用語集

Last-modified: 2023-06-19 (月) 02:54:13


世界観

旧世界

かつて栄華を誇ったが何らかの理由で滅亡した高度科学文明
現在はその痕跡が遺跡やモンスターという形で各地に残る
滅亡理由など今なお謎が多くあるが一説によると旧領域接続が深く関わっているとか
 

ネタバレ

リビルド世界は文明の勃興と滅亡を繰り返している
その為作中の旧世界とは単一の古代文明ではなく、過去に勃興しては滅んだ幾多の文明を包括している。
現文明は現文明のひとつ前に滅んだ文明の灰から人々が復興した文明であり、しかし明日には旧世界の仲間入りするかも知れない危機と隣り合わせの世界観。

 

遺跡

旧世界の遺構のこと
かつての大都市や摩天楼、地下鉄や工場、軍事基地や空中要塞、天空に浮かぶ島からぶら下がる高層ビルなど
またその状況も様々で、長き年月の中で瓦礫の山や更地と化しているものから、かつての姿を保っているもの、そして管理人格の指揮下で今なお完璧に稼働しているものまで存在する。
 
ハンターや企業群が遺物を求めて危険を顧みず赴く一大資源地となっている
理由は不明ながら、東へ行けば行くほどより高度で危険な大遺跡が存在している

遺物

遺跡から発見される旧世界由来の有用な物品のこと
四肢すら再生する薬や戦車を真っ二つにする包丁、装甲防護服より高性能な水着など、総じてどこか狂ったオーパーツ
 
ハンターオフィスや企業によって買取が行われていて、未発見技術の物ほど買取価格は高め
逆にリバースエンジニアリングが進んで陳腐化すると、例え高性能な品でも買取価格は低め

荒野

モンスターの徘徊する危険な場所。いわゆるウェイストランド
東部においては都市の防壁の外は地形や植生に関わらずすべて荒野と呼ばれる

モンスター

生物や機械の区別無く人類の生存を脅かす脅威の総称
旧世界からの自律兵器や警備機械、野生化した生物兵器の末裔、突然変異した動植物などが独自の生態系を築いている

西方よりも東方に行くほど強くなり、また地上よりも高空へ昇るほど強大なモンスターが生息している
モンスターとのエンカウント率は自機の大きさ・速度・高度などに比例する

  • 生物系モンスター
    種として確立した生物で卵生など繁殖によって増える
    ただし暴走ナノマシンによって変異している為、生物でありながら機械式火砲を搭載するなどゲテモノ状態
  • 機械系モンスター
    今なお稼動する旧世界の兵器工場で生み出されているものが多い為、外見や性能に統一感がある
    またその本来の製造目的から行動ルーチンや行動範囲に一定の制約があることが多い
  • 賞金首モンスター
    数あるモンスターの中でも特に「迷惑」であるとされた特定の個体。突然変異したネームドで一点物であることが多い
    脅威度は元より地域経済への損害を加味してハンターオフィスを介して告知され、撃破すると懸賞金が支払われる
    制度としての賞金首は別途下記の賞金首制度を参照

色無しの霧

東部地域一帯に広がる旧世界の何らかの環境ナノマシンの通称
それ自体に人体への害は無いが長距離通信などに障害が出る。また吸音や衝撃抑制など未知の現象も引き起こす
状態は霧のようであるが目視での感知はできず、高濃度になると熱光学索敵や近距離の有線通信すら遮断する
一説によると高高度を飛行する旧世界の何かが今なお散布し続けているとか

旧領域

旧世界の超高速長々距離通信網と、それに付随した施設群により構築されるネットワークインフラのこと
遺跡の標識や広告の拡張視界表示のような単純のものから、旧世界通貨コロンのネット決済など旧世界における基幹インフラとして利用されていたもので、かつての大都市群が遺跡に名を変えた現在でもその多くが稼動し続けていている。
 
現代の通信技術よりも遥かに高度で、万全ではないものの色無しの霧の通信障害にも強い性質がある
(例えばアリスの損傷した自動人形では通信不能に陥っていた)
通信衛星や中継機を設置してもモンスターに破壊される東部では通常通信の根幹を旧領域に相乗りする形で依存している
 
アクセスするには遺物の通信機か、大規模な通信施設か、もしくは旧領域接続者が必要

旧領域接続者

生身でありながら通信機などを使わずに旧領域へアクセスできる特異な者、またはそのアクセス能力
体内に有機的な無線機能を有するある意味でミュータント。人間スマホ
現存する遺跡インフラへのアクセスは極めて有益であり、その有用性や希少性から露呈すれば企業に誘拐されることも
 
携帯した索敵機器からの情報を五感を通さず脳で直接受信して知覚し、その情報を元に離れた位置にある兵器を遠隔で操作するなど、使いこなせれば戦闘でも極めて有利に立ち回ることが出来る。
 
ただし旧領域接続者のほとんどは自力での調整を行えないので、程度の差はあるものの無差別な送受信を無自覚に行ってしまっている。その為に送信をモンスターなどに逆探知されて襲われたり、旧世界インフラからの抑制なき受信によって脳を破壊されるなどの危険を孕む。
 
旧領域接続者の中でも有機無線の能力には個人差があり「感度」という指標で表される
 

ネタバレ

高感度者はアキラ、カツヤ、シロウ、そしてかつてヤナギサワが該当
 
旧世界人類は高感度の旧領域接続者だった為、個人識別などネットワークへの接続が必須な社会だった
また東部で暮らしている人類はほぼ全てが低感度の旧領域接続者であり、その事から旧世界人類の末裔とも言われる
(中央部からの移民やその子孫の多くは感度ゼロ)
低感度な為にほとんどの者は自覚する事はないが、遺跡の公衆アクセスポイントで適切な通信プロトコルを踏めば高感度者の真似事をすることができる。
 

  • 念話
    旧領域接続による通話能力。いわゆるテレパシー
    同じ能力を有する人物あるいは通信機と文字通り念じるだけで会話やイメージの伝達ができる
    脳拡張者も似たような事ができるが、こちらは旧領域を経由することで超長距離間をラグ無しで通信可能
  • 印象送信
    高感度の旧領域接続者が発信する特異性
    己の心象を相手に「理解」「共感」して貰える
    低感度の旧領域接続者でありながら調整不能により受信を拒めない東部人類は印象送信に対して無防備の為、理解して貰うのではなく洗脳レベル。
    一説によると、旧世界文明は敵対国家間の悪意ある印象送信による相互破壊を切っ掛けとして、文明規模での集団自殺を敢行し滅んだとも言われている。
  • 極端な好意の返報性
    まず好意の返報性とは返報性の法則の一種。好意(悪意)を受けたら、同じように好意(悪意)を返そうとする心理的な作用のこと。
    通常の人間はそれを、言語、聴覚、視覚などを介したコミュニケーションによって伝えるが、旧領域接続者は念話によって感情や印象をダイレクトに伝えてることができ、好意の返報性を極端に働かせてしまう。
    その結果、甚だいびつで極端な人間関係を築きやすい。例を挙げると、好きな者からは全面的に好かれ、嫌いな者からは蛇蝎の如ごとく嫌われる。これは特に感情を表に出しやすい者に顕著に出る(Web212話、ヤナギサワの思案)
  • ローカルネットワーク
    高感度の旧領域接続者が発する印象送信により発現する集団化現象。他人を自覚無く支配下に置くことができる
    無意識下での情報共有やフィードバックが行われ旧領域接続者を頂点とする集団への帰属意識が上昇し、あたかも蟻の超個体のようになる。
    更に深化すると集団意識が自己と他者の区切りを曖昧にして「個の分散」が起こる。集合意識のような物と考えられるが現状では不明。

 

自動人形

いわゆるアンドロイド
サイボーグが人の機械化なのに対して、こちらは管理人格などの人でない者による操作端末
旧世界では一般的に利用されていて、旧世界製のものは一般の接客タイプでも極めて戦闘力が高く脅威になる
ツバキなど戦闘用のものはたった1体で人型兵器の集団を圧倒する
タイプは不明ながら旧世界の広告によれば三葉ジルバテック製が当時の価格で1体1800万コロン(実コロン)

管理人格

旧世界のいわゆるAI
自我を有し、かつての主が時の彼方に去ってなお与えられた使命を全うする悲しき存在
故障による機能停止や暴走している人格がある一方で、旧世界のまま十全に活動している人格も多くいる
旧世界由来の絶大な戦闘力や経済力を有しているが、それらの行使には規約の枷が課せられている

  • 統治系管理人格
    旧世界の行政を司っていたAI。ツバキなど
    一般的に御役所体質の堅物であり、管轄地域へ進入しただけで攻撃されることもある
    上位体ともなれば地域通貨の信用をコロンに対して担保する事もできる
  • 企業系管理人格
    旧世界の民間企業において経済活動を担っていたAI。オリビアなど
    一般的にコロンさえあれば柔軟に対応してくれる。現在でも現人類相手に営利活動を行っている者も少なくない
  • 軍事系管理人格
    その存在が示唆されている

汎用人格

自動人形などの機体を本体とするAIのこと
管理人格が土地や建物に紐付いているのに対して、汎用人格は身一つで比較的自由に行動している
人格データのバックアップがあれば身体の機体が破壊される事を恐れない

再構築

現在の秩序が著しく変化すること、もしくはその引き金となる現象
組織や勢力によってその概念や最終的な形は異なるものの、一般に再構築の実行は現文明の崩壊を意味する

キューブ

自己修復・再生機能を備えたナノマシンの集合体。立方体をしている
旧世界の遺物であり、目的の物をその場で生み出して展開する大規模な建築製造装置
その多くが地中から発掘され、また作動すると発芽して開花するように展開する事からシードとも呼ばれる。

 

ハンター

ハンター

金と名誉を荒野に求める者達、またはその職業
旧世界の遺跡を探索して遺物を持ち帰ったり、モンスターを狩って素材を得る荒業を生業としている
ハンターオフィスが認定するハンターランクと呼ばれる階級でその強さや能力を区分される
なお職業としての正式名は「東部統治企業連盟認証第三特殊労働員
 

ハンターランク

ハンターの実力や信用を数字で示すもの
ハンターオフィスを介した依頼の達成や専用の買取所への遺物の売却などで上昇する
東部における統企連からの信用度であり、いわゆる養殖などもあり必ずしも戦闘力を表すわけではないが、高ランクになればなるほど上昇の必要実績の増加により数字上と現実の力量の乖離が小さくなっていく。一般的には。
なお登録時のみ身分でランクが決まり、身分証を持たない者はランク1から、持つ者はランク10から開始になる
上限ランク不明なるも100を超える
 

ハンターランクの目安

ハンターランクの目安
Rank 001 - スラムでの初回登録、信用無し、実績ゼロ、ハンターランクの最低値(書籍1上3話)
Rank 010 - 一般の初回登録、規定回数、規定金額以上の遺物を持ち込むと真面目なハンターとして扱われる
社員証や市民賞など有効な身分証を持つ者がそれなりの装備でハンター登録を行った場合の初期値
一般的なハンターとしては素人のランク(書籍1上9話)
Rank 015 - ハンター家業に精を出し、荒野でそこそこの経験を積んだ(書籍1下23話)
Rank 017 - 書籍1下終了時のアキラのランク (書籍1下)
Rank 018 - 巡回依頼に参加している者達の平均を考えれば高い方(書籍1下23話)
Rank 019 - 巡回依頼をした時のカツヤのランク(書籍1下23話)
Rank 020 - クガマヤマ都市で状態の良い四駆車をレンタル出来る様になる。子供にしては高めのランク(書籍1下31話)
Rank 021 - 賞金首討伐時のアキラのランク(書籍3下91話)
Rank 021 - モニカ討伐時のアキラのランク(書籍5 124話)
Rank 023 - レイナ登場時のランク (書籍2上31話)
Rank 027 - 賞金首討伐時のトガミのランク(書籍3上91話)
Rank 030 - クガマヤマ都市下位区画内で車庫付の戸建て賃貸を紹介する不動産屋が現れる。相手が単なるハンターならシオリが格闘戦で軽くあしらえる(書籍2下31話)キバヤシがアキラの活動履歴を見て20-30相当でも無理な実績と言うレベル(書籍2下61話)書籍5終了時のアキラのランク(書籍5)吉岡重工と八島重鉄の両社が新製品がランク30程度のハンターに負けると悲惨な評価になる(書籍6上149話)シズカの店の品揃えの限度(書籍6下168話)ハンターランク30を想定したモンスター相手に総合支援システムの支援を受けたエリオ達が完勝できて支援なしの場合は全滅(書籍6下171話)
Rank 032 - カツヤの歳でランク32になる奴はそうはいない。若手ハンターの中で飛び抜けているどころか、都市内のハンターでも上位層に迫りつつある数字。(書籍3下89話)
Rank 040 - シズカの店の客層が天井近くなる クガマヤマ都市で40超えるハンターは滅多にいない(書籍6上160話)エレナ達が長年苦労して積み重ねてきた成果(書籍6下168話)機領の有望な顧客になりえる対象(書籍6下170話)ユミナのランク(書籍6下巻末)
Rank 042 - イイダ商業地区探索時のアキラのランク(書籍6上160話)カツヤのランク(書籍6下巻末)
Rank 045 アキラのランク(書籍6下168話)アキラのランク(書籍6下巻末)
Rank 050 - 統企連による一定の信用が得られ、対力場装甲弾を1発500オーラムで購入出来る様になる(書籍5 127話)今のユミナの装備がハンターランク50の物が使用してもおかしくない性能(書籍6上150話)都市の幹部に声を掛けても身の程知らずと思われずに済む 都市の幹部が直々に引き留める目安(書籍6上152話)レイナの装備は50の者が使用しても不思議の無い高額高性能な物(書籍6上165話)C弾に対する弾薬購入費補助はハンターランク50の方への優遇策(書籍6下170話)対力場装甲弾の弾薬費購入補助の本来のハンターランクが40まで引き下げられて40未満のハンターに対しても比較的安価に売っていた(書籍6下175話)
Rank 050 - 戦車に乗るハンターが現れる。東側領域に活動の場を移し始める
Rank 070 - 人型兵器に乗るハンターが現れる
Rank 075 - 監督側であるはずのヒカル程度ではどうこう出来なくなり、いろいろと相応の我が儘が通る
Rank 100 - ランク100以上の制限装備が存在する

 

徒党

いわゆるギルド
ハンターのグループやスラムのギャングなどの集団
ハンターの徒党は企業的性質を持った準軍隊となり、ハンターオフィスからの依頼も徒党向けに優遇される

AAH愛好家

AAH突撃銃を愛して止まない嗜好を有する者、またはその集団
AAH突撃銃を賛美して広める為に(良い意味で)手段を厭わぬ布教活動をしている変態たち
トラック一杯のAAH突撃銃を買い、コロン払いの改造AAH突撃銃すら求める非常に濃い連中

野良戦車狩り(仮)

荒野を彷徨う野良戦車を狩って生計を立てるハンターのこと
高貫通の銃を使ってモンスターの制御装置のみを破壊し、工場で修理して販売するハンター稼業のスタイル
CWH対物突撃銃などが好まれるらしい

走り屋

荒野をひたすらに走り続けるハンターのこと
ただ移動するだけでモンスターに襲われる東部において、超高速で駆け回り稼ぐハンター稼業のスタイル
速度特化の車両に高性能な索敵装置を載せてモンスターを振り切る変態

バイク乗り

バイクに乗って戦うハンターのこと
装甲車両ではなくバイクにこだわり、そして戦車や人型兵器に乗るよりも強いハンター稼業のスタイル
車両では進入できない狭い遺跡でも活躍できるので意外に重宝されている変態
ハンター一般から見れば少数派ながら、企業が高性能バイクを開発販売するほどの需要がある

億超え

1回の依頼の報酬額が企業通貨で1億を超えるハンターのこと
一種の非公式称号であり、ハンターランクとはまた別のハンターの実力を表す指針の一つ
書籍3下91話でのヤマノベの発言から、シカラベ達も億超えと思われる。


武器・テクノロジー

突撃銃

アサルトライフル。AAH突撃銃など

対物突撃銃

対物ライフル。CWH対物突撃銃など

複合銃

対物ライフルの威力、狙撃銃の精度、ミニガンの連射力を兼ね備えた多目的銃
SSB複合銃など

AR(拡張現実)

機器を通して視覚や聴覚への情報提示を行う技術、またはそれにより拡張された情報そのもの
義体者の他、非義体者も機器を装着して情報表示や遠隔会議などに使用する
機器無しでの旧領域接続が一般的だった旧世界では街角の標識や広告などで盛んに利用されていた
アキラが見ているアルファの姿も拡張現実による

VR(仮想現実)

仮想の人工環境へ五感を没入する技術、またはその環境
主に外部から脳へ直接情報を伝達できる義体者などが娯楽で使用する
没入感を深め過ぎると五感の乗っ取りの危険がある

ナノマシン

微細機械のこと
旧世界より環境改変や生体治療など様々な分野で広く利用されていて、現在は企業によってリバースエンジニアリングされた
ただし旧世界のものと比べて生産品は一般に質で劣り、摂取したナノマシンが体内に残留するトラブルが起きている

回復薬

治療ナノマシンの通称
その効果はピンキリながら経口摂取や患部への直接投与で治癒効果を得られる
身体欠損すら治癒する極めて高性能なものや、機械化した身体へ注入すると生身へ復元してしまう驚異の産物も存在する
瓶の中にカプセルが数十個以上入ってて、カプセルの中に粉が入ってる(漫画版2話、書籍4話)

拡張粒子気体

色無しの霧の研究によって再現された副産物のひとつ
一定以上の速度の物質に対して抵抗力が急激に増大する粒子であり高濃度に散布された空間では銃撃をほぼ無効化する
またこの特性を高速フィルター効果と呼ぶ。史実のダイラタンシーと同じような特性と推察される
銃撃戦を主とする東部において近接戦闘を強要できるが、閉鎖空間でも有効濃度を維持するには莫大なコストが掛かる

情報端末

遺跡やモンスターの様々な情報を記録参照することができる端末で、ハンターの探索活動を支える必需品
都市の通信圏や近距離であれば無線通信もできる
またハンターオフィスの預金口座に紐付けて電子決済のツールにもなる
多津森重工が市場シェアを独占している

情報収集機器

索敵機器のこと
タブレット型からヘルメット内蔵型やドローン型、バイザー型など強化服との統合型など様々なタイプが発売されている

  • 情報収集機器の補助装置
    離れた場所の索敵をより正確に行う情報収集機器の子機
    ランチャー射出の定点タイプ、自走タイプ、飛行タイプなどがあり、価格も1万から100万オーラムなどピンキリ

情報収集妨害煙幕(ジャミングスモーク)

効果範囲に情報収集機器の妨害や通信の遮断などを発生させる非殺傷グレネード
妨害強度は「G」という指標で表され、G3レベルだと至近距離の通信すら阻害する
製品によってはあえて一部の帯域を遮断せず、自分だけに有利な環境を作り出すことも出来る
人工の色無しの霧、あるいは史実軍用機のチャフの未来版と言える

死後報復依頼プログラム

東部の裏社会ネットワークに流れている報復システム。登録者が死亡した時点で起動する
登録者が死亡した際の周辺情報を記録送信し、登録者を殺害した対象の報復殺害を機械的に依頼告示する
報復殺害の成功により条件が満たされると、登録者の隠し口座から報酬金の振込や隠し財産の場所が提示される

体感時間圧縮

意図的に脳のクロックを上げて戦闘を有利にする技術
体感する時間経過があたかもスローに感じられるようになるものの、過度な使用は脳へ過剰な負荷が掛かる
アキラはアルファの訓練により任意で行うことができるが、一般には加速剤や義体の強化など特別な手段を必要とする

加速剤

戦闘ドラッグの一種
感覚の鋭敏化や集中力の上昇に加え体感時間圧縮の効果などを一定時間得られる
製品の質にもよるが一般に多用しすぎると脳への過負荷による昏睡など深刻な副作用をもたらす
経口摂取するタイプや強化服の装置から投薬するタイプがある

エネルギーパック

銃器、強化服、力場装甲の生成などの動力源で使われているカートリッジ式の消耗品
ハンターの装備品の多くが共通の規格で互換性があり、ジェネレーターのエネルギーとも併用できる

拡張感覚

後天的に発現した人工的な感覚。通称「第六感
本来は人体が有していない感覚器官からの情報を脳が認識できる能力で、人工感覚器官を脳に繋いで後天的に発現させる
熱覚・動覚・空間覚・拡張視覚など戦闘を優位にするものが多く、高ランクハンターともなれば二桁に達する者もいる
ただし発現の可否は本人の素質により、また発狂のリスクもある

迷彩機能

光学・電波・温度などの索敵から存在を隠蔽する機能
旧世界製の機械系モンスターをはじめ、企業が生産する強化服などにも搭載されている
高度なものになると巨大な兵器でも目視での察知が困難になる

装甲シール

書籍5巻で登場
パワードサイレンスのプロテクターや情報収集端末フィアランスに使われている保護剤
メタルマックスのバリアシール?

力場装甲(フォースフィールドアーマー)

初登場:57話
エネルギーを消費して力場を薄い膜や板のように展開し、遠隔ダメージを軽減する装甲。またはその技術
外部からの衝撃を防ぐ際に受けたエネルギーの一部が特徴的な衝撃変換光として放出される
 
一般に対象全周を覆っているが、展開装置の出力偏向によって局所の重防御も可能
また中空に展開して足場にすることで、タイヤの接地圧を調整して走破性を向上させたり空中の歩行走行を可能にする
見た目はガラス様で一般に透き通っている。また、衝撃変換光が出ない高性能なタイプも存在する

  • 装甲タイル
    使い捨てタイプの力場装甲
    主に車両の増加装甲として車体に貼り付けるもので、エネルギーを消費し効力を失うと剥がれ落ちる消耗品
    車種によってはタイルの自動装填装置が搭載されている
  • 生体力場装甲
    生体ベースの特殊義体者や生物系モンスターが発生させる力場装甲モドキ

力場障壁

力場を厚みのある壁として「設置する」ことが可能な力場装甲の一種
力場装甲と比較してエネルギー効率は劣悪ながら、中空に障害物として一定時間遠隔攻撃を阻害することが出来る。
積層や傾斜して展開れば、対力場装甲弾の様な特殊弾も対象から離れた位置で防御できる。
 
見た目は力場装甲に似ているが、より一層ガラス様で破砕時はあたかもガラスが砕けたかのように光る

対力場装甲(アンチフォースフィールドアーマー)

力場装甲への対策を施した特殊弾
力場装甲で防護した都市防衛隊へダメージを与えられる事から、1発500万オーラムと高価
なお実力を示し統企連の信用を得てハンターランクが50を超えたハンターには1発500オーラムで販売される

防護服

耐刃耐圧防弾など防御力を強化するボディスーツ
索敵機能や力場装甲を搭載するなど特に生身のハンターの必需品とも言える

強化服

いわゆるパワードスーツ
防護服の機能に加えて身体の動作を強化拡張したりオプション武装を搭載できる防護服の上位
強化服は衣服型の強化服と外骨格型の重装強化服に分けられる

拡張弾倉

旧世界の技術を応用した弾倉、またはその専用弾薬
見た目からは想像もできないほど大量の弾薬を詰め込めるが相応に値が張る

拡張者

人体をナノマシンで置き換えた者
その適応範囲などにより身体強化拡張者、脳機能拡張者などが存在する
生身よりも優れた能力を発揮するが代償にナノマシン補充などメンテナンスが欠かせなくなることも多い

義体者

人体を機械に置き換えた者。サイボーグとも
四腕や飲食不要・頭部以外への脳の移動・飛行パーツの取り付けなど、人離れした能力を得られる
またすべてを機械に置き換え生体部分が皆無になった者を特に完全義体者と呼ぶ
ただし完全義体者となっても食欲などの三大的欲求は残る為、解消の為に有機変換炉を搭載して飲食する者もいる

該当する登場人物:ヤジマネリアケイン(ネルゴ)ザルモなど

超人

初登場:34話

身体能力の上限が飛び抜けて異常なほどに高い者
強化服やナノマシンの身体能力強化もなしに、素手で戦車すら破壊する者
旧世界の時代にその高度な技術で生体調整を受けた人間の子孫である可能性も指摘されているがルーツは不明
また概念として人間離れした者を超人と呼ぶこともある

戦車

大砲を搭載した装甲戦闘車両
都市防衛隊や大規模な徒党で運用されている
力場装甲の搭載などで防御も優秀だが、遺物のナイフに真っ二つにされるなど史実と違って陸上の覇者ではない
ハンター個人での運用の目安はハンターランク50から

人型兵器

有人の二脚機動兵器
都市防衛隊や大規模な徒党で運用されている
一般に戦車よりも戦闘力や汎用性が高く拡張パーツ次第では飛行も出来るが、高価であり後方支援が必要
義体者であれば自意識を機体と直結することで直接操作できるが、非人間型のパーツが多いほど発狂リスクがある
ハンター個人での運用の目安はハンターランク60から70

都市間輸送車両

都市間の陸運輸送で使われる貨客車両のこと
空路が使えぬ東部においてヒトやモノの流通を支える大動脈で、その多くが海上タンカーもかくやという特大サイズ
戦車砲すら弾く強力な力場装甲や大型砲を搭載した移動要塞であり、小規模な街すら越える積載人員や各種設備を備えている

防壁外の荒野にありながら防壁内と同じ安全性を保障する旅客網だが、各都市の防壁内をドアツードアで連絡する存在なので、一般的には防壁内の中位区画以上への入域許可が無いと乗車利用することが出来ない。

広域汎用通信

受け手を指定しない無差別な通信のこと
荒野を移動する際に自分の存在をあえて周囲に明らかにする用途などで使われる
電波を発信するので傍受したモンスターを招き寄せるリスクがある


勢力・制度

統治企業

東部において統治企業都市を管理経営する企業。統治企業都市の三権集合政府
国家統治無き東部世界において言わば「都市国家」を運営する独裁会社
人類生存の為のオアシスを、築き上げた防壁と都市防衛隊の戦力でもって守護している
 
クガマヤマ社のように都市ひとつだけの統治企業から、リオンズテイル社のように複数都市を経営する大企業もある
また都市経営しか事業が無い中小企業もあれば、製造業やサービス業など本業が別にある大企業まで様々
 
自社社員や都市市民権を持った(買った)人間を安全な内側に住まわせる一方、それ以外は言わば棄民扱い

統治企業都市

統治企業によって経営される街。東部における人類生存の砦
人類の生存を脅かすモンスターから住民を守る為、その多くが防壁に囲まれた城郭都市になっている
クガマヤマ都市の様に防壁の外側にも城下町が広がる都市から、ツェゲルト都市の様にモンスターの高脅威からドームシールドを常時展開せざるを得ない都市まで立地環境や規模によって様々。
 
防壁の内側の高度社会インフラ・防壁の外側の街・そしてそのさらに外側のスラムに社会階層が分かれている
 
都市へのモンスタートレイン行為は会敵即殺、また空への戒めから都市近郊における高高度空路利用は厳禁
各都市は陸の孤島なので都市間の移動には危険が伴う為、強力な都市間輸送車両によって流通が維持されている

五大企業

独自の企業通貨を発行して広域経済圏を確立している統治企業のこと。統治企業の中でも特別なビッグ5
坂下重工や多津森重工など五社があり、各通貨経済圏の盟主としてグループを形成し傘下企業に影響力を行使している
統治企業連盟の派閥の主たち
 
五大企業はそれぞれ強力な経済・産業基盤と強大な軍事力を有していて東部の覇権を争っているが、一方で人類自体が東部においてメインプレイヤーで無く、モンスターの脅威を前に文明を維持する為正面切っての全面抗争は厳に戒められている。
しかし来るべき時に向けての派閥形成や、建国主義者などをけしかけての代理戦争に余念がない

企業通貨

五大企業がそれぞれ独自に発行している通貨。五大企業がその他統治企業と違う証
企業通貨の流通範囲がその企業の支配圏を表していて、それらは競い争う関係にある
現存する管理人格など旧世界の存在からは地域通貨と呼ばれていて、基本的にそれらとの取引には利用できない

オーラム

坂下重工が発行している企業通貨
クガマヤマ都市やツェゲルト都市など坂下重工系列の統治都市で流通している
100オーラム硬貨や1万オーラム紙幣などの現金(げんなま)の他、ハンターオフィス口座などの電子決済が利用可能
100オーラム硬貨の外見は円形のギザ付きコインに漢数字の「百」と何らかの紋章(企業のマークか?)が刻まれたデザイン(漫画版2話)
 

オーラムの目安

オーラムの目安

  • 100
    • 100オーラム硬貨。坂下重工が発行している企業通貨(書籍1上3話)
    • スラム街の下位層が持ってるかも怪しい額(2下)
  • 300
    • ハンターランク1、信用無し、実績ゼロのハンターの初回買い取り代金(書籍1上3話)
    • クガマヤマ都市の下位区画の一般人ならば、安めの食事の1食分。上位区域の住人にとってはコップ一杯の水の代金にもならない端金(書籍1上4話)
  • 500
    • ハンターランク50のハンターが買える対力場装甲弾1発の値段(5 127話)
  • 980
    • 仮説基地周辺のシェリルの露店(カツラギのトレーラー)で売ってるホットサンド(普段の生活で1000オーラム出して食べるには微妙な。確実に荒野料金)(2上37話)
  • 1000
    • シェリルがエリオに教えたホットサンド1食の価格(2下閑話)
  • 1500
    • クガマビルのコーヒーの値段(3下90話)
  • 4000
    • 4畳ほどの狭さでシャワーが付いてるだけの簡素な部屋の宿代(書籍1上9話)
  • 5000
    • 巡回依頼の基本報酬(書籍1下24話)
  • 1万
    • 1万オーラム紙幣。シオリがアキラに10枚出した(2上42話)
    • ハンターオフィス出張所の中にある食堂のメニューの値段の下限。高い物は桁が一つ増えていた(4 109話)
    • 偽物の旧世界製の情報端末の精巧なモックって事で取っても良い額(6上148話)
    • クズスハラ街遺跡の前線基地の食堂のメニューの下限(6上151話)
    • 今までの契約(弾薬費完全依頼元負担)だと捨て値で旧世界製の自動人形を買いたたかれた場合の額(6上156話)
  • 2万
    • ハンター向けの並の宿風呂付き一泊(書籍1上5話)
    • シェリルとの連絡用の情報端末の価格(書籍1下16話)
    • 廃ビル制圧作業の基本報酬(2上38話)
  • 5万
    • キャロルとのデートでアキラが注文した料理の総額 今のアキラが自分で選べる贅沢の限界(5 127話)
    • 対力場装甲弾をそこらのハンターに5万で売って儲けると目を付けられて賞金駆けられる(5 127話)
  • 10万
    • AAH突撃銃と弾薬、整備ツールのセットの購入費からカヒモとヒャッハの装備品の買取代金を相殺した額(書籍1上5話)
    • シオリがアキラに依頼したレイナのサポートの先払い。防衛地点に帰還するまでの間(2上42話)
    • ヤツバヤシの治療費 緑色の回復薬の治験の報酬と相殺した金額(2下54話)
    • ルシアに盗まれた財布の被害(2下67話)
    • 親友のコネと合わせてルシアがシェリルの徒党への加入する為の費用(2下68話)
    • 食堂でアキラ達が座った実力者の席でハンターが最低でも注文するメニューの代金(4 109話)
    • 残留ナノマシンの除去薬(5 134話)
  • 十数万
    • 高値の部屋一泊の宿泊費(2下63話)
  • 20万
    • 用途不明の機械部品が幾つか。包帯に見える物。腕時計のような物。他にも様々な物(ナイフと回復薬はアキラが使用)
    • 今回の分の前払い(ハンカチが数枚)(書籍1上5話)
  • 30万
    • シェリルの旧世界製の服のサイズ調整(3上74話)
  • 50万
    • ハンター向け住宅の月家賃。建築素材も強固な物を使用しており、下記の暴発等が発生しても最小の被害で抑えられる。
      水道代、光熱費、警備代、各種保険込み、巡回の強化や非常時の武力援護等はオプション。通常はハンターランク30以上の物にしか紹介しない(2下64話)
    • シュテリアーナのコース料理(立食会の料理と同水準)の値段(6上152話)
    • 旧世界製情報端末のカツラギが用意した鑑定人の鑑定でのシェリルの遺物販売店での買取額(6下174話)
  • 100万
    • シジマとの和解金(書籍1下19話)
    • 旧世界製の回復薬1箱がどこかで売られた場合の最低額(書籍1下29話)
    • シェリルに渡した回復薬1箱(2下62話)
    • チューブ入りペースト状の回復薬(2下66話)
    • シェリルがシジマに売った縄張りの一部で手に入れた金額。ホットサンド販売計画の種銭(2下閑話)
    • アキラに渡す予定だった金額(2下閑話)
    • ラファントーラでアキラがシェリルの靴に出した予算(3上74話)
    • ギューバがアキラに要求した迂回費用(3上77話)
    • ドランカム基準だと高級品な回復薬(3上83話)
    • 取り敢えずシカラベがトガミを鍛える分の報酬(4 123話)
    • トメジマのアキラに対する謝罪金(5 128話)
    • ユミナとエリオ達の模擬戦でシェリルがエリオ達が勝った場合に出す賞金(6下171話)
  • 150万
    • ホットサンド販売で各種経費、カツラギから購入する武器の代金、徒党の運営資金を差し引いてアキラに渡せる金額(2下閑話)
    • シェリルの旧世界製の服の仕立て直し(3上74話)
    • 後方連絡線使用料割引一切無しの金額(6下173話)
  • 200万
    • エレナの中古品の情報収集機器(2上31話)
    • ヤツバヤシが出した旧世界の回復薬1箱の値段(2下54話)
    • シェリルがアキラに渡す予定だった金(3上74話)
    • 回復薬1箱(3上79話)
    • アキラがカツヤに提示した旧世界製回復薬の値段(3上85話)
    • ミズハがカツヤに渡した回復薬(ヨノヅカ駅遺跡でアキラがカツヤに渡した物と同じ製品)(3下88話)
    • トメジマのアキラへの詫び料とシェリルへの仲介料(5 129話)
  • 220万
    • リュックサック限界まで詰め込んだ遺物の査定(3上71話)
  • 250万
    • 靴代と服代の合計(3上75話)
  • 300万
    • レビンがエレナ達に提案した報酬。エレナ曰く弾薬含めた経費だけで赤字(3上82話)
  • 500万
    • アキラがエリオに背負わせたリュックサックの遺物の買取額を査定してカツラギが最初に出した額(書籍1下16話)
    • シオリがアキラに依頼したレイナの護衛の成功報酬(シオリの自費)ヤタラサソリ討伐依頼期間内かつレイナを護衛可能な距離にいる間(2上42話)
    • レビンが推測したエレナ達の報酬(3上82話)
    • 賞金首討伐失敗でもシカラベ達からアキラに支払われる額(3下87話)
    • モニカが売ってる工場区画の地図(4 106話)
    • 対力場装甲弾1発の値段(5 127話)
    • 未鑑定の旧世界製の情報端末の額(6上148話)
    • カツラギに注文していた回復薬1箱の額(6上156話)
    • シェリルが呼んだ鑑定業者の出張料金含めた鑑定額(6下174話)
  • 800万
    • 遺物を駆け引き抜きでカツラギが算出した金額。都市の下位区画でも場所を選べば数年は楽に暮らせる。
    • 治安の悪さや環境相応の生活水準、強盗などに襲われて死ぬ危険を許容できるのであれば、十数年は貯蓄だけで生活できる。
    • カートリッジフリークで購入した強化服の価格(書籍1下17話)
  • 1000万
    • カツラギから買った回復薬の値段。旧世界並みの回復薬4個と1箱100万オーラムの回復薬3個合計1100万オーラム分を1000万オーラムで提供(2下62話)
    • SSB複合銃の狙撃精度は1000万の狙撃銃より高い(5 139話)
    • エリオ達が勝った場合に払う賞金の合計(6下171話)
  • 1200万
    • 緊急依頼の基本報酬。モンスターの群れを2度撃退した分の報酬。助けたハンター達の人数に応じた増額分。彼らに渡した回復薬の代金。その総額から前払分のバイクの代金を引いた(書籍1下28話)
    • ヨノヅカ駅遺跡から持ち帰った遺物の買取額(3下86話)
  • 2000万
    • キャロルがアキラに買う気あるか聞いた裏口の地図 助けてもらった事を値引いた上での値段(4 107話)
    • キャロルの護衛 期間はハンターオフィスの出張所に戻るまで 裏口の情報料と報酬を相殺(4 107話)
    • キャロルがコンテナを開ける事の出来た秘密の情報料(4 119話)
    • カツラギに頼んだ回復薬の予算(5 126話)
    • 回復薬一箱。即死の負傷を致命傷にまで抑え、致命傷で慎右前に重傷までに治癒を進めた(6下181話)
  • 2500万
    • モラフの仲間が売った遺物の鑑定代を引いた額(6下174話)
  • 2800万
    • カツラギが手配した鑑定人がモラフに持ち掛けた旧世界製情報端末の買取額(6下174話)
  • 2900万
    • 既にトガミがシカラベに受け取らせた訓練の報酬額(6上160話)
  • 3000万
    • トガミがシカラベに前払いする訓練費用(4 123話)
    • 弾薬費の見積もり(5 127話)
    • シェリルに呼ばれた鑑定人が旧世界製情報端末を自分で買い取ると言った額(6下174話)
  • 4000万
    • シズカの店で一度の商談で4000万の売り上げ超えれば大儲け(6下168話)
  • 5000万
    • アキラ達がシェリルの徒党を使って回収したヨノヅカ駅遺跡の遺物の推定額(3上78話)
    • エレナ達がレビンに要求した報酬。レビンが承諾した緊急依頼の報酬。1人当たり1000万。ユミナ達を見捨てたいとは思わないが成立した緊急依頼を破棄する決断はできない額(3上82話)
    • 鑑定済みの旧世界製の情報端末の額(6上148話)
    • 回復薬10箱の商談(6上156話)
  • 5500万
    • 品薄により値上げしていたが再入荷の目処が立った事で下げた額(6上152話)
  • 6000万
    • アキラへの請求額 治療費、意識を失っていた1週間の入院費、討伐依頼の拘束期間7日間の内意識無かった4日分のキャンセル料(2下60話)
    • 遺物販売からカツラギや徒党の取り分などの経費を抜いてもアキラに渡せる額(5 124話)
  • 7000万
    • アキラの治療費(6上167話)
    • アキラの治療費(6下168話)
  • 7500万
    • 黒銀屋の鑑定結果で黒銀屋の提示した本物2個の買取額(6上148話)
  • 8000万
    • シズカに頼んだ装備一式の見積もりの予算。全ての銃、強化服、リュックサック中身ごと、使っていた情報端末、エレナから譲って貰った情報収集機器(2下61話)
    • シズカに頼んだ装備品(内訳:多津森重工の荒野仕様四輪駆動車テロス、索敵機器を兼ねた制御装置搭載、CWH対物突撃銃1挺、DVTSミニガン1挺、相談数増加用拡張パーツ組み込み済み、AAH突撃銃、A2D突撃銃の拡張部品、多津森重工の荒野仕様情報端末フィアランス2台
    • ERPS総合情報収集機器統合型強化服パワードサイレンス1着と付属品一式連携可能な照準器)(3上70話)
    • 在庫不足を口実にして鑑定済みの品の価格を上げた額(6上149話)
  • 1億
    • キバヤシの交渉を受け入れた場合にアキラに支払われる報酬のアキラへの請求の相殺分を引いた額(2下60話)
    • タンクランチュラ、多連装マイマイの賞金(3下87話)
    • 依頼報酬額が企業通貨で1億以上だと億越えと言われる実力のあるハンターの格付け(3下92話)
    • エレナがドランカムと交渉してアキラに払った報酬(3下102話)
    • 今のトガミが貸し出し許可されるレベルの装備(4 111話)
    • キバヤシがアキラに送った弾薬立替の識別コード(4 115話)
    • 遺物販売店を上手く軌道に乗せれた時の遺物の価値(5 124話)
    • 銃の予算配分 エネルギーパック含めた弾薬費(5 125話)
    • SSB複合銃(5 139話)
    • ヴィオラが黒銀屋の鑑定結果を見てから出した2個分の販売額(6上148話)
    • 鑑定済みの本物だが店に出すのを急遽中止した結果高価格帯フロアの品を値上げした額(6上152話)
    • ティオルがクズスハラ街遺跡で集めた遺物の当てずっぽうの額(6上154話)
    • ユミナの使ってる総合支援強化服の支援システムの強化服だけの最低価格。加えてシステム量が月々掛る(6上161話)
  • 1億6000万
    • 遺物強奪犯の戦歴買取の口止め料と宣伝費込みの額(2下60話)
  • 2億
    • 廉価版白兎(5 138話)
    • 更に2挺購入するSSB複合銃の弾薬込みの額(6上148話)
    • LEO複合銃の値段(6下170話)
    • カツラギが調達した車(6下173話)
  • 3億
    • カツラギが調達したバイク(6下173話)
  • 4億
    • ビッグウォーカーの賞金(3下87話)
    • 強化服の予算配分(5 125話)
    • TL系2A型2N強化服、販売名ネオプトレモス。オプション品も含めた額(5 131話)
  • 5億
    • 過合成スネークの賞金(3下87話)
    • ヴィオラがつけた旧世界製の情報端末の買取金額(6上147話)
    • アキラがカツラギに注文したバイクと車の予算(6下169話)
    • カツラギがバイクと車調達するのに苦労してアキラに文句と愚痴を言うレベル(6下173話)
  • 6億
    • 賞金首の最低額(3下87話)
    • モニカの賞金のアキラに提示された額 (5 124話)
    • ミハゾノ遺跡で稼いで新装備一式を注文した(6上145話)
    • ヴィオラが吊り上げた額(6上147話)---
    • 旧世界製情報端末含めた遺物をシェリルの遺物販売店に売った値段(6下168話)
    • TOSONがアキラに持ちかけたSSB複合銃の宣伝(6下170話)
  • 8億
    • 上がったタンクランチュラの賞金(3下88話)
    • カツラギが想像したアキラが銃や強化服に支払う予算(6下169話)
  • 数億
    • 機領が試用会の為にアキラやエレナ達に用意した強化服の高価格帯の製品(6下170話)
  • 10億
    • シカラベがタンクランチュラの賞金がそこまで上がるまで待っておけば良かったと思った額(3下95話)
    • キバヤシがミズハに売り付けようとしたアキラの戦歴(3下102話)
    • ヴィオラかトメジマに提示したアキラとの交渉の席を用意した時の命の保証(5 125話)
    • ツバキハラビルから持ち帰った遺物の一部をカツラギに売る時に思いっ切り吹っ掛けた額(6上147話)
    • カナエが都市の店で見た現代製の自動人形(6上162話)
    • カツラギが想像したアキラが銃や強化服に支払う予算(6下169話)
    • 30億の内20億はイナベに返済するので自由に使える額(6下179話)
    • キバヤシがアキラに提案した追加予算の使い方の中に装甲タイルとエネルギータンクと回復薬が含まれていた。予備のLEO複合銃2挺(6下181話)
  • 十数億どころか数十億
    • 旧世界製の自動人形の額(6上156話)
  • 十数億
    • アキラの要求に応えて遺物販売店の運転資金に手を付けたら店が潰れる額(6下168話)
    • マエバシの上司にあたる者がシズカにする商談(6下170話)
  • 12億
    • タンクランチュラの強さに対してヤマノベが割に合うと思う賞金(3下95話)
  • 14億
    • タンクランチュラの強さに対してパルガが割に合うと思う賞金(3下95話)
    • アキラ達が最初に試した強化服の基本構成の値段(6下170話)
  • 15億
    • 1億だった多連装マイマイの現在の賞金額(3下95話)
    • 賞金首の最高額(3下87話)
  • 18億
    • アキラがシズカの店で装備揃える予算 店を変える事をシズカが勧める予算(6下168話)
  • 20億
    • 過合成スネークの賞金(3下96話)
    • イナベが立て替えしたアキラの装備購入費用(6下168話)
  • 30億
    • ビッグウォーカーの賞金(3下101話)
    • モニカの賞金額(5 129話)
    • ヴィオラの死後報復プログラムの賞金(5 143話)
    • ヴィオラの死後報復依頼プログラム(6下169話)
    • 旧世界製自動人形のアキラの取り分(6下179話)
  • 50億
    • ウダジマが裏で懸けたアキラの賞金(6下186話)
  • 100億
    • ヤジマ達が集めた遺物を売った場合の最低金額(2下54話)
    • ドランカムが都市から優遇されて都市間輸送ルートの警備業務に食い込んだ時の長期的利益の価値(5 124話)
    • ヤツバヤシがティオルに施した身体強化拡張処理の代金として貰っても良い位の額(6上154話)
  • 500億
    • クガマヤマ都市がティオル達にかけた賞金(6下180話)
    • 建国主義者の巨人部隊を見たアキラが詐欺だと思った賞金額(6下182話)

 

 

コロン

旧世界で使われていた通貨。デジタル通貨
現在の技術では新規発行や偽造が不可能で、旧世界の存在との取引に使えることから東部では絶対の価値を持ち、企業通貨とは比較にならないほど価値が高い。
五大企業は旧世界の存在との貿易などで入手していて、エンカザン大会では億の桁の額が飛び交っている
また稀に遺跡からチャージされたプリペイド形式のコロンカードが遺物の形で発掘される
 
コロンは所有者情報が厳密に紐付けられている
コロン自体が旧世界の法の下で発行された代物なので、現代においては基本的にそのままでは使用することが出来ず、事前の実コロン化が必要。

  • コロン払い
    コロンによる支払い、転じて対象が極めて高い価値を有するという慣用句
    一般人にはお目に掛かれないコロンの希少さによる
コロンの目安

コロンの目安

  • 1800万コロン
    • 三葉ジルバテックの最新モデル(6上162話)
  • 100億コロン
    • アキラがツバキから支払われてアルファの契約の破棄を持ち掛けられてもアキラが断る額(6上146話)

実コロン

所有者が使用可能なコロンの通称
所有者情報が使用者に適合しているか、もしくは紐付け無しの空白状態になっているコロンのこと
旧世界の存在との正規取引で入手したもので無ければ、所有者死亡の偽装手続きや極めて高度な資金洗浄などで所有者情報を改竄することで実コロン化される。
実コロン化されていない状態で旧世界の存在相手に使用しようとすると旧世界の刑法で処断される

地域通貨コロン

実コロンとの兌換を発行企業が保証する企業通貨のこと
実コロンを持っているけれど旧世界の存在とのツテが無くて使うに使えない者が利用する物で、実コロンを企業指定の口座に入金すると、統企連のエージェントなどを通しての遺物仲買を依頼できる。
旧世界との付き合いが無い一般人の言うコロンはこちらを指すケースが多い
実コロンを地域通貨コロンに両替するのはフリーながら、その逆は恐ろしく高額な手数料を取られる

都市防衛隊

統治企業の私設軍隊のこと
モンスターの脅威に晒される不動の防壁を守る為の機動戦力として運用されている
またハンター相手の治安維持や統治企業間紛争、西方の国連との紛争では国家相手の戦争も担う
 
高度迷彩装備や力場装甲、戦車や人型兵器などの高性能な兵器群で編成された一大戦力
東方都市では基本的にビルより高く飛ばないので戦闘ヘリや航空機などの航空兵器は運用されていないが、他方高空のモンスター降下などの万が一に備えて地対空迎撃能力は高め。
 
力場装甲を基本装備しているので、対力場装甲弾の販売価格設定の指標になっている
なお作中で都市防衛隊と言えば基本的にクガマヤマ都市のものを指すが、登場していないだけで統治企業毎に存在する

大流通

東部における都市間の経済的交流の増大時期のこと
モンスターにより流動性が滞りがちな東部経済のカンフル剤として統企連主導により一定期間毎に行われている
また各都市間で偏ったハンターや棄民人口調整の側面もある
荒野の移動増に刺激されてモンスターの活動も増大する為、ハンターの書き入れ時でもある

賞金首制度

ハンターオフィスが仲介する依頼受諾処理不要の簡易依頼、金銭を介した傭兵依頼とも言える制度
対象の撃破などを望む企業などが懸賞金を用意してハンターオフィスに申請し、支払条件の達成で支払われる
人類に仇なすモンスターだけでなく、組織や企業、特定個人も賞金の対象に出来る
 
東部を支配する統企連公認の制度であるが、あくまで民間同士の代理闘争なので、賞金首自体は犯罪者では無い
無制限の殺人許可でも無いので、壁中の区画など法治のあるエリアなどで賞金首を殺害すれば逆に殺人罪になる
 
依頼者と対象は札束を積んで賞金を懸けられるほどに敵対している、という宣言でもある

モンスター認定

統治企業の権限で行使できる措置で、対象を地域限定でモンスターと同等の駆除対象に認定するという制度
対象を指定者である統治企業都市の支配エリアからの排斥と進入拒絶を目的に実施される消極的な制裁措置
 
羽目を外しすぎて出禁を食らうようなもの

 

地理

東部

人類生存域東の通称。統企連が支配する
旧世界由来のモンスターの脅威が高く、企業が築き上げた要塞のごとき都市がオアシスのごとく点在している
各都市間の行き来は護衛無しでは不可能で、それは東へ寄るほど顕著になる
また空は地上よりも遥かに危険であり、航空機やヘリコプターなど空路の使用が制限されている

東側領域

東部の中でも東寄り、おおむねクガマヤマ都市を境に東方の地域のこと
旧世界の影響を強く受けていて、西方の基本装備が拳銃だとすると東側領域ではそれが戦車になる別世界となる
島が空に浮かび、空からビルがぶら下がり、山ほどもある飛行生物が群れで襲ってくる魔境

最前線

東側領域の東端、人の手が及ばない領域との境界一帯のこと
有益ながら極めて危険な遺跡が数多くあり、大企業の大部隊や高ランクのハンターが凌ぎを削る超高難易度の狩場
東の果ては人類の最精鋭を持ってしても調査がままならず、そもそも踏破すらも出来ず謎に包まれている
 
活動圏がこの地域に近いハンターほど能力が高く、また発掘した遺物によりファッションセンスが破綻している事が多い

境界都市

東部と中央部の境界線上に点在する都市のこと
統企連と国連により運営されている貿易都市で、中心の半自治混合区画では双方の文明が入り混じる結節点になっている
統企連と国連の領域間に跨る立入禁止区域の軍事境界線において往来が可能な限られた検問所でもある
 
中央部から東部への移民は比較的簡単にできるが、逆に東部から中央部への移動は極めて厳格な審査が必要
東部から中央部への技術流出を食い止める関所としても機能している

中央部

人類生存域中央の通称。国連が支配する
東部と比べてモンスターの脅威が著しく低く、国家間の広域鉄道や空路利用など東部とは別世界
その代わりに旧世界由来の遺跡が少ない

西部

中央部の西にあるというファンタジーな世界。話でのみ登場
剣と魔法の世界だとか、王侯貴族がハーレムを抱えていると噂される