情報
異名 | 【昭和の怪物】【御前】【闇の帝王】 |
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性別 | 女/女 |
性格 | 知的,聡明 |
人称 | 私/お前 |
年齢 | 114歳 |
生年月日 | 1909年8月3日 |
体格 | 173cm/42kg |
容姿 | |
好き | 命を掛けれる漢 |
得意 | 詰将棋 |
嫌い | 気弱な人間 |
苦手 | 戦時中に比べれば全てマシ*1 |
出身 | 長崎県 |
所属 | 帝愛グループ |
位階 | 不明 |
旧華族の名家である「夜咲家」の当代であり、怪物的な強運と腕前で戦後の日本を裏から支配し巨万の富を築いた『闇の帝王』と呼ばれる人物。通称『昭和の怪物』。本名「夜咲 香菜」。政界では触れる事が禁忌と言われる存在で「御前」という名で通っており、その威光には歴代の首相さえも跪く。
彼女こそが帝愛グループを設立した真の会長で、帝愛の幹部陣はあくまでも彼女に忠誠を誓っており表向きの会長である岩崎は操り人形でしかない。天皇以外で唯一紫宸殿の高御座に座る事が許されている。無論、これらの事実は政府の情報操作によって一部の人間以外には知らされていない。また、帝愛グループだけでなく複数の殺し屋組織も金で抱えており、彼女に消された人間は相当な数になっいる。
長年大組織を纏めて来ただけあって非常に冷静かつ聡明な性格。高齢なのは事実だが肉体は微塵も衰えていない。その雰囲気は如何にも穏やかな淑女といったところだがそこは闇の帝王、時には静かながら有無を言わさぬ気迫で血気盛んな部下を黙らせる等、昭和の怪物の名に恥じない凄まじい覇気を見せる。傲慢ながら胆力も器もあり、ある時は異能者に襲撃されても一切動じないどころか逆にその相手を諭して自分の部下に迎え入れた事もある。世の中の真理を突いた発言も多く、人生の甘い酸いを知り尽くした彼女の発言には相応の重圧がある。他者の人生を踏みにじる事に躊躇が無く人の苦しみを感じない性質である。
戦前は「官庁の中の官庁」とも称された内務省に入省し、その後特高警視にまで昇進するも1942年6月同年のミッドウェー海戦の結末*2を機に日本の敗戦を予見し退職、敗戦後の戦犯から逃れた。戦後、経営コンサルタント会社を設立し内務省時代に掴んだコネ・スキャンダルを駆使して企業コンサルティングを行った他、実業家としても朝鮮戦争時に鉄屑の売買や炭鉱の抵当権と炭鉱王の地金を得る等で巨財を築き日本裏社会の頂点に立った。また、莫大な富と権力で多くの異能者を私兵として保有しており、その異能者達も選りすぐりの戦士である為、最下級の異能者ですら最低ボーダーラインはA+というとんでもない層の厚さを誇る。検挙しようにも政界の上層部がグルなので不可能な上、かつて正義感溢れる異対課所属の一人が組織に探りを入れた結果*3、逆に死体となって発見された事から黙認せざるを得ない現実がある。
異能は元より彼女自身の戦闘能力も常軌を逸しており、流水の如き柔の拳はあらゆる攻撃を受け流し、対人戦では敵無し・無類の強さである。当然の事ながら攻撃力スピード共に尋常ではなく、フィジカルの優れた異能者を軽く腕を払っただけで破裂させたり、一気に数十m単位で移動する等、1つ上の次元に至っている。
台詞
- 「君は私から見ると実に好ましい男だ。近頃の若者には珍しく命懸けの出来る男…情念高まれば、けれん味なくその身さえ賭けられる…熱き炎を心中に宿す者…実に素晴らしい」
- 「命はもっと粗末に扱うべきなのだ。命は丁寧に扱いすぎると澱み腐る…最近の連中は皆もうやり過ぎ…自分を大切にし過ぎた…その結果、機会を掴めずズルズル後退しながら腐っていく」
- 「お前らに祈りや応援、宗教…そんなものの無力…効力のなさを知って欲しかった。あんなものはクズどもの気休め…浅墓な迷信よ…!逆に言うなら…祈るようになったら人間も終わりって話だ」
- 「この地上は苦しみのたうつ怨嗟の声に溢れている。十人・百人の呻きが一人の豊かな生活を支え、一人の豊かさがその十人・百人の希望だ。それがこの世の仕組み。ところが世の中にはそれではいかん、助けなければなどと言い出す輩もいる……私は実にこういう連中が嫌いでね……もし本気でそう思っているのなら、さっさと金を送ればいいんだ」
- 「この私が水に流せと言ってるんだがね?聞こえなかったか?」
超化異能【天下無双】
位階:X/等級:classⅩ/系統:ジョーカー |
この力は己の我儘、理を通す力。例え相手が神だろうが跪かせれると自負する王の力である。相手の異能による干渉を自身の一存で"拒絶"し、逆に己の望む理を強制させる。それ故に相手の未来や運命の改変すらも可能としている。この力こそが彼女を昭和の怪物たらしめる要因の1つであり、裏社会の頂点に立つに相応しい能力。その極め付けが不死能力で本人曰く「死すら拒絶する」という理由でどんな攻撃を受けても復活する。この拒絶は攻撃にも利用可能で、彼女が拒絶している物は存在しない力の様に扱って無視出来る。高齢ながら肉体が全盛期であるのも彼女が衰えを"拒絶"しているからである。
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