ストーリー/Chapter 1

Last-modified: 2024-03-01 (金) 16:43:38

詩集#0

"収納日付: 770/05/21
保管単位: 鏡
レベル: main
Phigros計画より

昔流浪人といふ者あり
洗礼を受けず
神を信じたらざりき

黄金かづらの茎の如く這い上がり
聖なる石に天貫き
剣持ちて宣告す

我は世を変ふ
天のつるはしに
地の氷をさながら消して見す
深淵に餓鬼の骨もあらず
ゆめゆめ長き道のりならず

垂るる髪
浅き微笑み
後世に意志を継ぎ
手動かし塔を建て
空の果てまで我は行く

 ----2089.10.27
"

詩集#1

"収納日付: 770/03/27
保管単位: deathmark
レベル: main
逃げよう。

今となっては
一瞬にして消える虹も
何処へと逃げることができるだろうか
まだ何処にあるのだろうか。
人を魅了する花の香、
あの世へと消えていった残響、
明晰なる思考の海洋、
うつろだけが集う夢の中。
そんな場所は
私の故郷。
"

詩集#2

"収納日付: 770/02/29
保管単位: deathmark
レベル: main
凍り付く世界が、溶けていく。

五神鳥が日を追ひ、光は風携はりて詩作る。
春が鳩の帰りを求め、剣は鞘より出せたりて、収むること難し。
峰の上に出会ひ、かたみにまもりて、風を浴ふ。
告ぐべからぬこと心に隠し、高き岩に立つ二人。
晴れし空を見上げ、琴が終はりを告ぐなまめかしき旋律を奏づ。
山の上、風聞きて、さても言ひきや、何を語れりや、小さき子の笑ひ声に隠れてきこえざりき。
故人常に言へり、海に溺ると骨もなくなり、覆水は盆に返らず。
ただ迎へに来る人と帰りて、新しき暮らしを始めむ。
"

詩集#3

"収納日付: 770/03/01
保管単位: deathmark
レベル: main
ポッポッポッポ。
泡ぶくぶく。

うまき魚に昆布を添へ、美味しき汁に魂戻る。
興じて笛を奏づれど、すがらに聞きてそろそろ飽きき。
乗り物に氷原の上疾走し、笛音ばかり響き渡る。
遠方より来て、ただ一晩の休みにこころゆく。
"

詩集#4

"収納日付: 770/03/06
保管単位: deathmark
レベル: main
人類にとって身分はこんなにも大事なものなのか……

生き物には名前が必要だ。
死んだものにも名前は必要だ。
生きているのは
死ぬためであり
特に何の願望があるわけでもない。
死んだものには欲望がない、
ただ蘇ることを望むのみ。
"

詩集#5

"収納日付: 770/03/03
保管単位: deathmark
レベル: main
詩が書けない……

春は、
万物が蘇る季節。
"

詩集#6

"収納日付: 770/03/32
保管単位: deathmark
レベル: main
光。

流浪時代、
鳶の尾から花が咲き、
光芒万丈、
闇を貫き、
雲を裂く。
"

ペン型ボイスレコーダーAlpa

"収納日付: 770/02/29
保管単位: 鳩
レベル: bold
鳩専用のペン型ボイスレコーダー。白色、右側にmopeのシールが貼ってあり、背面には鳩と隼の名前が刻まれている。
補助型人工知能alpaにゃんが搭載されている。alpaにゃんに自己意識はないが、時々変な声を出すことがある。
"

ペン型ボイスレコーダーAlpa・手がかり1

"収納日付: 770/03/03
保管単位: 鳩
レベル: bold
鳩はこれを使って思いついたアイデアや聞こえた音を収録する。そのため、alpaには大量な変わった音声サンプルや黒歴史が保存されている。

Gino: 「これ一体何を記録してるんだ?」
鳩: 「秘密は友達にしか教えちゃいけないって兄さんから聞いた。あなたは私の友達なの?」
Gino: 「さあな。君はどう思う?」
鳩: 「良いお友達は親友の秘密なんて聞いたりしないって兄さんも言っていた。あなたは良いお友達ではないのだ。」
Gino: 「な……なんだその屁理屈は。」
鳩: 「すごいでしょ!」
"

ペン型ボイスレコーダーAlpa・手がかり2

"収納日付: 2083/09/03
保管単位: 鳩
レベル: bold
鳩が十歳の誕生日にもらったプレゼント。ずっと大切にしてきたもの。

 

: あと少し…
: あ。
【重い落下音】
: 大丈夫?
: 平気。ちょっと擦れただけ。処理してくる。
【彼は蛇口を開けた。洗面ボウルに溜まった水は熟睡中のalpaを写し出した。】
: あともう少しだ。
"

ペン型ボイスレコーダーAlpa・手がかり3

"収納日付: 770/03/06
保管単位: 鳩
レベル: bold
alpaにゃんは兄の大学卒業設計の作品の一つで、普通の猫より少し高い知能を持っている。普段はペン型ボイスレコーダーの中で寝ているが、時々鳩の個人端末に顔を出すこともある。

 

鳩: 今日のalpaは静かだね。
Gino: 多分寝ているな。フフフ、新人よ急げ、サボってんじゃない。レポートをさっさと書き終えて帰るぞ。【厳粛な表情】
鳩: おお、晩御飯何にする?
Gino: ビスケット以外何でもいい。
鳩: 了解!
"

【録音】山風

"収納日付: 770/02/29
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
時間: 10min32s
山谷の異常な風音を記録したもの。それは猛獣の鳴き声のように、始めは高揚として長々と、途中で静まり返るもまた高々に鳴り響く。終わりは淡々として長引き、精霊の囁き声のようで、世界の終わりを告げる鐘のよう。だが、外来者が訪れたせいで、音はぱたりと止まった。
"

第七小隊の紋章

"収納日付: 770/03/02
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
鳩が第七小隊に入隊した証。絵柄は雪原に咲き誇るアネモネ。
"

【録音】火鍋

"収納日付: 770/03/01
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
時間: 5min21s
鍋からぶくぶくと湯気が出ている。ミリセンチくらいの魚の薄切りが鍋の中で茹でられている。その白い魚肉はいとおいしそうにネギやパセリと一緒に湯の中を泳ぎ、水面に波紋を描いた。箸でこの肉を掴んで口の中に送ると、溶ける感じは室外の寒さを忘れさせてくれる。一口スープを飲むと、心もこの温もりの中に溶けていく。
"

【録音】睡眠

"収納日付: 770/03/17
保管単位: 鳩
レベル: main
時間: 21min5s
光はまだ灯っている。窓を開けると、月は白い花の如く雲の中に隠れ、遠方の塔から流れてくる寒風は流れ星を連れて屋根の雪を吹き落とし、小屋の中に襲い掛かかる。寒さに震え、私は窓を閉めて布団の中にこもった。個人端末を取り出し、以前に録音したものを流す。私は随分と長い間、筆を動かしていない。
仕事をやめた私は窓の外を見ると、薄々空の異変を感じた。
そこには一つの塔が立っている。塔とは言えないかもしれない。その直径は端が見えないほど長く、てっぺんは雲の層まで届いている。霜を羽織る神獣の住処のようで、人界を見下ろす鯤鵬のようなもの。
その塔はいつからそこに立っていたんだろう……
昨日までは、なかったのに。
"

【録音】睡眠・手がかり1

"収納日付: 770/03/17
保管単位: 鳩
レベル: main
"Ginoのリズム感のある寝息を聞いて、私は思わず拍子を打った。いち、に、いち、に……優しくて静かで、とっても落ち着く寝息だ。
「まだ寝てないのか?」
拍子がピタリと止まる。起きてしまった!
「夜更かしするなって……言っただろうが……」
Ginoがが動いたせいでベット全体がぶらぶらと揺れ始めた。床板を突っついてみたら、動きが止まった。
なんだ、寝言だったのか。
はぁ~~うぅ……眠くなってきた。
また明日にしよう。
では今日の日記はここまで。おやすみ。
"

【録音】雪踏み

"収納日付: 770/03/03
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
一握りの綿のような繊維状のものを掴んだ。山の向こう側から風に乗って漂ってきたものだ。踏んでみると緩衝材のプチプチが破裂する音がする、人の体温を奪う以外大した使い道もないようだ。Ginoはこれを雪と呼んでいた。氷原に雪が降るのは久しぶりで、いい兆候らしい。雪が降るということは雲がある、雲があるということは水がある。水があるということは気温が上昇し始めている、山の中の凍った湖も溶け始めている。もうしばらくたつと、魚たちが暖流に乗って水底から上がってきて、上流で繁殖の準備をする。彼らが水面から飛び出して水しぶきを上げ、機敏な体を動かして空中でその片鱗が命の虹を描くと、来年にまた新たな魚がこの氷原で生まれる。

「半ヶ月後の魚狩り祭、君は絶対気に入るよ。」
"

両用バイクTrophon

"収納日付: 770/02/29
保管単位: Gino
レベル: bold
Ginoが愛用する雪陸両用バイク。ほかの偵察隊員のものとは異なり、Diyro隊長によって改造された作品の一つ。スノーバイクの華麗なキャタピラーとスキー板が付いているが、ボタン一つでスキー板をしまった機動性に優れた陸用バイクに変身できる。
"

両用バイクTronphon・手がかり1

"収納日付: 770/03/03
保管単位: Gino
レベル: bold
鳩は隊長と仲が良い。ほかのメンバーはそれを羨ましく思っている。

Carl: 隊長はあの新入りの女の子を随分気に入ってるみたいだね。
Theo: 言ってみれば確かに。可愛いからか?
Carl: 君も可愛くなりたいかい?
Theo: 変なこと言うな【真っ赤になる】
Carl: 君さ、魚狩り祭の時に隊長に告白してきなよ。君は隊長のことが好きだって誰にでもわかるよ。
Theo: 俺は......
【遠くにいる隊長をちらりと見る、diyroは隊員たちと楽しく仕事を議論している。Theoはしばらく考えてから何かを決意したようだ。】
"

両用バイクTronphon・手がかり2

"収納日付: 770/03/06
保管単位: Gino
レベル: bold
偵察隊の隊員たちにとって、バイクの側面にある花の模様は重大な意味を持っている。Ginoが入隊したばかりの頃もそれについて頭を巡らせた。花模様の設計はうまくいっている、一目でそれが秘めている秘密を見破った人はまだいない。
"

両用バイクTronphon・手がかり3

"収納日付: 770/03/32
保管単位: Gino
レベル: bold
逃亡中、trophonの二つのバックミラーはブラックホールに吸い込まれた。
"

補給物資のビスケット

"収納日付: 770/03/04
保管単位: 第七偵察隊倉庫/鳩
レベル: main
とてもとても不味いビスケット。毎週、知られざる方法で空から偵察隊基地に投下される、補給物資の一部らしい。ついでにビタミンCを摂取できる素晴らしいチリソースもついてくる。
"

梆笛

"収納日付: 770/03/03
保管単位: gino
レベル: bold
雪原で唯一の楽器、Ginoの故郷の宝物てある。
Gino: 故郷と言っても、隣の偵察隊のことさ。氷封紀元(グラシアリズ・エポック)以来、人類は楽器を作らなくなった。俺の笛は七百年間にも渡って長く存在し続けた歴史的宝物であり、唯一無二のものだ。
鳩: 宝物だったら、なんでGinoが持ち歩いてもいいの?
Gino: 師匠は言ってた。笛が長い間感動と旋律の恩寵を受けない限り、ほかの楽器と同じ、氷原の中に消えてしまうと。だから常に俺によく吹いて練習しろと言ってたよ。これこそが笛を守るための唯一の方法だから。
鳩: そうなのか?
"

【録音】鶯の翅

"収納日付: 770/03/03
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
時間: 3min42s
壁炉の中で仮想の黄色い炎が踊っている。楽人は梆笛を箱から取り出して、曰く、今日は喜ばしき日、一曲演奏すべき、と。
聞こえ来る声は暁を告げ、春目覚め、万物蘇り、鴬鳴く。鴬鳴いては、翼広げて高々と風に乗り、あしたの到来を告ぐ。あしたを告げ、友垣を呼び、春を迎ふ。鴬見ると、枝に新たなるつぼみ芽生え、白梅美しく咲きたりて、分れて流るる泉川、花の茂みに踊る魚。鴬が笑い、翼に積もれる雪を払ひそれを広げ、やがて飛び立てり。
"

宿舎の鍵

"収納日付: 770/03/01
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
Gino: 鳩、ドアを開けてくれ。ちょっと物を取って風呂に入るから。
鳩:おかけになった電話番号の主はいま装備を換えているところです。またおかけなおしください。
【部屋からでかい物音がした、何か重いものが倒れたような声だった。それに続いて断熱ドアの向こうから続々と鳩の不快な声が聞こえてきた。部屋の中が鳩にめちゃくちゃにされたことをもうGinoは想像がついた。】
Gino: ポッポ、お前絶対着替えてないだろ!
鳩: 私の名はポッポじゃない!
【ドアが開いた。シャツだけを着ている鳩が左右を見回してから、Ginoに何件かの服を投げた。秘密裏に取引をしている路地裏の闇商人みたいに。】
鳩: はやくお風呂に入ってきなさい。十時前には絶対に帰ってこないで。
Gino: 俺のクローゼットを探ってたのか?【Ginoは鳩をじっと見つめた。鳩が着ている服は自分の作業服であることに気づいた。】
鳩: ふん、私はあんたのパンツなんかに興味ないんだからね。
【鳩はドアをパンと閉めた。その風圧でGinoは目を細めた。あれ? 彼女、何か口を滑らしてなかった? 】"

エンリョウの角

"収納日付: 770/03/07
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
無限深淵(エンドレスアビス)から這い上がってきたエンリョウの体から削り取った柔らかい角質。氷原にある食材の中でも上品なもので、魚水晶饅頭の皮の原材料である。
"

レールショットガン

"収納日付: 770/03/07
保管単位: gino
レベル: souvenir
第七小隊が使う武器。隊員たちはこの弧型の銃砲身デザインをとても気に入っている。
"

【録音】魚籠

"収納日付: 770/03/17
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
魚狩り祭で鳩が手に入れた装備、エンリョウの肋骨と皮でできている。防水性がとても優れていて、大収穫を迎えるために不可欠な装備の一つ。
"

【録音】魚芝居

"収納日付: 770/03/17
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
時間:5min21s
狩人は準備万端、しかし水の中を泳ぐ魚たちはこれを知らない。矛の鋭い先端を水に向けると、次の瞬間、水しぶき立ち、川に弱肉強食と鮮血の色が染まった。この光景は人々を考えらせる。もし、このような収穫は大自然が人類に与えた恩恵ならば、それは捕食される生き物たちにとって何を意味しているのか。それが表しているものは、抗うことのできない宿命なのか、それともいつ災害が起こるか予測できない世界に生きていることなのか。
"

"収納日付: 770/03/23
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
氷原エンリョウに連れ去られたTheoの存在を証明できる唯一のもの、carlが死ぬ前にこれをdlyro隊長に渡した。

「逃げろ……もう時間がない……何者かが……深井戸から……」
"

【録音】ブラックホール

"収納日付: 770/03/32
保管単位: 鳩
レベル: main
時間: 1min1s
これは絶望に満ちた水溜まり、風が吹いても波が立つことはない。
何もかもを使い尽くしても、新世界を作り出すことはできない。

「記録: 三月の最後の一日。氷原は前代未聞の大災害に遭った。塔の上から舞い落ちてくる白い灰が戦っている戦士全員を燃やし、遠い地平線から巨大なブラックホールが空に昇り、何の作為もない臆病者たちをもつれさった。私たちは氷原の上を走っている。隊長の言った通り、萨里(サリ)山に行く道だけが塔の守りを受けている。」
」"

【映像】脂肪球

"収納日付: 770/03/32
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
逃亡中、鳩が撮った奇妙な写真。たくさんの脂肪でできた黒い球が、彼らの主の体からゆっくり離れて、新たに降った雪の上に不規則な黒色の痕跡を残した。この怪しく、浮世離れしたものに、鳩は馴染みがあるようで、ないようで......。
"

錦嚢(きんのう)

"収納日付: 770/03/26
保管単位: Gino
レベル: main
DlyroがGinoに渡した錦嚢、中には彼女の最後の命令が書いてある。

「鳩と最初に出会った場所に行け」
"

花柄のナイフ

"収納日付: 770/03/23
保管単位: 阿爽
レベル: bold
阿爽が雪原の上で目を覚めた時、手に持っていたナイフ。
阿爽の話によると、フェンデスと出会う前はまだ家の中にいて、妻と一緒料理を作っていた。

フェンデス: あんたが置かれている状況は大体わかった。
阿爽: 本当にわかったのか?
フェンデス: わかったって! 無駄なこと言わないでついてこい。
"

【映像】深井戸

"収納日付: 770/03/27
保管単位: 阿爽
レベル: souvenir
二人が流浪し始めた5日目。大量の氷原魘魎に遭遇し、四周が崖となっている石壁の上まで来てやっとそれらから逃れることができた。阿爽が地面に座ると、ようやく周りは静まり返った。頭上には魔物万千、足元は深淵万丈。他の脱出方法を探さねばならないと思った阿爽は周りを見回すが、暗闇が無限に広がっているのみであった。深淵の湖底を見つめるが、そこには自分の姿が映っているのみであった。阿爽は実家の古い井戸を思い出した。仲間に押されてその中に落ちていったあの日も、こんな景色だった。唯一違うのは、あの井戸には子供一人も入ることができなかったが、今のこの「井戸」は一人の魂でさえ埋め尽くせないほど大きい。

「脱出する方法、みーつけた。」
"

病衣

"収納日付: 770/03/23
保管単位: フェンデス
レベル: nonsense
フェンデスが一番嫌いな服。彼が偵察隊の制服をもらったあと、この病衣は軽々と捨てられた。
"

【録音】光

"収納日付: 770/03/32
保管単位: 鳩
レベル: souvenir
時間: 1min13s
噂によると、星の欠片が大気の中で燃えると美しい弧線を描く。そして、数え切れないほどの多くの欠片が同時に落下すると、それらは光の橋を作り、遠くにいる人たちのメッセージを届けてくれる。光の橋に足を踏み入れた者はいない、これは最低層に書かれている禁忌だから。試そうとすると、その光の彼方に、もう一つ新しい世界があることを知ってしまうだろう。

「行こう、Gino」
「新世界へ!」
"

ログイン権利:サターン

"収納日付: 770/03/32
保管単位: Gino
レベル: key
リンボたちが使うシステムのログイン権限。隊長Dlyroがブラックホールに吸い込まれた際にGinoに残したプレゼント。
"

ログイン権利:サターン・手がかり1

"収納日付: 770/02/28
保管単位: Gino
レベル: key
【夜、仕事が終わった偵察隊の隊員たちは交流室で暇つぶしをしていた。隊長はGinoとソファーの上でお茶を飲んでいるが、急に口を開いた。】
Dlyro: Ginoはさ、この世界が現実だと思う?
Gino: 隊長?
Dlyro: 急に何を言い出すんだって思うかもしれないが、ちっとも変だと思わないか?
Dlyro: 見たことも言ったこともないのに妙に思い浮かべてしまう言葉、詩、伝説、そして記憶。お前はこれらがどっから来たものか気にならないのか?
Gino: これには……答えられません…
【その夜、Ginoが眠りにつくことはなかった】
"

0327討伐令

"収納日付: 770/03/26
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
深井から湧き出た大量の魔魎を撃退するため、各偵察隊はエリートメンバーを集結し、討伐活動に参加した。隊長が参戦命令を受け取った後、チーム全員で出撃したが、Ginoと新人の鳩には参加させなかった。
"

魔革377

"収納日付: 770/03/28
保管単位: 鳩
レベル: main
文字がいっぱい書かれている氷河魔魎の革、鳩はただ377の数字しかわかりません。今はAlpaにより解析中。
"

魔革377・手がかり1

"収納日付: 770/03/31
保管単位: 鳩
レベル: main
 ”解析状況3%”
 ”確定済み言葉: タワー、人形、夢覚め ”
"

氷河美食会

"収納日付: 770/03/09
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
氷河の有名美食雑誌、編集部のメンバーは世界中から来ています。編集長は、最初の救助チームの副キャプテンです, 面白い調理人です, 年間購読の電子版では苟驼オイルが5リットル提供されるため、Dlyroは下位アカウントで10コピーを購読します。これは、苟驼オイルを直接注文するよりもはるかに安価です。
鳩: Ginoさん、違和感を感じませんか。
Gino: 何が。鳩さん
鳩: 毎回あなたの名前もいますよ、この雑誌の宝引き
Gino: うん?知らないよそんな事。
鳩: ほら、見て。
"

氷河美食会・手がかり1

"収納日付: 770/03/09
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
"88巻表紙:唐辛子蒟驼(ゴウタ)ソース
今冊の取材期間、我々は47キャンプ蒟驼の生息地の辺りに大量レベル1の異想汚染の灌木林があります, 調査によると、こうゆう一葉の植物は長い間絶滅するはず, いまは異想汚染によって復元されました、昔、先生がこう言いました、唐辛子と塩は漬物に最適な材料です。今唐辛子を発現したいま、古代のレシピを復元するというアイデアを再熱させました、夜中休憩の間、地元の蒟驼ハンターの手元に一匹を買え、実験しました、大成功でした。さいの目に切った唐辛子と蒟驼の肉が適切に混ざり合て、胡椒と甘辛草も少々、これで出来上がり。唐辛子蒟驼ソース
そして、いつものように、この唐辛子蒟驼ソースを送るために5人の幸福な読者を引き寄せます。裏面:おめでとうございます!幸福な読者Gino!商品は3日間の中キャンプまでお届けします!!
鳩: ほら、適用に引けも当たりますよ
Gino: これはわかる、一回だけな
鳩: ええ、私こんな?じゃなくて、直接裏面みてよ。
鳩: あなたのフルネームは……て、なんだこれ?
"

氷河美食会・手がかり2

"収納日付: 770/03/09
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
"93巻表紙:大蒜丐狖(カイケツ)眼 仮想の物は私たちの世界に災難を与えた物、滅ぼすべき存在、でも丐狖眼と言うだめな存在は、被害性はない、というか、何の役も立たない物、毎日川の周辺にじっとも動けない、肉も少ない、レベル3の異想汚染がなかったら、恐らくそれはもうキルリストに載っていないのではないかと思います。編集部が丐狖料理のレポートを貰えだ時もびっくりした、何お食べてもいいが、よりによって丐狖とは。ても、貰った際にはみんなも絶賛した。この大蒜丐狖眼のひらめきは先日の連合討伐、氷河魔魎の潮が過ぎた後、レポートの提出者が川敷を片付けて支流にたどり着いた時、数百匹目が失った丐狖が見つけた。川敷の辺りに氷河魔魎の狼の足跡がいっぱいあります。噂によると、狼のが通りすがりの川敷に、ニンニクが生えいます、提出者がそれを見つけたのです、ニンニクと丐狖の眼を合わせてどんな味だろうと思いつき、この料理が誕生しました。大蒜丐狖眼、提出者のヒントによると、すごしのお酢をかけて、もっといい風味が出てるらしいです。
おめでとうございます!幸福なあなたGino!商品は五つ日間でキャンプるまでお届けにしまいます。
Gino: ???
鳩: は!
Gino: 眼球食べたことないよ。
鳩: ていうが、異想の物の目も光ってるよね、丐狖もそうでしょう?
【GinoがDlyroのショーケースを見て。真ん中の光てる目か、何が思い出したみだい】
Gino: この中に、何が違和感が感じる。
"

氷河美食会・手がかり3

"収納日付: 770/03/09
保管単位: Dlyro
レベル: souvenir
45巻表紙: 騾馬タン焼き
 "ナイトメア馬を使った技術が無くした今幸運的に神技・融通の末代、七チームのDlyro隊長【ビデオデータ】Dlyro隊長が馬術を展示しています【データロスト──修復中──失敗。ズーズー】
reseting process completed
Dlyro隊長が言ってた馬と関わるフード、昔の有名料理、ロバ肉焼きという。第八十一小隊の周辺に現れた新なロバ、あれは多分馬と騾馬の掛け合わせ、ロバ肉の代わりになります。騾馬は草原地域に大量増殖していますから、大変困りました。ものは使い切りましょうとDlyro隊長がこう提案します、革と肉は焼き網、食べられる物は食べて、使うもを使って。肉は辛いソースを付けて50%を焼く、クッキーと合わせて食べだほうがいい。特に舌の部分の肉は一番鮮美、最高と言えます。
我が出版社中の半分の編集は第八十一小隊出身、Dlyro隊長日頃の料理と指導を感謝するため,今後毎回の宝引きも七チームに一回保存します
鳩: 隊長に贈り物だっだんだ。
Gino:謎も解けだし、ご飯にもするが、今で。
【鳩が急に何が発見しました】
鳩: ええ、今は美食会のくじ引きの日だ
Gino:なんが…嫌な予感がするな。
"