NLPコミュニケーション・モデル

Last-modified: 2018-04-23 (月) 22:39:42

 
人は感覚器官を通して何かしら情報を得て、それに反応します。
感覚器官というのは、視覚(V)聴覚(A)体感覚(K)などを指します。見て、聞いて、触ってみたいな感じ。
人は目や耳から入ってきた情報を、その人の持つ何かしらのフィルターを通して、脳にインプットします。
 

フィルターは主に3つ (メタモデルと呼ばれています。本当は12個あるらしいのですがまだ勉強中 (^Q^ )

1. 一般化: 特に例外や可能性は一切考えず、こんなもんだろうと自分の中で一般化して納得すること
2. 歪曲:その情報を整理して省略化する中で、自分で勝手に意味付けしたり、決めつけたりすること
3. 省略:見たもの聞いたものの一部だけがインプットされてあとはスルー。みないな感じ
 
ちょっと強引に例を作ってみました。
仕事でお客さんに「上司に確認するから少しだけ回答を待ってほしい」と言われた場合のそれぞれの反応の例
 
1.一般化
お客さんって、みんなすぐに返事をくれないんだよな。
(本当にみんなですか?一回も返事をすぐにもらったことないですか?一回でももらっていたら「みんな」は一般化です)

2.歪曲
私は好かれていないんだな。待ってる間にきっと競合に連絡を入れるのね。。。
(誰もそんな事言ってませんよね~)

3.省略
明日返事がもらえそう!やったー!
(「上司に確認する」って、聞こえましたよね?)
 
上記のような様々なフィルターを通して、人は出来事に、言葉、言動、態度で反応を表します。
この一連の、「出来事>フィルター>言葉、言動、態度」の流れをコミュニケーションモデルと言います。
 
フィルターの存在を意識できれば、「自動的にフィルターが作動したな?」「勝手に意味付けしちゃったかな?」と自分の脳の怪しいところを自覚して、相手に丁寧に質問を返すことで、コミュニケーションのズレを少しでも修正することができるといいなぁって思いました。
 
 

私の説明よりわかりやすいと思う説明はこちら
 
メタモデル
https://www.nlpjapan.co.jp/000002.html