【化学室】
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液体窒素、塩酸等の危ない液体があるのが分かる。
――それを管理する場所には何故か鍵が掛かっていないが……。
他にも関係する人体模型やアルコールランプ等もある。
【化学室】
→人体模型、化学の教科書、【液体窒素】、【塩酸】、【アルコールランプ】
【塩酸】
――塩酸は塩化水素の水溶液、代表的な酸の一つである。
薬や調味料の合成等に使えるが……この学園に上手く使える人はいないだろう
濃度は書かれていない。
摂取 | 消化器を激しく侵し、致命的になりうる。 |
吸入 | 塩化水素に準じ、人体に有毒。多量に吸入した場合、肺水腫などを引き起こし、死に至る。 |
皮膚 | 腐食性があるので、化学熱傷の原因となる。 |
目 | 角膜溶解、角膜白濁、角膜上皮の激しい損傷を起こし、眼球穿孔や失明の危険がある。 |
――情報提供者 花串 暖助 ▼
【化学準備室】
――数々の劇薬が鍵が掛かっていないまま放置されている。
三角フラスコには毒々しい色をした液体が放置されていたり、カイコや昆虫の標本などもある。
――誰かが描いた、明らかに見覚えの無い人物が描かれた絵画が何故かここに置いてある。
【絵画1】
――恐らく、これを描いた人物を思い当たる事は無いだろう。
写実的ではあるがどことなく朧気であまり良い印象は持たないだろう。
紫色の髪に片目は隠れた眼鏡の少年と、金髪の男の後ろ姿が描かれている。
鑑定士がこれを見ても、価値が無い物だろうと一目でわかる。
【絵画2】
――これも、描いた人物を思い当たる事は無いだろう。
こちらは写実的な一点と違い、何処となく簡略化されているデザインであると分かる。
オレンジ色の髪の、人の良さそうな笑顔で描かれた少女が緑髪の少女のぬいぐるみを抱えたようなイラストが描かれている。
写実的な絵画に比べたら、恐らくプロじゃない人が描いた絵であろうと一目で分かる。
【化学準備室】
→【劇薬】、カイコ、昆虫の標本
【劇薬】
――使用された形跡は一切無さそうだ。
錠剤だが、飲むのは避けた方が良いだろう、何が起こるか、全くもって分からないのだから。
――情報提供者 八千代 薺 ▼