Train Simulatorの開発元。イギリスのケント州チャタムに拠点を置いている。鉄道や航空シミュレーションゲームの開発・販売を手がける。
旧称Railsimulator.com。2013年12月に現行Dovetail Gamesに商号変更した。
歴史
RailWorksの前身である「Rail Simulator」を開発したKuju Entertimentから開発部門を引き継ぎ、2008年にRail Simulator Developments Ltd(RSDL)として独立発足した。発売はエレクトロニック・アーツ(EA)が行っていた。
後継作となるRailWorksの発売を控えた2009年、RSDLの開発権とEAの販売権が「RailSimulator.com Ltd」(RSC)に継承された。RailWorksは発売後1年おきに名称変更を行われていて、2018年10月に『Train Simulator 2019』となり現在に至る。
2013年12月には商号を「RailSimulator.com」(RSC)から「Dovetail Games」(DTG)に変更、鉄道以外の分野への拡大を図ることとなった。
2014年7月にはUnreal Engine 4(UE4)を使用した新しい作品の開発を発表、まず同年10月に釣りシミュレーションゲームの「Euro Fishing」を発売した。鉄道シミュレーションもUE4対応の次世代版の開発を発表しており、2017年3月に『Train Sim World』として発売された。
2014年末には、Microsoftから販売権を引き継いだフライトシミュレーション『Microsoft Flight Simulator X: Steam Edition』(FSX)を発売。航空分野では後に『Dovetail Games Flight School』、そして2017年からはその後継となる『Flight Sim World』を提供開始している(UE4エンジンではない)。
Train Simulatorでは、本体機能だけでなくDLCの路線・車両アドオンの開発を大量に手がけている。
DTGのお膝元であるチャタムを通るTrain Simulatorの路線アドオンとして、London-Faversham High SpeedとChatham Main Lineの2作が配信されている。
製品一覧
鉄道
航空
- Microsoft Flight Simulator X: Steam Edition
- Dovetail Games Flight School
- Flight Sim World
魚釣り
- Euro Fishing