情報
御前直下のアサシンの一人にしてとある実験によって巫女の体を乗っ取り蘇った古の将。御前が抱える剣豪集団のトップを張っており、このアサシン集団は極めて情報が少ないと言われている。元の巫女としての名前は「神崎澪」。滋賀県産まれで、神崎家は先祖代々地元の神事を司り神に仕えて来た一族。
かつて人工異能実験の副次的実験として過去に生きた人間を降霊・憑依させて現代に蘇らせ、新たな戦力にしようという実験が提案された。そこで選ばれたのが高い霊力と憑依され易い体を持つ巫女で、秘密裏に全国の神社から現役・候補問わず巫女を攫っては降霊実験を行った。しかしその尽くが失敗に終わり、研究自体も政府の意向で中止となり施設ごと闇に葬られる。だが奇跡的に最後の実験体の巫女は姿形を保ったままある霊と一体化し過去に生きた存在が蘇る事となった。その霊は自らを不知火将監…即ち戦国に生きた人間と語った。
不知火将監は豊臣秀吉の影の腹心として活躍した甲賀流の頭領を務めた忍者であり、伊賀流の「服部半蔵」とはライバル関係だった忍者。また剣の達人で、その力量は伊東一刀斎と死合って決着が付かなかった程の腕前である。実は山崎の戦いで逃げ延びた光秀を討ち取ったのは将監の手の物。生前は権力を持つ為に秀吉に力を貸し、贅の限りを尽くす秀吉の資金を得る為に伊賀衆が守る金山を狙い、同盟話を持ち込んで伊賀衆の指導者である「百地三太夫」を謀殺。しかし三太夫の妻が息子の「鷹丸」を命を掛けて逃がした。その鷹丸が中国へ渡って拳法修行を積み、日本へ帰国後は仙人の戸沢白雲斎の下で修行を積み復讐に現れる。そして激闘の末に鷹丸によって討ち取られた。
元々の神崎澪としての性格は少しお転婆だが神事の際には神に仕える者らしい振る舞いを欠かさない巫女の手本とでも言うべき人物だった。現在の不知火将監としての性格は冷静沈着にして冷酷非情で野望の為に女子供すらも殺害するという戦国に生きた人間らしい人物。御前の主命を受ければ一般人を巻き込む事や子供の誘拐などの卑劣な作戦も躊躇わない等、まさしく人心を介さぬ忍者である。強さもさる事ながら財宝を狙う為に百地三太夫を謀殺したり秀吉が年を取って暴君となり病に伏せると彼を唆して秀頼の後見人を経て天下に暗躍しようと企んだ野心家かつ狡猾な面も見せている。但し現在の主君である御前に対しては高い忠誠心を見せており「秀吉殿の器量と家康殿の政治力を持つ王」と認め、それ即ち御前という人間が天下人に相応しい器量の持ち主という証明にもなっている。また強い相手と死合えるのは将として至高の喜びを感じるようで、どれだけ斬られても痛いと言わず戦闘を愉しむ戦闘狂の一面を持っている。現代知識については神崎澪の体と頭脳を通して殆ど把握しており問題無く適応出来ている。基本的に表を出歩く時も不知火将監のままだが、将監にまつわる有力な資料が皆無に等しい事、ドマイナー極まる忍者の為、少し変な名前の女としか思われておらず問題ないらしい。この手の存在にありがちな霊の方だけ追い出せば元に戻るという事はなく完全に人魔一体となっている為、既に神崎澪という人間は死に、不知火将監という人間に成り代わった。
忍者なだけに気配を消すのが非常に上手く、数多い戦闘者の中でも至高の域に達している。殺し合いの時代に生きて名を上げる強さだった為、同じく御前アサシンの宝蔵院すら「私ですら気付かない」と評する特級の戦闘者。元甲賀流のトップという事もあり苦無と手裏剣の同時投げや、一切悟られる事なく自然に地面へばら撒く撒菱、柱の陰にいた暗殺者の吹き矢を苦無一本で封じる、火薬や毒の匂いで異常を察知する、黒い羽だけを残しての瞬間移動などの超高度な技術も習得しており搦め手にも秀でている。他にもエクステリアを応用した鉄火や雷等の魔法を思わせる忍術の数々も扱う。不知火との戦闘においては僅かな怯みが致命の隙となり隙を見せたが最後、目の前から消え失せ致命の一撃を貰う。メインウェポンである剣の腕は一刀斎と互角だった事から知れる通りワールドクラスであり、最早見えても躱し切れないという訳の分からない精度へ至っている。剣士としての観察力も一度見た技を本質まで丸裸にしては淀みなく対応する力を持っており、相手の能力に対抗できる技を即座に繰り出す力も高い。
台詞
- 「我は忍…人心など介さぬ物怪よ。敵は恐怖で押さえつけるのみ」
- 「馬鹿者め…意志を突き付けるには非情さと力よ…時代は変われど真理は変わらぬ」
- 「御前に刃を向ければ身内まで…敵方に思い知らせるのだ」
進化異能【三位一体】
将監の影に潜む自身と同じ形をした3体の真っ黒な影で、謂わば将監のビット的な存在。この影を身代わりとした身代わりの術や、3体の影と共に仕掛ける三影一体の剣、3体の影が合わさって巨大な鴉へと変わり空中の移動手段になる影鴉、影と自身の立ち位置を入れ替える影転移など有用な技の数々を持ち合わせる。この分身は影から影へと移動する形で自立稼働させる事も可能で、影の見聞きしたものは自身がその場で実際に見聞きしている様に脳内に写し出されるため諜報要員としても有用。影は物によって形状が変わる特性を反映してか武器や動物程度のサイズまでならどんな形状にも変化させる事を可能としており、形状変化させた影は変化先のものの特性を完璧に再現している。
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Tag: 帝愛 あべを