ルシオ

Last-modified: 2018-02-26 (月) 06:05:54

ルシオはクロス・フェード(L1)を使うことで移動速度上昇とライフ回復を使い分けることができる高機動型のサポーターであり、生きて味方のそばにいれば最低限の仕事はできてる初心者向けのキャラと言われてきた。
そんなわけでどんなマップでも高頻度で選ばれる人気のヒーロー だというと聞こえはいいが、実際は「下手くそはとりあえずルシオ選べや」みたいな芳しくない風潮も生まれ、まるで貧乏くじみたいに仕方なくピックされるケースもしばしばだった。
それをうけて2017年4月の調整によって効果範囲はガッツリ減少、かわりに自身の攻撃力や機動力が強化され、それまでのように下手くそがただ使ったのではただの高速お散歩野郎、しかし腕を上げればもはやサポートでありながらオフェンスでもあると言っても過言じゃないほぼ別キャラへと生まれ変わった。

移動速度上昇について

 アンプが緑の場合は範囲内の味方すべてが移動速度が強化された状態になる。拠点制圧では開幕における移動速度上昇からのアンプ・イット・アップ(R1)(以下ブースト)は現状必須とも言えるが、扉が開ききる前に使ってしまうと扉にひっかかってしまいブーストが無駄になってしまうので注意が必要である。
 特に移動速度が遅いキャラ全般に有効で、タンクキャラをすぐに前線に運ぶこともできる。自分と仲間が死んでしまった場合は、味方のリスポーンを待って,ともに前線に向かったほうが有効な場面は多い。ただし、オーバータイムなので一刻も早く前線に向かわないといけない場合は、味方のことは無視して自分だけでも前線に向かい時間を稼いだほうがいい場合もある。
 またメイのultに対しても有効で、味方が敵メイのult範囲内にいた場合は速度上昇に切り替えて(場合によってはブーストも使用)、味方が逃げるのを補助するのも非常に有効である。ただ前線で戦ってる人たちにとっては急に移動速度が変わると非常に迷惑なため、接敵中は基本的に回復をし続けた方がいい。

ライフ回復について

 アンプが黄色の場合は範囲回復である。範囲回復とあって通常時の回復量は14/sとサポートキャラの中で最低の回復量となるが(調和のオーブ:30/s,カデュケウス・スタッフ:50/s)、アビリティであるアンプ・イット・アップ(R1)を使えば3秒間だけではあるが40/sに回復量は跳ね上がる。が、CTが12秒と比較的長いため使うタイミングや場面は重要である。
 正直ルシオ初心者の人は開幕以外常時回復の状態であってもいいと言えるほど重要である。基本的に自己回復アビリティを持っていないキャラがピンチなときは迷わずブーストをかけたほうが良い。

ultについて

 ルシオのultは範囲内の味方に毎秒100ずつ減るシールドを500付与する攻撃,補助どちらでも有効に使えるultである。攻撃に使う場合は味方の攻撃系ultに被せると非常に強力となり,特にゲンジのultと被せて使うとゲンジが非常に強力な切り込み隊長になるためオススメである。
 ただしルシオのultは、△ボタンを押す→ジャンプ→若干の滞空→着地してから発動となるため発動までにラグが生じてしまう。この発動までのラグが非常に厄介で、リーパー以外のultは敵の声を聞いてから発動しても間に合うのだが、リーパーのデスブロッサムに関しては敵の声を聞いてからでは絶対に間に合わないため,先読みしてultを使う必要があるため注意が必要である。またジャンプ中やペイロード上などでultを使うと、着地場所次第ではリーパー以外のultでも間に合わないため注意が必要。
 またultを使ってバリアを貼っていても、敵のultすべては受けきれないため,あくまでも延命手段であることを意識して発動後は速攻で敵を倒さないと意味がないのも注意が必要である。

壁走りについて

 ルシオのパッシブスキルに壁走り(正式にはウォールライド)というものがある。これをマスターするかしないかでルシオの楽しさや戦略性が段違いに変わってくる。たとえば敵に追われていても壁走りで壁をジャンプして向こう側にいけば一気に逃げられるため生存率も上がってくる。やり方は非常に簡単でジャンプボタン長押しするだけで壁を滑るように移動することができ、壁走りをしている最中も攻撃にリロードにアビリティ発動など戦闘行動のほとんどを行える。しかもその間移動速度も上昇する。ただしこの壁走りは、壁走りができる時間に制限があり,壁走りをした同一平面上は続けて壁走りをできないという制限もあるため注意が必要である。なのでほかの面に移動したい場合は、一度ボタンを離し再度ジャンプボタンを長押しする作業が必要となる。
 練習方法は、トレーニングルームの2階へ上がる階段を上りきり後ろを向いた3面(2面目に窓があり、左隅に青い箱と赤いライトがあるとこ)を壁走りしてまた元の場所に戻ってくる方法イリオスの真ん中に大きな穴が空いているところでひたすら落ちないように壁走りをする方法がオススメである。この2か所で安定して壁走りができるようになればひとまずルシオ免許第一段階修了。そうして実際にマップにでて色んなとこで壁走りをすると、壁走りからのジャンプでルシオでもこんなとこに登れるのかといろんな発見があると思う
 しかし戦闘中に壁走りを取り入れることで立ち回りも大きく変わり一気に楽しくはなるが、そのせいで味方への回復がおろそかになってしまっては本末転倒なので注意が必要である。
 なお壁走りをする際にはデフォルトの×ボタンでは非常に操作がやり辛いため、ルシオだけ個別にL1かL2をジャンプボタンに設定すれば快適に壁走りを行うことができる https://gfycat.com/NeighboringBowedFattaileddunnart

結論

 慣れないうちはとりあえず常に回復のアンプにしとけ

ぴょんぴょんルシオについて

 次にルシオの粘り方について説明しようと思う。ここからは慣れてきた人向けの話になるため、まだ使い慣れてない人は読む必要はないと思われる。
 そもそもぴょんぴょんルシオとは、接敵中にひたすらジャンプ撃ちしているルシオのことである。そもそもジャンプ撃ちは弾の攻撃が当たりにくいという利点はあるが,AIMが苦手な人が使うと自分の攻撃すら当たりにくくなるため嫌っている人が多い行為である。しかし生存することが最重要されるルシオにとっては有効な手であり、特に拠点制圧においては非常に有効的である。もちろん敵が一人,二人しかいないor味方に前線を貼れるタンクキャラがいる場合はジャンプせずに普通に撃った方がいいこともあるため、臨機応変な対応が必要である。また上手い人になるとぴょんぴょんしていても普通に当ててくるため、そのときは諦めるか,壁走りやジャンプの方向を変えるなどして軌道をできるだけ読ませないことが大事となる。

ペイロード上のルシオについて

 次にペイロードを使った粘り方を説明する。基本的には自キャラと相手(特にウィンストン,ラインハルト,マクリー)の間にペイロードを挟むようにしてぴょんぴょんしてれば大抵はなんとかなる。またペイロードの種類によっては壁走りでぐるっと回れるものもあるため、時には壁走りを駆使して追ってきてる敵の後ろに回ったり,ペイロードの後ろに敵が固まってるときは,あえてペイロードから降りて前のほうでしゃがんで待機し,敵が前に回ってきたらペイロードをジャンプして後ろに回るなど、とにかくありとあらゆる手で敵に軌道を読ませないのが大事である。
 粘るうえで最も注意しないといけないのはさきほど述べた3人(ウィンストン,ラインハルト,マクリー)である。以下でどの攻撃に注意するかと対策について述べる
 ・ウィンストン:通常攻撃が近距離だとどこにいても基本的に当たるため諦める。対策は味方が自分が死ぬ前にくるよう祈るしかない
 ・ラインハルト:通常攻撃が前方,側方と範囲が広いため、常にペイロードを挟んで直線状にいるよう心掛ける
 ・マクリー:フラッシュバンくらって動きを止められたらリンチにされるため、当たらないよう祈る。ただ上手い人は置きフラッシュバンをしてくるため、もし当てられたら死なないように祈る
 特にウィンストンとマクリーがペイロードの一番上にいると、攻撃を防いでくれるものが何一つないためソニックウェーブで吹き飛ばした方がいい
 ただ上記の3人相手に同時で凌がないといけないときは味方が壊滅してるとき以外はあまりないのでなんとかなったりはする。しかし中にはサポート絶対殺すマンのウィンストンもいるため、その時はおとなしくペイロードからスピードブーストで逃げるなりして味方に処理してもらった方がいい場合もある。
 もし敵のラインハルトが味方の攻撃に対してシールドを貼っていたら、後ろからソニックウェーブで前に吹き飛ばせば味方が蜂の巣にしてくれたりするので積極的に狙ってもいいと思われる。
 ただ忘れてはいけないのが、ペイロード上での粘りはあくまでも最終手段であり,最善の手ではないので注意が必要である。タンクがちゃんと機能してるときは一歩引いて,味方を回復させながら援護した方がよい。ただ味方に前線を貼れるタンクがいないときはペイロード上のルシオが敵を引き付けないといけない場合もあるため、臨機応変な対応が必要となってくる。
 また攻撃側で味方が壊滅した後は自分もさっさと死んで足並みを揃えた方がいい場合もあるし,オーバータイムの時間を稼ぐために自分一人でも生き抜く必要もあるときがあるので、その見極めが大事である。
 ただ防衛時,攻撃時どちらにも言えるが、死なないことが大事であり無理な突貫は避けることと、自分が前線にいるということは後衛の味方には回復ができていないということを忘れてはならない

得意なキャラ

特になし しいて言えば奈落付近にいてこちらに気づいていないって状態の奴
なにせ出が早くておおむね狙った方向へ吹っ飛ばすのが容易なソニックウェーブは、ナノブつきのタンクであろうと一撃で戦場からララバイというロマンがあるのだ そのときにはぜひ言ってやろう「へっへ~ ドーンマイ♪」と

苦手なキャラ

・ウィンストン:粘着されたら絶対に勝てない。もし粘着されたら諦めるかスピードブーストで味方のとこまで逃げて殺してもらえ

使う上で覚えてて損はないこと

・ルシオも壁走りでハナムラのAB間のショトカ可能
・ヴォルスカヤもトレーサーやリーパーと同じルートでAへのショトカ可能
・ロードホッグにワイヤーで捕まれてもソニックウェーブ連打しとけば生き残れる
・メイに氷漬けにされそうになってもソニックウェーブで吹っ飛ばせば氷漬けにされない。これはほかのキャラが氷漬けにされそうになってても有効
・ソニックウェーブは弾薬を4発消費して繰り出すアビリティだが、途中で近接挟んだり行動できなくなる系の攻撃くらったりで残弾が4発未満になってる状況でも残りを全部使って普通に撃てる。