【旅立ちエンド】

Last-modified: 2024-01-20 (土) 18:20:53

SF1

【エミリアエンド】の1つ。
【ジョーカー疑惑】において【ジョーカー】を見失った後に
【巨獣】の住処に迷い込み【パープルアイ】を入手した場合に発生する。
もう一方の【結婚エンド】とはジョーカーの正体が異なり、パラレル展開となっている。


【ディーヴァ】を倒した直後に現れたジョーカーの正体は、自身の死を偽装していた【レン】本人だった。
燃え盛るチャペルの前でジョーカーは自身の正体を仄めかしながら、【エミリア】を諭すように
「二人で【キューブ】の力を使って、すべてを手に入れよう」と甘い言葉を囁いて近づくも、
その誘いを「‥‥許さない!」と拒否したエミリアにより銃で撃たれる。
かつての恋人を自らの手で討ってしまったエミリアは、戦う動機を失いつつも【ルーファス】からの次の指令を仰ぐが、
ルーファスに言い渡された最後の命令により【グラディウス】を脱退し立ち去って行った。

  • このエンドにおける【ジョーカーの仮面】は結婚エンドと違い、正体を隠すための単なる仮面となっている。
  • このエンド経由で【開発2部】に行くと、エミリアはノーマル衣装に戻る。

リマスター版(ヒューズ編)

【ジョーカー事件】【ラムダ基地】においてエミリアを追いかけ、そのまま同行した場合に発生。
「ジョーカーの正体=悪に染まったレン」という設定はエミリア編の上記ルートと同じだが、if展開となっている。


【ヨークランド】【忘られし聖堂】に入ると【ヒューズ】とエミリアの前にジョーカーが現れた。
ヒューズはレンの「死体」が生活履歴の無い【バイオ肉】から作られたクローンであったことを突き付け、
ジョーカーの正体がレンである事を暴く。

【IRPO】捜査官としてリージョン界を駆け巡るも犯罪が無くならず多忙な日々を送っていたレン。
ある日、ヒューズが引き出物の皿と間違えて押収物の仮面を渡してしまったことをきっかけに、
自分自身も真面目な捜査官の仮面を着けて演じているだけなのではないかという疑問を持ってしまう。
そして犯罪が決してなくならないのなら、いっそ自身が犯罪界のトップに君臨すればいいという結論に飛躍し、
仮面の怪人ジョーカーとなってキューブを手に入れ、全てを手中にしようとする野心に取り憑かれていた。

ヒューズ達はレンを正気に戻すために立ち向かい、レンはディーヴァを差し向けるも
ディーヴァは倒され、レン自身も満身創痍のはずのヒューズによって打ちのめされた。
先輩であるヒューズに肉体的にも精神的にも敗れたレンは野望を諦め、エミリアに謝罪を告げる。
そして、レンはヒューズの計らいでこれまでのジョーカーとしての活動を「休暇」扱いとして見逃され、
捜査官として復職し、更生することになった。
その後、ヒューズはIRPOとグラディウスのメンバーと共にエミリアとレンの挙式に参列した。

その他

【サガフロンティア裏解体真書】に掲載の【8人目の主人公になりそこねた男 CRAZY FUSE ヒューズのクレイジー捜査日誌】では、ジョーカーの正体がレン本人となっているものの、ゲーム本編と違い終始ギャグ調となっている。
レンはケンカしていたエミリアを驚かそうとバイオ肉のニセ死体を作ったはいいものの、
仮面を被ってから気分が高揚して何もする気にならなくなり、ニセ死体の種明かしをしないままふらっと出奔し、
エミリアが誤認逮捕されている間も気の向くまま古代遺跡巡りをしていてディーヴァと知り合った。
そして真相を知った【ピンクタイガー】姿のエミリアにボコボコにされて婚約解消され、
その後はIRPOの捜査官として復職している。

  • 死体がバイオ肉で作った偽物だった設定のみ、上記のようにリマスター版で逆輸入されている。

【インペリアル サガ】および【インペリアル サガ エクリプス】におけるジョーカーは、
基本的にはこちらではなく結婚エンドの方の「ジョーカーの仮面自体に意思がある」設定を採用しているが、
ISECの【湯華と並び咲く宿命石!温泉郷に奔放な風よ吹け!】ではレン自身の内面にも潜在意識があったことが仄めかされている。