活躍できるかもしれない。
    • とはいえ火力自体はそこまで高くないので、リロード突撃!効果の砲弾などを装備しよう。

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク130128401410
強殖ランク1236014496480168120


自走砲

自走砲と自走ロケット砲:
最高の火力と射程を持ち、遠距離の地形で最大の実力を発揮できる。


特徴

  • 最高の火力と長い射程を持っている。
    • 特に砲撃段階・遠距離地形での、メイン火力役を担う。
    • 弾種は炸薬弾がメイン。
  • その一方で、回避・装甲・耐久は低く、防御面はかなり弱い。

  • 主砲のロケット弾を使用できるのは、自走砲以外にはほぼいない。
    • 他の弾種以上に長射程(=砲撃段階で攻撃順が早い)で、確率で複数の敵に攻撃をする。
    • ある程度運に左右されるものの、他の自走砲の倍近い火力を発揮することもあるため、砲戦を重視するならおすすめ。

運用

  • メインアタッカー(攻撃役)としてダメージを稼ぐのが役目。
  • 優先的に隠蔽火力を上げよう。
    • 隠蔽は、砲撃段階で2回攻撃を行うために必要だし、攻撃対象にならないためにも重要。
    • 与ダメージを上げるには火力を上げるのが大前提。
  • 次いで上げたいのは徹甲・命中。バランスを見て。
    • 徹甲不足と表示されるようなら、火力を削って徹甲を上げた方が与ダメージは増えるかもしれない。
    • 命中をどこまで重視するかは個々人の好みによる。
      ミスも減るし接近段階で攻撃順が早くなるので、ある程度は積んでおくのが無難。
  • 長射程のため、近距離地形では近距離アタッカーと交代することも考えておくべき。

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク16018545105
強殖ランク127202166054012060


駆逐戦車

軽装甲車や駆逐戦車:
回避が抜群で、一部は優秀の兵士を搭載して近距離戦段階で壊滅的なダメージを与える。

  • 本来、駆逐戦車(独英:Jagdpanzer)に区分されるものは一部で、
    いわゆる装甲兵員輸送車・歩兵戦闘車・偵察戦闘車などに区分されるものが多い。
  • 英語表記LAVは、一般的にはLight Armoured Vehiclesの略で、軽装甲車の意。
    • 北米版公式Wikiでは、Light Assault Vehiclesとされている。

特徴

  • 装甲・耐久が低いが、それを補うように回避が高い。
    • 隠蔽も高めで攻撃対象になりづらく、攻撃されても高回避で避けることが多い。
  • 命中は高めだが、火力・徹甲は低い。弾種は運動エネルギー弾が多い。
  • 攻撃面では、歩兵ハッチを装備しての歩兵攻撃が本領。
    • 命中・回避が高いため、接近・肉薄段階で先手を取って攻撃することが多く、歩兵攻撃との相性も良い。

  • M10ウルヴァリンM18ヘルキャットの系統など、操縦席スロットを持っていない鋼舞姫もいる。
    • 比較して火力・徹甲・耐久・装甲が高く、主砲も中口径。攻撃力を高めた軽戦車という感じの性能。

運用

  • 基本的には、射程が短いため近距離地形での攻撃役。

  • 歩兵攻撃型
    • 歩兵ハッチを装備して、歩兵攻撃を中心に考えよう。
      • 隠蔽・回避を上げて、攻撃を受けないようにする。
      • 徹甲を上げ、射程の短い通常弾を装備する。
    • 詳細は、戦闘の歩兵攻撃の項を参照。

  • 砲戦型
    • 軽戦車と同じように運用できる。軽戦車以上に装甲・耐久が低めなので注意。
    • また、偵察役として運用できる鋼舞姫もいる。
      • SpPz2ルクスSd.Kfz.232は、偵察120で全鋼舞姫中1位。
        Lav-150コマンドウ?は、偵察105で全鋼舞姫中2位タイ。
      • 内壁・特殊スロットも多く、トップクラスの偵察役になれる。

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク14016825810
強殖ランク124801929630096120


突撃砲

突撃砲と射撃区域限定の駆逐戦車:
優れた隠蔽と徹甲能力を持ち、特に対装甲の厚い敵には効果的。

  • 本来、突撃砲に区分されるものは一部で、
    いわゆる対戦車車輌・自走砲・駆逐戦車などに区分されるものも含まれている。
  • 北米版公式Wikiでは、Anti-Tank Gunsとされている。戦車ですらなく対戦車砲のこと。
    • 突撃砲(独:Sturmgeschütz)の英語表記Assault Gunとかけたダブルミーニングも意図しているかもしれない。

特徴

  • 徹甲が高く火力も高めだが、命中が低い。
    • 運動エネルギー弾・炸薬弾の両方を装備できるものも多い。
    • 射程は短めのものが多いが、中には自走砲並みの射程を持つものもいる。
  • 装甲は高く、重戦車と同じ重型防護を装備するため、防御面は強い。
    • フラット車体のため運動エネルギー弾への耐性が多少あり、泥道地形で徹甲が低下しないという特徴もある。

  • 中戦車並みに個々で特徴が違うため、ステータスをよく見て性能を把握することが重要。
    • ドイツは高隠蔽で装甲・徹甲が控えめ、ソ連は重戦車並みに隠蔽が低いが主砲の口径が大きい、、、
    • などと、国籍ごとに特徴があるようにも思えるが、
      ヤークトティーガー(独)は、徹甲・装甲ともにトップクラスだし、
      ASU-57ASU-85空挺駆逐戦車(ソ)は、全鋼舞姫で隠蔽が2位3位である。

運用

強殖の上昇値

火力徹甲命中耐久装甲回避
強殖ランク14024370166
強殖ランク124802883684019272


役割による小隊編成

  • 好きな鋼舞姫を並べて小隊を編成するのはもちろん構わないが、効率的な攻略をするにはそれだけでは難しい。
    • レベルや技術ランクを上げいい設備を載せれば、ある程度まではそれでも問題ないが。
  • 以下では、明確にすべき役割(ロール)を挙げる。それを意識して小隊を編成し設備を載せよう。
  • また理解を深めるには、各ステータスがどのように戦闘に影響しているのかも知る必要がある。
    併せて、戦闘についても参照してほしい。

壁役、タンク

  • 敵の攻撃を積極的に受け止め、防御が弱い味方に攻撃が向かわないようにする役目。
    • 隠蔽は低ければ低いだけ、壁役に攻撃が集中することになって良い。
    • ダメージを受けることが前提のため、装甲が重要。
    • あとは余裕があれば、耐久・回避を上げたい。
  • 優れた壁役の条件としては、以下の項目が挙げられる。
    • 高い装甲値
    • 低い隠蔽値
    • 高い回避値
    • 高い耐久値
    • 高い被覆度・均質度(被クリティカル率とクリティカル防御)
    • 車体:チルト車体フラット車体、防御:楔形装甲を装備可能(跳弾能力の付与)
    • エンジン:耐砂嵐耐凍結を装備可能(砂嵐・凍結の地形効果は被ダメージ増)
    • 多い設備枠
  • 重戦車が最適だが、一部の突撃砲・中戦車にも向いている鋼舞姫はいる。
  • また、装甲ではなく回避を重視した回避盾という構築も考えられる。
    • しかし、回避は安定せず1,2発くらうだけで沈むためなかなか難しい。
      回避スキルが可能になってようやく一考の余地がある。

攻撃役、アタッカー

  • メイン火力担当、とにかくダメージを与える役目。
    • 火力隠蔽、次いで徹甲・命中が大事。
    • 隠蔽は砲撃段階で2回攻撃するためにも、攻撃対象にさせないためにも重要。
  • 高難易度になるにつれ地形効果も無視できなくなるため対応できると良い。特に泥道地形。
    いづれも車体なので特定鋼舞姫で全対応は不可。
    • 広原対応(平原:砲撃段階のみ大幅火力ダウン)
    • 耐低木(森林:火力ダウン)
    • 耐泥沼(泥道:徹甲ダウン)
    • 耐欠片(岩地:命中ダウン)
  • 自走砲は火力が高く、まさにこの役割のためのような車種。
    • ただし射程が長く、近距離地形では遠弾となり命中しないことも。
  • 近距離地形用には、突撃砲・中戦車・駆逐戦車あたりで用意しておきたい。
    • 硬芯弾を装備できる突撃砲は、町地形で非常に強力。徹甲が高いため重装甲も抜ける。
    • 駆逐戦車は、必中の歩兵攻撃が魅力。
  • 上記以外の車種でも、火力が高ければ攻撃役として運用できる。
    • リロード効果の砲弾などは素のステータス以上に活躍できる。

偵察役、サポート

  • 開幕の偵察戦で偵察を稼ぎ、味方の攻撃役に2回攻撃させる役目。
    • とにかく砲隊鏡などで偵察を上げよう。
  • 基本的には小隊に1名いれるだけで充分。
    • 泥道地形用の耐湿気持ち偵察役と、それ以外の偵察特化、2名を用意しておきたい。
    • 序盤は火力面が貧弱で不要。空いたスロットに適当に偵察設備を載せておけばいい。
  • 軽戦車が向いているが、駆逐戦車・中戦車の一部もかなり適性が高い。
    • 砲隊鏡を載せられる内壁・特殊スロットが多ければ、他の車種でも偵察役として運用できる。

万能型、マルチロール

  • 編成すべき役割とも少し異なるが、中戦車は載せた設備に応じてどの役割でもこなせる。
    • といってもステータスや設備スロットで得手不得手はあるので、戦闘システムに対する理解がある程度必要。

具体的な戦術

  • 偵察戦で優位に立ち、攻撃役に2回攻撃をさせよう。
    • 偵察値は偵察役だけではなく全体的に高い方が良い。
      • ただしチーム全体に偵察設備を分散させて載せるより、偵察役に集中して載せるほうが効果が少し高い。
    • 攻撃役の(攻撃を優先させたい鋼舞姫順に)隠蔽値を高くする。
      • 偵察値も多少影響することに注意。
    • 偵察戦で優位に立つことは、敵の攻撃回数が減る、つまり被ダメージが少なくなるということ。
  • 壁役が集中して攻撃されるようにし、他の味方は攻撃されないようにする。
    • 隠蔽値は、壁役は低いほうが、それ以外は高いほうが良い。
    • ただし、偵察戦では隠蔽値も関わるため、チーム全体の隠蔽値が高い方が偵察戦では優位に立てる。
      • 隠蔽値の差がある程度あれば壁役は機能するので、厚い防護板で下げずとも済む場合もある。
  • 壁役以外に攻撃がくる場合は、隠蔽値を調整し直す。
    • このとき攻撃役に2回攻撃がまわるように、他のユニットの隠蔽値も調整してやる必要がある。
      • 消炎器は、素(偵察戦時)の隠蔽補正量は少ないが、砲撃時の隠蔽補正量は多い。
        そのため攻撃優先度が高くなく防御の弱い偵察役向けの設備。
    • 隠蔽の調整だけでは限度があるので、その場合は諦めて回避や耐久を上げて生存性を高めること。

コメント

  • 鋼舞姫や車種別一覧に散らばっていた記載をまとめて記述も修正しました。 -- 2018-09-27 (木) 01:19:32