エルム・ニレイ

Last-modified: 2021-10-08 (金) 11:09:51

「…たべたい」

Elm Nilay

プロフィール
シンボルDJEL_Elm_symbolS.PNG
蔦が絡まった左向きの頭蓋骨
種族
武器ウィッチベリー?
性別
年齢推定13
誕生日
(ジギタリス邸に迎え入れられた日)
4月18日
外見
服の色薄緑
アクセサリーなし。ノーメイク
肌の色肌の色は?
身長135cm
髪の色楡色
瞳の色楡色
モチーフ"Who put Bella in the Wych Elm?"
センブランスオーラの蔦
ステータス
所属Rhodanthe.Inc
職業警備士兼ハントレス補佐
チームDJEL
-ジギタリス・チューベローズ
-ジェーン・オトギリ
-リコリス・M・チューベローズ
パートナージェーン・オトギリ
関連人物決まっていれば
作者:OC//PR

外見

DJEL_Elm.PNG
CHARAT DRESSUP様にて作成

ブカブカのパーカーの下にスパッツを履いている。オフの日は素足でいることが多い。髪はかなり長く、毛先につれて癖が強くなっている。
外見に無頓着なため、促されない限りはどこでもこの格好のまま。曰く「とても"らく"だし、おきがえしやすい」
スパッツや短パンなどを好む。スカートはあまり履かない。
四人の中で体躯が最も小さい。DJELの愛すべき妹分。

人物

ミストラルでも特に犯罪率の高い地域に有るスラム街出身。家もなく、頼れる肉親もない。感じるのは空腹だけ。
何も知らず、教えられずにいた彼女には、それを嘆く感情すら芽生えていない。ある日、空腹に耐えきれなくなった時のこと。
ふと上を見上げると高い塀からはみ出た大きな木に赤い実が実っていた。「食べ物かもしれない」そう直感した彼女は、あの手この手でそれを手に入れようとする。
塀をよじ登ってだめなら、台座になるものをかき集め、それがだめなら石を投げ、それでもだめなら…何度目か数えるのも嫌になるほどの失敗の後、自分の体から蔦が伸びるのを感じる。
センブランスの覚醒である。これを伸ばせばあるいは…彼女は待ち望んだその瞬間に思わず唾を飲んだ。だが、蔦は果実に届く前に霧散する。オーラが尽きたのだ。

ああ、駄目か。
大の字に寝転がり、一歩も動けずにいた彼女に手が差し伸べられる。…センブランスを目覚めさせてでも欲しかった赤い果実とともに。
これが、姉代わりの一人であり後のチームリーダーとなる女性、ジギタリス・チューベローズとの出会いであった。
彼女との出会いを経て、名もない少女はエルム・ニレイとなる。

ジギタリスがローダンセ社を設立してからは社の一員として業務に励んでいる。
メンバーからは普段「エルム」と名前で呼ばれている。公式の場や書類上でのみ名字を名乗る。
無口だが小さくて可愛いと利用者の間で評判。特に老年の顧客からはお菓子を恵まれることもある。本人はそういったものを食べたことがないので少し困惑しているが、
その様がまた可愛らしく余計に世話を焼かれてしまう。本人曰く「…ちょっと、てれる。…けど、うれしい。…おかし、おいしい」とのこと。

性格

感情の起伏に乏しい。興味のあることといえばおいしい食べ物くらい。同じ趣味を持つジェーンとは趣味が合うらしく、なにかと二人で一緒にいることが多い。
彼女には遊園地などのにぎやかな場所に連れて行ってもらったり、ヴェイルショッピングモールで似合いそうな服を選んでもらったりとなにかと可愛がられている。
エルムにとっては未体験なことも多く、圧倒されることもあるが全く悪い気はしていない。時折、無意識のうちに頬が緩んでいる。(そのことを指摘されると少し照れる)
ジギタリスに引き取られるまで全く教育を受けていなかったため、まだまだ知らないことが多い。言葉も同年代のそれに比べてすこしたどたどしい。
リコリスのことは他のメンバー同様姉代わりの一人として認識しつつ、場合によっては本当に年上?と疑問に感じることもある。
そんなエルムの中で、赤い果実は特別な存在。初めて無我夢中で努力した対象であり、センブランス発現のきっかけであり、今の仲間たちとの出会いのきっかけでもある。
今でも似た果実を見ると想像以上の執着を見せることがある。

能力

背中からオーラの蔦を伸ばし手足代わりに扱う。万全の状態であればそこそこの強度を誇るため、攻撃に使用することも可能。戦闘において不意に相手の足に巻くことで体制を崩すことも。
また、オーラの消費量は増えるものの、中空の楡の木を防護壁代わりに作り出すことができる。
武器は巨大なハサミ「ウィッチベリー」。自身の腕力と蔦の力を合わせて対象を挟み切る。状況に応じてそれぞれベラ、ルーベラと銘打たれた二本の剣に分割できる。未使用時は長方形に折りたたまれ、背中に背負うことも可能。
その他、緊急時に備えてクナイ状の薄くて小さなナイフを服の中に隠し持っている。対人戦闘ではナイフ術を最も得意とする。
身のこなしが非常に素早い。