RS2
漆黒の鱗で身を護る最強の竜。
【雪の遺跡】の最深部で【竜鱗の剣】の【宝箱】を守っているモンスター。
西洋系の竜の中では最も強く、雪の遺跡の実質的なボスを務めているモンスターでもある。
【HP】は30000と、【七英雄】を除いた固有モンスターの中ではトップとなっている。
これまでの西洋系の竜が炎(【熱】)、氷(【冷】)、雷であったことからか、この敵は残る土(【状】)属性を司る相手となっている。
使ってくる攻撃は、西洋系の竜固有の【体術技】系と、【毒】の【ステータス異常】を伴う【毒霧】、【地獄爪殺法】、その他として【吸血】と【黒点破】となっている。
毒霧は【守護者】ほどではないが敵の【体力】が高いこともあり、受けるダメージは比較的大きめ。
加えて威力の高い地獄爪殺法も使いこなしてくるため、これまでの西洋系の竜と比べても比較的全体攻撃が激しい相手といえる。
そして、敵のHPが高いということは長期戦になりがちということであるため、毒ダメージもバカにならないので、これまでの竜系とは一線を画した強さを持っているといっていいだろう。
戦い方としては毒以外のステータス異常攻撃を使ってこないことを利用して、【ムー・フェンス】を使うと受けるダメージを減らしやすいので戦いやすくなる。
また、ステータス異常をメインに攻めていくのが楽である。西洋系の竜はステータス異常の耐性が穴だらけで、最強のスペックである黒竜についても例外ではない。
特に【精神】耐性がないため、【魅了】や【混乱】が効くし、【暗闇】も有効であるためこれらのステータス異常を与えてしまえばかなり楽に戦える。
【狂戦士】ならターン経過で解除されないうえ、武器が爪=斬属性なので【ソードバリア】を併用すれば完封可能だが、後述の理由によりこの方法は現実的では無い。
また、敵のHPが高く、長期戦になってしまうので、毒を与えてしまうことで事実上再生を無効化するというのも良策。
もっとも、状防御そのものは80とかなり高いので、普通にステータス異常を与えようとしても失敗しやすいため、使い手は【透明】状態になってから仕掛けたい。
透明によって成功率が上がらない追加効果組はまず期待できないと思った方が良い。
特に【マッドバイター】による狂戦士は成功する確率が2/255であるためまず成功しないと思って良い。
他の西洋系の竜たちにも言える事だが、最も手軽かつ楽なのは【ラピッドストリーム】での【霧隠れ】+【フェイント】によるスタンハメである。
他の西洋系の竜と同じくレアドロップとして【竜槍ゲイボルグ】を落としうるが、この敵から狙うくらいなら他の竜から狙う方が圧倒的に楽。
従ってさっさと倒してしまうのが無難である。
RS2R
本作でも雪の遺跡のボスとして登場。【クリムゾンフレア】の書を守っている。
原作同様、特に【ふみつけ】が強力で普通に一撃で戦闘不能になる威力を誇るが、上手く見切れれば最後の最後で大変役に立つ。
【⚠️】はブレス攻撃の毒霧であり、地獄爪殺法と併用してくる。
変わった点として、たまに使ってくる【黒点破】がLPブレイクではなく即死技になった点が挙げられる。タンク役は炎耐性か即死耐性を持っておきたい。
とは言え火神防御輪1枚では通るときは通ってしまうので、万全を期すなら【ポーカーフェイス】または【火神の恩寵】を着けたいところ。炎の壁で防ぐのは運頼りすぎる。
竜型の敵は、術属性に耐性がある分、状態異常耐性に穴が多い。ただし素で狙っても成功率は低め。
今作ではスタンした敵にダメージを伴わない状態異常を使うと必中になるため、毒を狙う場合はスタン後に【イルストーム】を撃ちたい。
高難易度でHPが80~90万相当になるため、その1/10の割合でHPが削れる。
また、狂戦士や魅了も効くので、そうなると対処は容易であり、場合によっては魅了で自分を攻撃するどころか何もしない場合もある。
【火竜】戦で状態異常主体の攻略をしているのなら、流用する価値は大きいだろう。
弱点はいずれも両手武器なので、高難易度では盾役以外に積極的に攻撃させるか、上記の状態異常で身動きが取れない所で弱点を狙うと良い。
SF1
生物の中で最強とされるモンスター。目の前の敵を一撃で葬り去ることができる。
色違いの【赤竜】とは一線を画す強さ。特に防御力が軒並み高く、術に関しては鉄壁に近い。
【気】耐性も高めのため、通常の敵相手ならお手軽に高火力を出せるはずの【圧縮レーザー砲】や【破壊光線銃】の効きも悪く、地力に劣ると苦戦は必至。
【朱雀の山】では赤竜と同時に小洞窟で財宝を守るボス扱いで出現するが、【バトルランク】補正による【HP◯倍】が適用されたしぶとさも相まって、下位の竜との格の違いを見せつける。
加えて【石化ガス】とのシナジーも効いており、長期戦になる程ガスを浴びせられる危険が増し、長期戦になるほど不意の石化による戦力ダウンが響いてくる。
とにかく地味に強敵だが、代わりにレア枠の吸収能力とドロップアイテムが豪華なので、戦う価値はある。
なお、【開発2部】では【モンド】姿の新井友行氏と話すと【黒戦闘員】+黒竜×2+赤竜×2という凶悪なパーティとの戦闘になるが、ここでは能力吸収もアイテムドロップもない。
没データとしては【地獄】で黒竜×5という文字通り地獄のようなパーティとの戦闘が予定されていた。
開発2部の全バトルと比較しても上位に位置する難易度。
味方版
【牙】の場合、HP255未満で【バーゲスト】になる。
【ファングクラッシュ】か【角】の場合、HP995未満で【トリケプス】になる。
防御力で言えば最強クラスの一角に挙げられ、攻撃力も充分ある。
雷耐性は低いが、【サンダーバリア】でカバー可能。
【変身条件】の必須能力も足を引っ張るものは少なく、LPも8と高めなので長期戦にも対応しやすい。
そのLPの多さを活かして【生命の雨】を使わせてもいいだろう。
また、体が大きいことを利用して敵の攻撃範囲から他の味方を遮断する盾になれるという意外な利点もある。
【マリーチ】・【デュラハン】等と並んで最終形態として選ばれやすい人気のボディであり、特にリマスター版ではこれら3体への変身がトロフィー・実績の対象となっている。
黒竜変身の実績は前述の朱雀の山を意識した「雪山のガーディアン」。
ただし、基礎HPが330とかなり低めなのは明確な弱点。
吸収履歴による補正値を含めてもHP800を多少超える程度が限界値。
ある程度【能力吸収】を重ねて最低でも700台は狙いたい。
リマスター版の裏ボス【パープルシャドウ】戦で起用する場合は【足元攻撃】耐性がない点にも注意。
パーティー3番目に黒竜を置けばその巨体で5番目のキャラを守れるため、回復役など倒れたら困るキャラを配置しよう。