はじめに
レースシムをプレイするにはそれなりのスペックを持つパソコンが必要です。
ここでは各パーツの概要のあと、例としていくつかの構成例を挙げます。
興味のあるタイトルの動作環境を参照の上、ご参考くださいませ。
また、パーツの相性や動作報告等は当wikiDiscord鯖やこのページのコメント欄へ。
OS
Windows10 64bitを推奨。
OSにメモリを4GBより多く認識させる場合はOSは64bit版でなければならない。
一部Mac OS対応のものもあるが、ほとんどのタイトルはWindowsのみの対応です。
CPU
コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)のこと。
ゲームを動かすという場面においては、GPUの性能が重要視されるが、CPUもGPUの性能を生かすために同じように大切。
有名なところはIntelとAMD。
CPU指標
i5 8400
GPU グラフィックボード
映像出力能力のカギとなる。
NvidiaのGeforceシリーズとAMDのRadeonシリーズで分かれる。
レースシムを快適にするには最低FPSを60以上にキープすることが望ましい。
VRや三画面などをするにはミドル~ハイエンドのものが必要。
GPU指標
Intel HD Graphics
- Intel製CPUに内蔵されているもの。
- 旧世代(rfactorなど)や一部軽量なタイトルは動く・・・かもしれない。
Geforce GTX1050
- ローミドル級
- 画質を求めなければ、ほとんどのタイトルを動かせる。
Geforce GTX1660 GTX1070
- ミドル級
- ほぼすべてのタイトルを60FPSで動作させることができる
- VRも画質を求めなければ可能
Geforce GTX 1070Ti GTX1080
- ミドルハイ級
- 一番重たいProject cars2の推奨がこの辺り
Geforce RTX 2060~2080Ti
- ハイエンド
- VRも3画面も自由自在であるが、この性能を生かすための他のパーツの性能や冷却も考えなければならない点は注意
RAM メモリ
古いタイトルや軽いタイトルである場合は4GBで構わないが、最近のものは8GB以上が望ましい。
ただし表示台数を増やす場合や配信、通話やブラウザなど同時になにかする場合は16GBを推奨。
ストレージ
データ保存媒体のこと。
HDDとSSDとあるが、基本的にはHDDは大容量、安価、ロードは遅く、SSDはその逆である。
rfactor2やiRacingは特にSSDによるロード時間短縮効果が高い。
また、mod対応のタイトルはどんどんmodを入れるとデータで100GBを超すことがある。
最近はSSDも安くなってきているので、レースシム用におひとついかがでしょうか。
その他
電源
サウンドカード
マザーボード
端子
特にUSB3.0のポート数。
レースシムはマウスとキーボードだけでなく、ハンコンペダル、シフターなど周辺機器が多くなりがちであるので。
構成例
今から新しく組んだ場合の構成例です。
とりあえず動く
OS | CPU | GPU | RAM | 備考(設定,FPSなど) |
Windows10 64Bit | Core i5 9400F | GeForce GTX 1050 | 4GB |
そこそこ動く
OS | CPU | GPU | RAM | 備考(設定,FPSなど) |
Windows10 64Bit | Core i5 9600 | GeForce GTX 1660 | 8GB |
VR、三画面
OS | CPU | GPU | RAM | 備考(設定,FPSなど) |
Windows10 64Bit | Core i7 9700F | GeForce GTX 1080 | 16GB |
さらなる高みへ・・・
OS | CPU | GPU | RAM | CENTER備考(設定,FPSなど) |
Windows10 64Bit | Core i7 9900K | GeForce RTX 2000シリーズ | 16GB |
動作報告
皆様の構成とどれくらいの動作が得られたかはこちらへ
OS | CPU | GPU | RAM | CENTER備考(設定,FPSなど) |
Windows10 64Bit | Core i5 6700K | GeForce GTX 1070 8GB | 16GB(8GBx1 4GBx2) | ほとんどのタイトルで60FPSを切ることはない iRacingはグラ設定を中くらいにすれば120FPS可能 |
購入
- BTOショップで購入
- Build to Orderの略で構成をカスタマイズできるパソコン
- 組み立て済みのものを購入できるので楽
- 初心者におすすめ
- パーツをそれぞれ購入し組む
- 通販サイトやパソコン屋などでそれぞれのパーツを購入し自分で組み付ける
- BTOよりちょっと安いかも
- パーツの相性など知識が必要
- 中~上級者向け