11巻/5. ELDER GOD SPEED LOVE

Last-modified: 2014-04-22 (火) 22:04:13

ELDER GOD SPEED LOVE

  • 劇場版「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」とクトゥルー神話のELDER GOD(邦訳では旧神と訳される事が多い)

「何が始まるんです……?」
「幻夢境の強化だ」(248p10~11行目)

  • 『コマンドー』の一場面
    • 「何が始まるんです……?」「第三次大戦だ」

「この娘はな―――過剰適合者だ」(252p6行目)

  • 『仮面ライダーW』より、ガイアメモリとの相性が良過ぎて、メモリの能力を通常よりも余計に引き出してしまう者のことを指して言う。
  • 設定によれば、大道克己もまたエターナルメモリと運命的に引かれ合った過剰適合者であり、
    ゆえにこそ通常レッドフレアどまりな筈が、ダブルのエクストリームにも相当するブルーフレアへの二段変身を成し遂げた、のだそうである。

「この娘のイース適合率は、98%だ」(252p11行目)

  • 『仮面ライダーW』財団Xエージェント・加頭 順の、ユートピアメモリとの適合率と同じ数値。

「LiNKER……人為的に適合率を引き上げる薬品」(252p13行目)

  • アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』が元ネタ。元ネタでは、敵性勢力であるノイズに唯一対抗出来る、聖遺物との適合率を上げる為の薬品である。
  • 同ページ内、前述されている適合者という言葉も、このLinkerの台詞から推測すると、『戦姫絶唱シンフォギア』も合わせてのネタと思われる。
    • 余談だが、原作のキャラクター『天羽奏』は過度にこの薬を投与して聖遺物を起動出来るようになった。だが、長時間の聖遺物の使用が出来ず、また無理な起動であるため、反動で体がボロボロになってしまっていた。
    • Linkerは、『戦姫絶唱シンフォギア』の脚本を手がけた、金子氏が関わったゲーム「ワイルドアームズ ザフォースデトネイター」にも登場し、後天的因子適合者であるクルースニク・アートレイデがARMに適合をする為に服用していた。
  • 適合者関連は10巻でも既出なのだが、ここでは華麗にスルーされている。

「このヒュプノスが私利私欲や大義名分のために~」(253p8~10行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」の登場人物、岸辺露伴先生のセリフより。
    • 「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!!ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!『読んでもらうため』。ただそれだけのためだ。単純なただひとつの理由だがそれ以外はどうでもいいのだ!」

『地球の神々。あなたは安全ですか』(254p12行目)
『安全であることは地球の神々の義務です』(255p9行目)
『ZAPZAPZAP』(255p10行目)
『今度の地球の神々はもっと上手くやってくれるでしょう』(259p8行目)

  • いずれもTRPG『パラノイア』が元ネタ。
    • 市民を幸福にするための都市管理コンピュータが、やがて狂ってしまい「幸福である」ことを市民に義務付ける、という世界観。
    • 幸福でない市民は義務違反=コンピュータへの反逆者と見なされ、レーザーガンで処刑される(その効果音がZAP)。
    • そのコンピュータからは屡々「Happiness is Mandatory. Citizen, are you happy?(幸福は義務です。市民、あなたは幸福ですか?)」との問い掛けが為される。プレイヤーキャラの取るべき応対は言わずもがな。
      • よって、問い掛けを否定したヒュプノスの受けた仕打ちも元ネタ通りの流れ。
    • プレイヤーキャラは一定数のクローンを有しており、処刑を含め死亡すると代わりにクローンが起動する。
      その際に「次のクローンはきっとうまくやるでしょう」などと言われる。
    • 「市民、あなたは幸福ですか?」「いあ、いあ!幸福です!」
    • この曲もこの事と関係している可能性あり
  • 明日に向かって勇気を燃やしても無意味である。悲しみを封じられ笑顔を見せることを強要されているので。

アウフヴァッヘン波形(262p5行目)

  • アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』より。聖遺物が発するエネルギーの特殊な波形パターン。
  • 余談だが、前述の『戦姫シンフォギア』にはノイズと呼ばれる敵性種族が存在する。同劇中には、このノイズを発生させる聖遺物がある。二行前(262p3行目)ハス太の台詞「~ノイズのはっせいげんいんなの?」は前述と照らし合わせると、元ネタは無いように思えるが、クー子の台詞と合わせると『戦姫絶唱シンフォギア』のネタとして扱えるのではないだろうか。

電界25次元(アンダーワールド)」(264p5行目)

  • 『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』のラスボス、「夢魔」ベアトリーチェが支配する世界。
    • 『R-TYPEⅢ(1993年/アイレム)』最終ステージの名でもあるが、作者の嗜好から考えればWA3の方が直接の元ネタであろう。
  • ルビの「アンダーワールド」は『仮面ライダーウィザード』における人間の精神世界。時々この世界にダイブして戦う。

「マジか」~「マジで」~「マジだ」(265p16行目~266p1行目~266p3行目)

  • 「仮面ライダー ウィザード」の主題歌「Life is SHOW TIME」の歌詞、「本気(Magic)か!?本気(Magic)で!?本気(Magic)だ!!!! Show Time」より。
    • ちなみに、178p,313pにも同様の記述あり。

暮井珠緒の驚愕。(270p6行目)

  • 涼宮ハルヒシリーズ第10・11巻タイトル『涼宮ハルヒの驚愕』。

ナンデ!?あたしナンデ!?(270p11行目)

  • 『ニンジャスレイヤー』における、ニンジャに出くわしてしまった哀れな一般人の驚きのテンプレ。
    • アイエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
    • この世界のモータル(一般人)は本能的にニンジャを恐れるという設定があり、実際SAN値直葬とほぼ同義。
  • 9,10,11巻とニンジャスレイヤーネタが頻出するあたり、作者は重篤なニンジャ・リアリティ・ショックを受けたようである。ナムアミダブツ!
  • 結でも真尋が同様の症状が起きていることから、暮井・リアリティ・ショックとでも言うべきか。そのうち、珠緒を見たものは失禁し、最悪死に至るようになるだろう。

これからあり得るかもしれない未来(270p13行目およびその前後の描写)

  • 体育倉庫で対面騎乗位はアニメSAN期8話「ニャル子のドキドキハイスクール」において実際にやっている。
    • イス香の「メディアの違い」とは、つまりアニメ版のことを指している。
  • ちなみにアニメ版のここの結果は未遂であり、冗談ということで流すことになった。

「……新しくなりたい~ジャスト・ザ・ビギニングですョ」(271p15~16行目)

  • 『仮面ライダー ウィザード』の挿入歌『Just the Beginning』の歌詞より。

再び、珠緒はこの世界で一人ぼっち。(272p5行目)

  • AJISAIの楽曲「EXIT」の歌詞。
    • この世界で一人ぼっち そうだ 誰もが一人ぼっち
  • 『ワイルドアームズ』のBGM「世界にひとりぼっち」のセンも捨て難くはある。

何やかんやは、何やかんやだ(273p11行目)

  • ドラマ『33分探偵』の鞍馬六郎の台詞より。

歯車がガッシリと噛み合った実感。暗闇に光が差し込むような実に晴れ晴れとした気分。(274p3~4行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部におけるDIO様が自身のスタンド「ザ・ワールド」を使いこなせるようになったときの台詞。
    • 「このDIOはすべての生物やすべてのスタンド使いをブッち切りで超越したのだ!」

『パージパジパジーロ』(275p2行目)

  • 『魔法戦隊マジレンジャー』で主人公がマジレンジャーに変身するための呪文「マージ・マジ・マジーロ」より。

以下は、珠緒が落下するまで一瞬の出来事である。(275p11行目)

  • 『仮面ライダーカブト』作中で時折挿入された、クロックアップ時のナレーションより。
    • 「以下は、オリーブオイルが落ちるまでの一瞬の出来事である」(『仮面ライダーカブト』第13話より)

十回くらい使ったら頭が痛くなって出撃不能とかになってしまうのだろうか。(275p15行目)

  • 『スーパーロボット大戦』シリーズにおける、勇者ライディーン禁断の超兵器「ゴッドボイス」の扱い。
    • 近年の作品では特に制限はなく使えるが、登場したばかりの『第3次スーパーロボット大戦』では7回以上使うと最終決戦で出撃できず、『第4次スーパーロボット大戦』では実際に10回使用したら以後のマップは出撃不可能になるという仕様であった。

真尋達にあったのはシンプルな~どうでもいいのだ。(279p4~6行目)

  • 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部終盤のDIO様の台詞パロ。
    • 「あるのはシンプルなたったひとつの思想だけだ・・・たったひとつ!『勝利して支配する』!それだけよ・・・それだけが満足感よ!過程や方法なぞどうでもよいのだァーッ!」

トイチで貸し付けた金の返済を迫る闇金業者~帝王として君臨できそう(280p14行目)

  • 「難波金融伝・ミナミの帝王」で闇金業者である主人公・萬田銀次郎の提示する金利。十日で一割の事であり結構な暴利。
    • 「ただし金利は・・・トイチでっせええええええーっ!!!」
  • なんでこんな金利なのに利用する客が多いのかというと、「ミナミの帝王」の作中で言われているように消費者金融の審査に通れないほどの多重債務者や、限界以上に金が必要な場合、そして萬田自身に大きな人望と信頼もあるため。
    • ちなみに「闇金ウシジマくん」の丑嶋馨の「カウカウファイナンス」の金利は十日で五割とさらに酷い。
      • さらに「ドラえもん」のひみつ道具「フエール銀行」の借入金利は一時間で二割と無茶苦茶に酷い(ただしこちらは預金金利の方も一時間で一割と非常に高い)。

「思いきり殴って思いきり蹴るだけですよ!」(281p12行目)
「……触れ次第、燃やしまくる」(282p2行目)
「な、生でおがんでおどろいてねっ」(282p5行目)

  • すべて『グラップラー刃牙 最大トーナメント編』における全選手入場時のアナウンスから。
  • ニャル子はロブ・ロビンソン、クー子はロジャー・ハーロン、ハス太はマイク・クインのが元。

突如として足下に円形の模様が浮かび上がった。~ニャルラトホテプの足下から上昇していく。(281p13・14行目)

  • 仮面ライダーウィザードの土属性形態・ランドスタイル変身時のCGエフェクト。
    • 「ランド・プリーズ! ドッ、ドッ、ド、ド、ド、ドン! ドンッ、ド、ド、ドン!」

クトゥグアが左手を真横に突き出すと~炎を象ったレオタード姿が現れた。(282p2~4行目)

  • 仮面ライダーウィザードの火属性形態・フレイムスタイル変身時のCGエフェクト。
    • 「フレイム・プリーズ! ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!」

ハスターが頭上に手を掲げると~徐々にスライドしていく。(282p6・7行目)

  • 仮面ライダーウィザードの風属性形態・ハリケーンスタイル変身時のCGエフェクト。
    • 「ハリケェーン・プリーズ! フー、フー! フーフーフーフー!」
    • ハリケーンスタイルの属性はハス太と同じ風だが、色は緑。「色と属性で葛藤」とはそういうこと(ハス太のイメージカラーは黄色)。

これから始まるのはファイナルタイム。
邪神達の乱舞(ジャシンフォーメーション)だ。(282p11-12行目)

  • 『仮面ライダーウィザード』第21話「ドラゴンたちの乱舞」から登場した、ウィザードの強化アイテム「魔竜ブレス ドラゴタイマー」音声。
    • 「ファイナルターイム!」「ドラゴンフォーメーション!」

「『這いよるM@STERモバイル』、通称モ這マス」(284p10行目)

  • モバゲーの『アイドルマスター シンデレラガールズ(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS)』、通称の一つがモバマス。
    • ニャル子ちゃんタイム3巻でクー子がそれっぽいガチャを回していたが……『メディアの違いを理解せよ!』

「ハイパーレア、シャイニングレア、ブラスターレア、アームドレア、サバイブレア、キングレア、ライジングアルティメットレア、エンペラーレア、スーパークライマックスレア~~コンプリートレア」(285p13~16行目)

  • レアの上に付いているのは順に、『仮面ライダーカブト』『アギト』『555』『響鬼』『龍騎』『剣』『クウガ(正確には『ディケイド』のクウガのみ)』『キバ』『電王(映画『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』で登場)』『ディケイド』の強化フォーム名。
    • これらは「MOVIE大戦2010」にてディケイドが最強コンプリートフォームに変身する際に流れた音声。

なんだ、その見たら心が渇きそうな地獄は(286p4行目)

  • 「装甲騎兵ボトムズ」のOP「炎のさだめ」の歌詞より。
    • 「地獄を見れば 心が渇く 戦いは飽きたのさ」
    • 余談だが、真尋の中の人は「アイドルマスター XENOGLASSIA」のキャラクターアルバムでこの曲を熱唱している。

「一度始めたが最後、逃げることは許されん」(286p15行目)

  • フィクションの世界ではよくあるが……たいてい、命懸けでゲームをさせられる。
    • 逃がさん・・・お前だけは よりはマシかもしれない。
      • 『多々買わなければ生き残れない!』やら『(コラボ先)世界の破壊者』やらいろいろいわれているモバマスですし…

「はいっはいっはいっはいぱーっ!?」(288p2行目)

  • 仮面ライダービーストの強化形態「ビーストハイパー」変身時のベルト音声。
    • 「HYPER! GO! ハイッハイッ、ハイッ、ハイパー!!」
  • 初お目見えとなった第29話「進化する野獣」放送は2013年3月31日。本巻発売の約二週間前。
  • これが今回著者校段階でねじ込んだネタですね、わかりました。

「―やってしまえ」
『合点承知』(289p3・4行目)

  • 「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R」にて、プロフェッサーと主人公ロウ・ギュールのやり取りから。2人ともとってもいい笑顔である。

幅広で両刃の、ブロードソードと言われる類の武器~握り拳のような意匠のパーツがある(289p10~12行目)

  • 『仮面ライダーウィザード』のウィザーソードガン。

「まったく、困った大機関ちゃんですね」(290p5行目)

  • 『仮面ライダーウィザード』第1話より、ファントム・ミノタウロスに対するウィザードの台詞。
    • 「まったく困った暴れん坊ちゃんだ」

「ふぃー」(291p2-4行目)

  • 仮面ライダーウィザードが戦闘後によく言うやつ。

「いまいち綺麗じゃない花火だなぁ」(291p6行目)

  • 「ドラゴンボールZ」キュイを一瞬で爆破したべジータの名言「へっ! きたねえ花火だ」。
  • +「真夏の夜の淫夢」淫夢定型の一つ「汚い穴だなぁ」。定型として定着こそしているが、作中では「汚えケツだなぁ」である。

「英語で言うとマッハバンドシェイカー」(296p4行目)

  • アニメ「OVERMAN キングゲイナー」に登場する量産型オーバーマン、アンダーゴレームが2機1組になって発動する必殺技から。

「クー子、付き合ってやれ。十秒間だけな」(296p5行目)

  • 仮面ライダーディケイドのカブトの世界で士がファイズアクセルフォームでザビーのクロックアップに対抗する際の台詞。
    • 「付き合ってやる、十秒間だけな」

「未知なるカダスのブリザードにも勝る宇宙CQC地獄に叩き込みますよ!」(296p7・8行目)

  • 『グラップラー刃牙』第300話より、ジャック・ハンマーの台詞。
    • 「そろそろ見せてやろう…シベリアブリザードにも勝る 格闘地獄というものを!!!」

「『じこしゅうふく』を装備させたまま太陽に投棄して~~」(296p15~16行目)

  • 『仮面ライダーウィザード』で、死んでも復活する能力を持ったファントム・フェニックスの最期、および彼を蹴り込んだウィザード=操真晴人の手向けの言葉。
    • 「永遠に死と再生を繰り返せ」
      「お前に、フィナーレは無い」
  • 『Sa・Ga2 秘宝伝説』でのメカ系の装備の一つ「じこしゅうふく」。

「……邪悪なる犯罪者は徹底的に跡形もなく消滅させるべきだと思うんですよね」(297p11行目)

  • 真船一雄『ウルトラマン STORY 0』より。
  • 周囲の被害もお構いなしにストリウム光線をブッ放した事を師・カラレスに諌められたウルトラマンタロウの口答え。
    • 「邪悪なる敵は徹底的に 跡形もなく消滅させるべきではありませんか!?」

「余罪って?」
「……うん」(297P16,17行目)

  • 回答を返さないところまで含めて遊戯王GX……ってこの巻でこのネタは三度目である
    • 同作のエドフェニックスによる会話のドッジボールの「Are you ready?」「うん!」も関係あるかも

「『惑星が買える額までは微課金』~」(299p11,12行目)

  • 元ネタ通り一部のモバマスPのレスというかモバマス(民が雑談をする)スレのコピペというか……
    • ニャル子さんタイムに無(理のない)課金ネタがあったが、無()課金以上は微(妙に生活に支障の出る)課金、重(度に生活に支障の出る)課金となっている。
    • 一般的なソーシャルゲームの課金は月額一万を超えれば重課金、廃課金と呼ばれるが、モバマスにおいては無課金扱いである。
      • 課金のために車を売った、課金総額で家が建てるほどになっていた、などの叫びが木霊する。それがモバマスである。(ガチャガチャ