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概要 
- 路線距離（営業キロ）：??km
- 軌間：1067mm
- 駅数：7駅（起終点駅を含む）
- 複線区間：なし
- 電化区間：なし
- 閉塞方式
- ATS-Sk
- 最高速度:120km/h
沿線風景
険しい山間部にあり、道路さえまともに建設することができない八千代町内の各集落を結ぶために、ニコニコ鉄道江北支社の前身である江北地区開発公社が建設した路線。元々は江北支社が保有していたが、赤字が膨らんできたため、豊栄市・八千代町・江北支社の3者共同運営の第3セクター鉄道となった。江北地区にある路線の中では、唯一の非電化路線である。
線内には3つのスイッチバック駅と2重ループ線が存在しているほか、北宇智・林間田園都市間にある八千代川第3橋梁は水面から線路まで約200メートルの高低差がある。見晴らしの良いところが多く存在しているため、青南台線ファンは多い。人口の少ない集落を結んだ路線のため、乗客数は非常に少ない。特に、林間田園都市・青南台間の1日あたりに平均利用者数は2人と、その利用者の少なさが伺える。
学園都市・香櫨園間のアクセスを向上するため、豊栄市が学園都市から青鉄香櫨園までの延伸工事を行った。また江北支社線は1435mmの標準軌を採用しているが、青南台鉄道線は1067mmの狭軌を採用しているため、ほかの路線と直通運転ができない。
駅・停車駅
| 駅名 | 特急 | 普通 | 接続路線 | 駅構造 | その他 |
| 青鉄香櫨園（Seitetsu-Koroen） | ● | ● | ■柴浦線 | 小型高架駅 2面2線 | 柴浦線とは直通不可 |
| 学園都市（Gakuentoshi） | ● | ● | ■豊栄線 | 大型地上駅 3面6線 | 豊栄線とは直通不可 |
| 八千代（Yachiyo） | ● | ● | 小型地上駅 1面1線 | ||
| 大谷信号場 | ｜ | △ | 中型操車場 2線 | 一部普通列車が対向待ち | |
| 篠坂（Shinosaka） | ● | ● | 小型地上駅 1面1線 | ||
| 北宇智（Kitauchi） | ｜ | ● | 小型地上駅 2面2線 | ||
| 奥八千代信号場 | ｜ | △ | 中型操車場 2線 | 一部普通列車が対向待ち | |
| 林間田園都市（Rinkandenentoshi） | ● | ● | 小型地上駅 2面2線 | ||
| 青南台（Seinandai） | ● | 小型地上駅 1面1線 |
運行種別
特急
- 使用車種：キハ183系5200番台
アクセスを向上するために設定された種別。
停車駅は普通列車とあまり変わらないが、最高速度の引き上げによって普通列車と比べ、約半分の時間で行くことができる。車両はどこかの支社から譲り受けたキハ183系5200番台を使用している。
普通快速（青鉄香櫨園～青南台）
- 使用車種:JR西日本キハ52系(1連)
各駅に停車する基本種別。
全線通しで運行する列車は1日に2往復設定されているのみ。昼間は青鉄香櫨園・八千代間または北宇智・青南台（林間田園都市）間の区間運転列車の運用に就いている。
1両編成で運行されるため、青鉄香櫨園・八千代間は混み合うように見える……が、そもそもこの区間が混み合う時間に走らないので、観光客以外の乗客がほとんどいない。
普通（青鉄香櫨園～八千代）
- 使用車種：キハE131型＋132型(4連)
各駅に停車する基本種別。
速度の遅いキハ52系を補完するため、青鉄香櫨園・八千代間の区間運転列車に充当されている。
列車ダイヤ
- 青南台鉄道全線時刻表＆ダイヤグラム
（※このデータを読み込むには、フリーソフト『OuDia』が別途必要です）
青南台鉄道は始発駅の青鉄香櫨園から八千代以遠に向かう列車が1日4本しかない。そのうち2本は林間田園都市行きの特急列車で、『りんかん』という愛称が付けられている。また、それまでバスしかアクセスの無かった区間を結ぶシャトル列車「青鉄香櫨園～学園都市」の系統、八千代町街と豊栄市街地を結ぶ「青鉄香櫨園～八千代」の系統、北宇智にある別荘地から林間田園都市を結ぶ「北宇智～青南台」の系統の区間運転列車も設定されている。
各駅情報
青鉄香櫨園駅
2面2線5両対応の高架駅。駅は柴浦線と三江線の香櫨園駅出口目の前にあり、江北支社の駅とは別の駅になっている。青鉄香櫨園駅から学園都市・八千代駅までは区間運転の列車があることから、比較的列車の本数は多い。
| のりば | 行き先 |
| 1 | 青南台鉄道 林間田園都市・青南台方面 |
| 2 | 青南台鉄道 学園都市・八千代方面 |
- 乗降客数：2,376人
- 列車本数：1～2本/1h
- 乗り換え：■柴浦線
乗り換え：■三江線 - 元ネタ：阪神電気鉄道香櫨園駅
- 周辺名所：MKR香櫨園浜・ミックカメラ香櫨園店
| 時刻表 | 上り | 下り | 改正 |
| ■青南台鉄道 | □ | 2023.05.19改正 |
学園都市駅
3面6線8両対応の地上駅で、青南台鉄道は4・5番線を宿借りしている。データイムの豊栄線は、樟葉方面が6番線、江北豊栄方面が3番線から発車することで、青南台鉄道との乗り換えの利便性を向上している。青南台鉄道の列車内で運賃を精算できることから、学園都市駅での乗り換えの際に新たに切符を購入する必要はない。
| のりば | 行き先 |
| 1 | 豊栄線 江北豊栄方面 |
| 2 | |
| 3 | 豊栄線 国際展示場・江北豊栄方面 |
| 4 | 青南台鉄道 八千代・青南台方面 |
| 5 | 青南台鉄道 青鉄香櫨園方面 |
| 6 | 豊栄線 樟葉・国際展示場方面 |
- 乗降客数：3,804人（青南台鉄道のみ）
- 列車本数：1～2本/1h
- 乗り換え：■豊栄線
- 元ネタ：神戸市営地下鉄西神延伸線学園都市駅
- 周辺名所：学園都市セントラルタワーズ・ヨドヤバシカメラマルチメディア学園都市
八千代駅
2面4線6両対応の地上駅。かつては豊栄線との直通運転が計画されていたため、この駅だけ有効長が長い。青。青鉄香櫨園駅から学園都市・八千代駅までは区間運転の列車があることから、比較的列車の本数は多い。
| のりば | 行き先 |
|1|青南台鉄道2五進線3五新線4青南台鉄道
篠坂駅
1面1線5両対応の地上駅。当駅は樟葉市街地から柴浦市街地までを一望できる高台に位置しており、多くの乗客が途中下車をしていく。駅前にはレジャー牧場や篠坂温泉などもあり、列車の本数は少ないが、暇をつぶすのに困ることはない。
| のりば | 行き先 |
| 1 | 青南台鉄道 青南台・青鉄香櫨園方面 |
- 乗降客数：444人
- 列車本数：4本/1Day
- 元ネタ：山陽自動車道篠坂パーキングエリア
- 周辺名所：篠坂温泉・篠坂牧場
北宇智駅
2面2線5両対応の地上駅。スイッチバック設備を有しており、北宇智駅から青鉄香櫨園に向かう列車（またはその逆）はスイッチバックを通らないと駅のホームに入ることはできない。林間田園都市駅から来る当駅折り返しの列車も、同様にスイッチバックを行わない。
| のりば | 行き先 |
| 1 | 青南台鉄道 八千代・青鉄香櫨園方面 |
| 2 | 青南台鉄道 林間田園都市・青南台面 |
- 乗降客数：284人
- 列車本数：（下り）5本/1Day （上り）2本/1Day
- 元ネタ：JR和歌山線北宇智駅
- 周辺名所：サンシャインシティ北宇智（別荘地）・北宇智小学校
林間田園都市駅
2面2線5両対応の地上駅。高原レジャー都市『林間田園都市』の玄関駅で、駅前からは周遊バスが発車している。青鉄香櫨園方面から青南台駅へ直通する列車は、この駅でスイッチバックを行う。
| のりば | 行き先 |
| 1 | 青南台鉄道 特急列車用ホーム |
| 2 | 青南台鉄道 普通列車用ホーム |
- 乗降客数：405人
- 列車本数：（下り）3本/1Day （上り）7本/1Day
- 元ネタ：南海電気鉄道高野線林間田園都市駅
- 周辺名所：林間田園都市・りんかん野外音楽堂
青南台駅
2面2線5両対応の地上駅。青南台鉄道の終着駅である。周辺人口・鉄道利用者ともに非常に少ないが、地形の関係で自動車の走行できる地区外接続道路を建設することができず、鉄道は非常に重要な存在となっている。現在は、農家民泊の導入など観光客誘致に力を入れている。
| のりば | 行き先 |
|1|青南台鉄道 2特急ホーム
- 乗降客数：61人
- 列車本数：3本/1Day
- 元ネタ：大阪府堺市美原区青南台
- 周辺名所：里山ねっと『やまねこの森』
| 時刻表 | 上り | 下り | 改正 |
| ■青南台鉄道 | □ | 2023.05.19改正 |
