【クリスナイフ】

概要

クリス（クリスナイフ）とは現実の東南アジア圏で使われていた、短剣と魔除けの役割を兼ねるアイテム。
サガにおいて登場する際は後者の側面が強調され、武器としては使えない代わりに魔法系の属性（特に状態系）への防御力に優れた【アクセサリー】扱いで登場することが多い。
武器になると【クリスナーガ】。
出典を同じくするアイテムに【クリス・アカラベス】がある。

RS2

【封印の地】にある宝箱から入手できる【装飾品】。
また【トウテツ】、【水龍】が通常アイテム枠で、【スカルロード】がレアアイテム枠でドロップし得る。
状態攻撃に特化した防御力を持つ。
　
SFC版では【シルバーリング】の完全上位装備でもあった。
【守護者】相手に技の閃きを狙う場合、1ターン目で必ず使用する【毒霧】への対策にも役立つ。
移植版ではシルバーリングが魔力上昇するうえ睡眠耐性がついたので、上位装備とは言えなくなった。
ただ、リマスター版では引き継ぎが可能なので、ゲーム開始後の封印の地で回収しては引き継ぎを繰り返す事で複数入手してパーティの状防御の底上げに役立つ。

RS2R

入手手段はリメイク前と変わらず、アクセサリ枠のチュートリアルに近い立ち位置になった。
性能的にはさして特徴は無く、ゲームを進めていけばこれ以上の品がどんどん手に入る。

RS3

ナイフの刃を思わせる、小さく鋭い突起が7つ突き出した指輪。
開発材料に【いん石のかけら】が必要だが、ある程度強くなれば魔王殿で入手可能。
【フォートスーツ】や【竜鱗の鎧】を着るなら、終盤でも魔法防御の穴埋めに使えない事は無い。
特に竜鱗の鎧の低めの状属性とは噛み合っている。

SF1

隕鉄で作られたナイフ。お守りの一種で殺傷能力は皆無だが、所持する者を邪悪から守ると信じられる。
非売品。【オウミ】の【領主の館】、【朱雀の山】で【黒竜】たちが守る宝の小洞窟で拾える。
敵からのドロップでも入手できるが、持っている敵自体は割といるもののいずれもランクが中途半端だったりお供限定のレア敵だったりと地味に量産しづらい。
確実に遭遇できるのは【時間妖魔のリージョン】の【ロックバブーン】（合体前）だがドロップ率は最低。
　
効用はおなじみの高い状属性防御。加えて、熱・冷・雷・気へのなかなか優秀な【防御耐性】を持つ。
だが、PS版では【防御力】の値に斬属性防御しか表示されない仕様によって、一見すると防御力「3」だけで特殊効果も特にないように見え、装備欄の穴埋めにしかならない性能に見えてしまう罠がある。
シリーズを遊んできた人にとっては効果の予測が付くかもしれないが、それ以外の人にとっては極めて悪意のある表示。
　
リマスター版では属性別の防御力がマスクデータではなくなったため解決し、このアクセサリーの優秀さが目に見えて分かるようになった。
拾って【NEW GAME+】で周回すれば楽に集められるようになったのも美味しい。
属性防御系のアクセサリーとしては他に【ウインドシェル】等もあるが、それぞれ得意分野が異なるため使い分けよう。

MS

一転して敵専用防具に。従来通り状態異常防御を重視している。