彩蓮の歴史

ここでは、主に彩蓮の歴史について述べていく。

古代

彩蓮人の先祖は、大陸の西海岸から島伝いにやってきたピーリング人説と大陸東海岸から渡来したエルヴァ人から転じた人華系の混血説があると言われていますが、
見た目などはほとんど人華系であるため、人華系移住者の子孫が今の彩蓮人ではないかと言われています。
また、前暦の5世紀ごろまでの狩猟生活時代後期の遺跡として見つかっているのが人華に近い南麗地方に集中しているため、その説が有力です。

廊禪王朝

紀元前1世紀ごろ、稲作の伝来に伴い伝来した遠江地方を中心に小さなコミュニティが国へと発展していきました。
好戦的な人種が多かった遠江地方ではすぐさま覇権争いが勃発し、韻神 廊禪 柵御 の3国が覇権を争っていました。
この時代を具体的には遠江時代と呼びます。
56年、今の西和州と東江州の州境にある帝閣山脈の付近で韻神と柵御による衝突があり、両軍が消耗を極めていました。
そこで北部から大軍を率いた廊禪が両陣営を襲い、制圧しました。
各陣営の主要拠点を占領し、わずか2ヶ月で2王朝を滅亡させました。
遠江地方の大半を占領した廊禪王朝は１つの国家を建設しました。これを「廊禪ノ地国」と呼びます。

2王朝の時代

1世紀末、現在の紫暮地方でも２つの強大な王朝が誕生し覇権を争いました。四海矢（しのみや）朝と海渡（みとり）朝です。