岩崎支社/水樹電車区

Last-modified: 2008-12-05 (金) 21:09:01

概要

岩崎支社の岩崎本線・水樹線で運用されている車両が所属する電車区。
岩崎本線系統の車両の検査も当電車区構内の車両工場で実施している(除、重要部・全般検査)。
ノクターン・ツンデレラエクスプレス号の初音側の滞泊・折返基地にもなっている(※)。
※ノクターンの折返基地は終着駅阪津至近の阪津検車区
その為、ノクターンで運行される全車両に対応した洗車機が設置されている。
市街地にあり手狭である為、近い将来に北部へと検車区機能を移転させる計画もある。
所属車両を全て留置する事は出来ないので、一部車両は駅や他の電車区に留置している。

また、構内に水樹運輸区と水樹保線作業区がある。

所属車略号

「岩ミナ」…岩崎支社の「岩」と水樹七丁目を意味する「ミナ」より

所属車両

  • 岩崎本線
  • 207系
    • 岩崎本線各駅停車(初音~原巳浜・南岩崎~みくに)で運用。南岩崎・みくにの両駅の夜間留置もある。
    • C01~29・F02~29編成の29本配置(分割可編成28本、固定編成1本)。C編成は4両、F編成は3両となっている。
    • C01編成のみ7両固定で、C・F02~14編成は4+3両でいずれも0番台。C・F15~29編成は同じく4+3両の1000番台となっている。
  • 221系
    • 岩崎本線快速(南岩崎~茅原)で運用。また、茅原・南岩崎への送り込みも兼ねて水樹七丁目発の各駅停車として運用する事もある。
    • AW01~31編成の31本配置。数編成が茅原駅に駅留置される。
    • 本数に余裕がある為か、有明発着のコミケ臨に運用される事も多い。
  • 223系
    • 岩崎本線新快速(初音~弘南)で運用。また、初音や弘南への送り込みも兼ねて快速や各駅停車で運用する事も。特に新快速が運転されていない、早朝の弘南方面行き快速と3扉表記のある各駅停車は殆ど223系で運転されている。
    • V01~18編成・W19~44編成の44本配置。初音駅や涌緑検車区に滞泊する運用もある。
    • V編成は1000番台、W編成は2000番台と区別されているが運用上の区別は特に無い。
  • 883系
    • 特急ツンデレラエクスプレスで運用。
    • I01~08編成の8本配置。前面塗装は黄色となっている。
    • 良船・小神・涼宮各支社の編成と完全共通運用になっている。
  • 885系
    • 特急・快特ノクターン号で運用。
    • SI01~07・51~53編成の10本配置。阪津へは回送、真戸市へは定期列車で編成を送り込む。(最も水樹電車区に滞泊する運用で翌日、真戸市へ行ってから折り返す運用は殆ど無い)
    • 快特運用に入った編成は水樹電車区に帰って来る事が多いが、特急運用に入った編成は中々水樹電車区に帰って来ない事が多い(885系の水樹電車区滞泊運用は快特を除けば2運用のみ)。10本配置に対して7本使用の為、予備車が出来るが、予備車は阪津検車区もしくは真戸市車セに常駐している為、中々帰って来ない。
  • 水樹線
  • E217系
    • 岩崎本線・水樹線区間快速(岩崎空港~原巳浜)で運用。
    • Yi01~12編成の12本配置。
    • Yi01~03編成はVVVF更新も含めた更新工事を施工している。
  • E231系
    • 岩崎本線・水樹線各駅停車(岩崎空港~創聖川)で運用。
    • IT01~20編成の20本配置。
    • 全編成に冬季の車内温度保持の為の半ドアスイッチを取り付けている。
  • 485系
    • 特急くそみそ号で運用。
    • R31~36編成の6本配置。1本は創聖川貨物駅滞泊となる。
    • 特急くそみそにしか運用されない為、常に2本程度の余剰が発生している。

水樹運輸区

岩崎本線・水樹線の運行を担当する乗務員が所属する運輸区。
車掌は特急を専門に受け持つH班と特急以外を受け持つD班に分かれている。
一方の運転士は、ノクターンが絡んでいて少々複雑である。
主に水樹線や岩崎本線の各駅停車等、短距離主体のA班。
区間快速や特急くそみそ、岩崎本線の快速や新快速等、中長距離主体のB班。
そして、ノクターン号のみに乗務する特別選抜のS班の合計3つの組織がある。
S班に所属する運転士は全員がニコ鉄全支社から選抜されたエリートであり、弘南支社涌緑電車区の高速班に所属する運転士と同様の訓練を受け、全課程を終了している。
詳しい訓練内容は涌緑電車区の欄を参照。

乗務範囲

弘南支社涌緑電車区の運転士も岩崎本線の乗務に入る事がある為、乗務範囲は広くてもそれほど多くない人数でローテーションを回す事が出来る。
ノクターンの涌緑電車区高速班との受け持ちは、ほぼ半々ずつである。

  • ノクターン
    • 初音~弘南(涌緑)
    • 特急の場合は涌緑まで継続して乗務するが、快特の場合は弘南で日本橋高速鉄道の運転士と交代する(これは快特が境界駅である涌緑に停車せず、快特の次の停車駅である新日本橋までの間だけ涌緑電車区の運転士に乗務させるのも非効率である為)。
  • 岩崎本線各駅停車・快速・新快速
    • 初音~弘南
  • 水樹線
    • 全線(区間快速は終点まで全区間乗務。一方の特急くそみそは、スイッチバックをする創聖川で原巳浜運輸区の運転士・車掌と乗務員交代をする)
  • 有明線
    • 岩崎空港~岩崎(水樹線の岩崎空港乗り入れ列車のみ)