SF2(リマスター版)
| 年代 | 1305年(回想は1294年) |
|---|---|
| テキスト | デーヴィドを助けに行くと戦場へ飛び出したグスタフだったが······ |
| 所在地 | 概要 |
|---|---|
| 【ヤーデ&ワイド】 | 古戦場では見張り兵を倒す |
| ハンの廃墟では人身売買の現場を押さえる |
【サウスマウンドトップの戦い】でデーヴィドを助けに単身飛び出した【グスタフ】が関与したのは、【古戦場】で【ミカ】率いる補給部隊に被害を出し、兵糧を止める程度の活躍だった。
大軍を前にして敵に損害を与えて生還しただけでも並外れた腕前なのだが、彼にとってそれは10代に抱えていた苦い思い出を想起させるものであった。
それはまだ彼が血統どおり【ギュスターヴ15世】を名乗っていた頃。フィリップ3世の遺言にしたがい【デーヴィド】を守る立場にあったが、【ハンの廃墟】で人身売買に関与する兵士くずれの集団相手に単独で飛び出そうとし、逆にデーヴィドに助けられるばかりか、彼ともども集団に殺されかねない事態を招いてしまう。
結局その場は見知らぬ火竜に助けられて事なきを得たのだが、遺言を実行するにはあまりにも立ち回りが杜撰であり、ギュスターヴ15世は失意の中にあった。
だが、この火竜に反応した【ファイアブランド】を見たデーヴィドは、ならばむしろ自分こそがギュスターヴ15世を守る立場だと改め、ファイアブランドの継承権を経た彼に血統どおりギュスターヴの正当後継者になるようお願いするが、失意の中でこのような頼まれ方をされた15世としてはもはやその身に過ぎた重荷に他ならず、耐え切れなくなった彼はここで失踪してしまった。
アルティマニアでもツッコまれていた「グスタフがサウスマウンドトップの戦いに参戦できていれば楽だったのに……」という声に応えるかのようなシナリオ。(ついでにミカ隊の行方も判明。)
確かに彼は単独の【鋼鉄兵】程度なら難なくいなせるほど強かった。それでも、たった一人では敵陣を掻い潜り、戦場にたどり着くことさえできなかったのである。
- なお河津氏的には今も当時も「強者が一人加わったところで大勢に影響は及ぼせない」というスタンスであり、万が一参戦できたとしてもリマスター版の「デーヴィドに相当する歩兵」のように弱体化を受けていた可能性が高い。
- ただしその場合は【バケットヒルの戦い】でのネームド3人は何だったのか、という突っ込みが待っていそうだが。
ハンの廃墟の敵の顔触れにわずかな変化があり、【砂親父】ではなく【石獣】が徘徊している。
何とこのシナリオのみで新規通常戦闘曲を聴くことが可能。1シナリオだけとはもったいない…
そして、人身売買に関わっていた兵士の中に、或る脱走兵の姿が混ざっている。
メインキャラクター
前半の【古戦場】ではグスタフ単独で【見張り兵】を倒す。
後半の【ハンの廃墟】では14歳の回想シーンとなり、デーヴィドとともにハンの廃墟の屋外奥まで探索すればいい。