採用車種一覧/京阪3000系

Last-modified: 2011-08-19 (金) 18:39:03

京阪3000系(8000系30番台)

概要

初音島線線形改良工事に伴い、215系のシャトル快速列車を置き換える形で登場した特急スカーレット専用車両。
オールクロスシート、テレビカー、ダブルデッカーなど、特別料金のいらない優等列車としては最高の設備を誇る。

京阪では京阪8000系への置き換えが進み、現在は1編成のみ在籍する。
後述する3000系(2代)の登場に伴い8000系30番台に改番された。

諸元

形式3000系
編成7両
営業最高速度115km/h
軌間1435mm
電気方式直流1,500V
主電動機直流複巻式整流子電動機
主電動機出力定格175kW(直流複巻式整流子電動機としては日本最強)
歯車比84:16=5.25
駆動装置中空軸たわみ板継手式カルダン式
制御方式分巻界磁位相制御(電力回生機構、定速度制御機構搭載)
定速制御装置時速45km/h以上であれば任意に設定が可能である
速度低下時には力行ノッチが自動進段、速度超過時は3km/hまでなら回生制動が、これを超過した場合は電気ブレーキが自動的に動作
ブレーキ方式電気指令式ブレーキ
保安装置京阪型速度照査ATS( ※ATS-Pを更に強固にしたもので、パターンに当てたら非常ブレーキが作動し、完全停止するまで復旧できない)
台車車体直結式(ダイレクトマウント)空気バネ式台車
座席転換クロスシート(空気圧駆動式自動座席転換装置搭載)及び収納式補助いす
テレビ32インチ液晶ハイビジョンテレビ(地上波デジタル放送対応の特注品)×1
電話カード専用公衆電話機×1
吊革なし
中吊り広告なし

京阪3000系(2代)

中之島線開業に伴い誕生した快速急行用車両として登場した。

在籍会社一覧

運用

神領支社

十羽野線にて運用される。
導入当初は5両編成で武豊線で使用されていたが同線の混雑緩和のため、
十羽野線に投入された京成3000形と入れ替える形で十羽野線に転属となった。
現在では線内運用のほか、十羽野線から神領国際空港に直通するエアポート急行にも使用されている。

8両編成10本が所属。

江北支社

江北線柴浦線三江線にて運用される。
江北線の開業にあわせて、主力種別の快速急行に充当するために導入された。

8両編成16本が所属。

慧陽急行電鉄

慧急空港線が開業した際に各駅停車用として導入された。
現在は慧陽国際空港~双橋間の各駅停車として運用されている。

岩島支社

岩島環状線(未完成)の普通(各駅停車)として運用されている。