Bolt-Action Rifle

概要

モデルはスプリングフィールド社の『M1892』。
1877年の露土戦争でトルコ軍の使用したウィンチェスターM1866の持つ連発性は、アメリカがそれまで制式軍用銃であったM1873の旧式化を感じざるをえない程に、各国の軍隊に連発銃の有効性を強く認識させた。
1892年にトライアルを行う運びとなった米軍は、連発可能な機構を備えたボルトアクション・ライフルを採用、これをM1892と名付けた。
開発はオーレ・ヘルマン・クラッグとエリック・ヨルゲンセン。共にノルウェーの出身であり、二人の名前をとってクラッグ・ヨルゲンセン銃とも呼ばれる。

クラッグ・ヨルゲンセン銃は弾倉の右側面が開き戸になっており、横から1発ずつ手動で装弾する。
これは現代の一般的なボルトアクションライフルとは異なり、ボルトを後退させずに給弾できるという利点がある。

1892年から1904年までスプリングフィールド造兵廠で約50万挺がライセンス生産されており、1899年から1902年の米比戦争にも投入されている。
その後、フィリピンに創立されたフィリピン警察隊や第一次世界大戦の外征部隊でも、後継のスプリングフィールド M1903と共に使用された。

ゲーム内での扱い