艦これ部AAR/17年夏/17夏欧州避暑の旅

「はぁーい、だいたい情報揃ったし出撃よー！」
「E-1は毎度おなじみ、対潜マップね」
「ちなみに難易度はどうする？」
「いつも通り、報酬で全部決めるつもりね」
「E-1はあんまりおいしくないから丙よ、丙」
「気張って甲で行っても消費が大きくなるだけだし、余計な苦労はしたくないかなーって」
「丙でならストレートだけど甲でなら撃破失敗するとかになったら無駄になる、し」
「16夏以降完全にAdmiralは懲りたみたいだからな」
「つまり、最大効率を求める攻略方針ってところね」
「そういうことだ」

「編成はこれね」
「基本対潜装備中心で問題ないだろう」
「索敵も、怠らずに、ね！」

「E-1のボスはかわいい潜水姫ね」
「見つけた以上はボッコボコにするだけだけど！」

「ということであっさり終了よ！」
「撃破のスクショはどうした？」
「それがねー、撮り逃しちゃったわけで」
「理由は何かしら？」
「提督がスマホでゲームやってて……確かFate Grand Orderという……」
「よし、わかったぞ、香澄。あとで提督(アトミラール)を折檻しておくから安心したまえ」

「はい、E-2いってみよー！」
「丙作戦だし、迅速に頼むわ」
「迅速、ということで編成はこれ！」

「ちなみにルート短縮ギミックは？」
「なにそれしらなーい」
（そっとしておこう）

「ということでボスはハイパーネ級ね」
「飛行機飛ばしてくるわね……」

「まあ、このまま倒しちゃったということで！」
「いくらなんでも迅速に終わらせすぎじゃない！」
「だってスクショ、ないんだもの……」
（Admiralへの折檻案件が増えたようだな……）

「お次はE-3、ステビア海よ」
「E-4は甲で行きたいから甲、ね」
「ってこれ、輸送ゲージじゃない……」
「輸送艦隊は支援ありきだからあんまり好きじゃないの！」
「水上打撃編成で行けるなら出撃よ出撃！」

「まあ、そんなに怒ることではないわ、香澄」
「でもめんどくさいのは事実だしー」

「ゲージは短いからそれなりに運べばおしまい！」
「ボス戦は戦艦4隻だけど水上打撃なら支援いらないと思うわ」

「輸送完了したら戦力ゲージだ」
「ってボスはあの重巡夏姫じゃない！この前の仇、取り返すわよ！」

「まあ、とりあえず編成を紹介しよう」

「なんかボス前は右往左往するね」
「史実艦とか、索敵とかが関係するようだな」
「索敵ギチギチにしたほうがやりやすいと思うの」

「こんな感じでボス戦だ」
「決戦支援は欲しいわ」
「中途海域だろうが、重巡夏姫は去年夏のラスボス。肝を据えたほうがよいだろう」
「幸い、駆逐古姫は第一艦隊だから開幕雷撃がない。そこは安心だな」

「ラスダンは取り巻きの駆逐が強くなった感じね」
「さてさて、落とせるのだろうか？」

「またアンタがやってくれたわね江風！重巡姫キラーじゃない？」
「この間の春も見事に江風が倒してくれたのは記憶に新しいな！」

「これで私が艦隊に加わった場所(ステビア海)も抑えたか」
「次は紅い海よ……今度はどんな大海戦が繰り広げられるかしら？」

「とうとう紅海まで来てしまったみたいね」
「それでもやることは変わらないわ」
「目の前の敵をぶっとばす！それだけよ！」
「後悔のないように……な」
「ええ……」

「まずは1本目よ！」
「編成はこれ、ね」

「道中支援はしっかりしておいたほうがいいわ、戦艦4隻とかいるもの」
「水上打撃ならともかく、機動部隊だからね」

「ボスは空母夏鬼、なんかみんなバカンス気分ね」
「こっちは真剣なのに……ね」
「でも安心しなさい、私がいるからにはサラトガもレキシントンもヨークタウンもタイコンデロガ*1も余裕よ！」

「というわけで1本目はちょちょいのちょい！」
「次でゲージが割れると思ったら割れたわ」
「だけどね、次は最難関。全力でかかるしかないわ」

「ひゃっはー！いくぜー！」
「全機爆装！」
「加減は無しよ！」
「今回の山場に挑むわ！」

「というわけで2本目。私はもう、突っ走るしかないわ、突っ走るしか」
「目指すは勝利よ！」
「かの英国の観艦式に参加した重巡みたいになっているぞ、Bismarck」
「え？」

「道中はやっぱり戦艦がいるから支援は欲しいところね」
「あるのとないのとでは道中の損害が大違いよ」

「出たね、ここを管轄する海の獣！」
「まあ私の目の前に立ったということは敵ね」
「ということで殲滅させてもらうわ！」
「ここって海獣の伝説ってあるのかしら……？」

「Gut!削りで撃沈したからいけそうね！」
「これ特効かなと思ったけど両方クリティカルかつ良い乱数引くとここまで出るみたい！」

「さて……そろそろトドメを刺すときね」
「撃沈あるのみよ！」
「「ビスちゃんの活躍、見ていてあ・げ・る！」
「決戦支援艦隊旗艦陸奥、よろしく頼むわよ」

「最終編成ね」
「姫も一層固くなっているし、ひたすらぶっ叩くしかないわ」
「でも、今までの結果からするとコイントスみたいな感じ」
「確率はそう低くないと思うの」
「誰かコイン持っているかしら？」

「あれ、ここにクォーターのコインがあるわ」
「どっちが表だったかしら？」
「確か……人の顔がある方が表よ、表」
「じゃあ、賭けるわ。表よ！表！」
「オッケー、じゃあ行くわよ！」

「なかなか手こずるわね……でも、諦めない、諦める理由なんてないわ！」

「うーん、ラストダンス、3回ぐらい失敗しているけど、大和型入れたほうがいいかなぁって」
「どうして？」
「1つは継戦能力。中破しても火力が出るし、そもそも180キャップを小破で耐えきる可能性もあるわ」
「次に、ヲ級改ね。あいつを一撃でぶっ飛ばして欲しいの」
「なるほどね、私もここは糸目つけずに行くべきと思うわ」

（その後1回失敗して）
「うーんやっぱりビス子は探照灯役に専念してほしいかなーって」
「何？削りのカットインで526叩き出したの私なのよ？それでも？」
「それでも、よ、役割特化させたいからなの。それと……」
「プリンツがカットイン打たないから何でかなーと思って」
「なんかカラクリとかあるかなとも思ったの」
「多分無いと思うわ」
「あとで調べたら無かったの、でも試すものは試しよ！」
「結局それって私が――」

「いっちゃってー！」
「さっさと終わらせるわ！」
「えい！えーい！」

「表が出たわ！」
「勝ったからいいけれど……結局私って良いようにいえば盾役、悪いように言えば、」
「人柱じゃない！！」

「ラスダン撃破時の編成はこれになるわ」

「ところでシュバルツ、あんた、来月王座戦でしょ？」
「ええ、そうよ」
「貴方の目指す王って何かしら？」
「うーん、まだ考えれてないわ。あたしは打倒神崎さんを目標にしているの」
「だから、王座に座るのもその道程の1つかなーって」
「でも、王になれば注目は集まるわ。ある意味、チャンピオンってそこの象徴でしょ？」
「言われてみればそうね……」
「"戦い、戦い続けてひたすら勝利する"のが王じゃないと私は思っているわ」
「でも、貴方が強い信念を持っていたら、きっと事はうまく運べれるわ」
「皆がついていくかついていかないかは別の問題だけれども」
「ありがと。あたし、頑張るから！ビス子も応援してね！」
「ええ、もちろん！私も見守るわ！」

「運河を通って地中海よー！」
「さぁーってと、次のお相手は戦艦夏姫ね」
「道中難し、ボス易しな海域のようだな」

「編成はこれね」
「道中支援は……やっぱり入れたわ」
「だって単縦や複縦のPTがいやらしいのだもの」
「秋月型に増設機銃積むのが手っ取り早そうだわ」
「決戦支援は入れるか入れないかはお好みという感じね」
「もちろん欧州艦3かつ駆逐2は満たしている」
「ほんとはビスマルク入れようかなと思ったけど予定変更しちゃって」
「予定変更って何かしら？」
「E-4が紅海と聞いて提督が何かピンと来たらしいわ」
「ある意味いつものことね……」
「レーベが先制対潜できるうえに耐久もリベッチオより高いからこちらを採用だ」
「基地航空はFマスにありったけの陸戦・艦戦を積むわよ！」

「まあとりあえずギミックのためにこいつを叩くのだがな！」
「ほんとについでね……」

「潜水艦か……先制対潜がいるとマシにはなるがそれでも開幕雷撃は痛いものだ」

「空襲戦は基地航空でだいぶやわらぐみたい」
「それでも大破が起きるときは起きるわ」

「ボス戦は戦艦夏姫だ」
「結構削れるわね」
「ただ、戦艦がメインアタッカーだと夜戦火力が心許ないな。ラストではどう響くか……」
「やっぱり私がいたほうが良かったじゃない！」
「ちなみによく見たらゲージ残っているのよねこれ……」

「ラスダン編成はこれね」
「変更点は空母の艦載機を変更しただけだな」
「さっきの編成は基地航空削りを考慮していたの」
「で、最後はボスに基地航空隊を出すから、制空値を上げよう、になったの」
「ジェット機で熟練ボーナス稼ぎつつ、あわよくば強襲で数を減らすのが狙いよ」
「つまり、空襲は祈る、ということだな」
「そういうこと。トレードオフになるのは仕方ないわ」
「ふむ、リスク管理は重要だ。ボス到達しても撃破できなかったら元も子もないからな」

「ボス、到達したわね。って何この状況？」
「基地航空隊と支援が十二分に仕事してくれたからな」

「そのままあっさり終わったわ」

「E-6、難易度はそう高くないみたいだけど、どうも長丁場みたいなのね……」
「輸送ゲージで1000超えって……本当に桁違いだわ」
「幸い水上打撃編成で輸送できるみたいだから水上打撃で行くわ」
「輸送編成は使わないのか？」
「輸送は大っ嫌いよ！支援ケチれるなら越したことないし」

「というわけで編成、紹介するわよ」
「道中は戦艦が多い、たまに事故があるが問題はないだろう」
「ただ第一の駆逐がやられるとルートが逸れてしまうのは注意ね」

「というわけでボスは港湾夏姫よ」
「万全を期すなら支援を入れても良いが、基地航空だけで敵はあらかた片付くだろう」

「というわけで輸送は長いけど同じことの繰り返しよ！」
「次は戦力ゲージね」
「ところで、相談なんだけど……」
「どうしたの？」
「ギミックを解除するかどうか悩むのよ」
「出来る限り効率よくボスを叩きたいのはもちろんよ。」
「でも、ストレート以外だとギミック叩いた方がいい場合もあるから迷っているの」
「わかったわ。ところで、よく考えたらだけど、」
「ギミックなしで1回か2回出撃が嵩張っても、ギミック解除してのストレートと変わらないんじゃない？」
「なら話が早いわ。シュバルツ、よく聞いて。"最短距離"で行きなさい!」
「Jawohl!分かったわ！最短距離でぶちのめすわよ！」

「次の編成よ。見てのとおり、機動部隊でボッコボッコにしてあげるわ！」

「道中も特にないわ。ボスも夏の空母姫。ギッタギタにしてあげましょ！」
「ギミックがなくてもいい感じ、ね！」

「やったわ！最短距離(ストレート)よ！」
「輸送はしんどいぐらい長かったけれど、戦力ゲージはもはや敵ではなかったわね」

「さて、と次はE-7だ」
「本陣、ね……」
「最後まで踊り続けるわよ！」