RS2
【ゴブリン襲来】において【ジェラール】が【皇帝】を継承した直後に【アバロン】に襲撃した【ゴブリン】退治に向かう際、【参謀】から同行を頼まれた【フリーファイター】の【ヘクター】が拒否する時の台詞。
あまりにも無礼かつ、今まさにモンスターが街を襲っている状況で言うような台詞ではない。
当然参謀も憤りを隠せなかったが、今まで力が無かったのは紛れもない事実だったので信用されないのも仕方がないとして、ジェラールも特に咎めはせず出陣する。
この言葉が事実になるか、それとも実力を証明してみせるかはプレイング次第。
それにしても、見下していても様付けで呼んでいる辺り、最低限の敬意は忘れていないようだ。
前後のやり取りで冷静だったのは意外にもジェラールである。
父レオンが死亡したタイミングでのゴブリン襲撃という泣きっ面に蜂な状況においても、個人的な感情ではなく即座に状況を戦術的な観点から分析する。
そしてレオン皇帝同様にジェラールは自ら兵を率いての出陣を宣言。
不足しているのは実戦経験だけだが、それも伝承法のおかげでレオンの経験を引き継ぐ形で補われている。
伝承法のことを知らない参謀には新皇帝の命までもが失われる危機感から、ジェラールの出陣に反対し、それでもと言うなら精鋭を共につけるよう進言する。
しかし、参謀や他の帝国兵たちと、フリーファイターの価値観は大きく異なるものであった。
上記のとおり個人の強さへの信用に対して忠誠を誓っており、この間発生した帝都へのクジンシー襲撃で単身活躍していたことをレオン帝に労われたのとは対照的だからである。
→【皇帝陛下の御出陣!御出陣!】
なお、全滅して他の皇帝にバトンタッチしても町を何とかするまでフリーファイターの態度は変わらない。
他の帝国兵や宮廷魔術士らもレオンの後を継ぐだけの求心力を持っていないと判断したようだ。
RS2(漫画版)
【じょ 冗談じゃねえっ!!レオン皇帝は強い男だった!だから俺は雇われたんだ!!】