SF1
【ジョーカー】が着けている、トランプのジョーカーを思わせる仮面。
【エミリアエンド】にてその設定が分岐する。
仮面がジョーカーの本体だった場合、仮面そのものが意思を持っている。
仮面を被った装着者は精神と肉体を乗っ取られてしまい、普通の方法では外れない。
【キューブ】と同様に超古代文明の遺物であり、目的を果たすために仮面を装着した者を操り、破壊されるか装着者が死ぬまで決してその呪縛から逃れられないとされる。
装着者本人がジョーカーだった場合は、正体を隠すために被っているただの仮面に過ぎない。
リマスター版
【ヒューズ編】の【ジョーカー事件】で仮面の出自が判明。
元々は【サイレンス】が仮面を押収して証拠品保全用の袋に入れていたのだが、【ヒューズ】が【レン】への結婚祝いとしてヒューズの顔写真がプリントされたメッセージ入りの絵皿を同様の袋に入れた際、2つの袋が入れ違ってしまった。
なお、【ドール】はこの絵皿を見て「この世でトップクラスに無価値なもの」と評している。
ジョーカーの正体はエミリア編と同じく2通りだが、たとえ装着者本人がジョーカーだった場合でも仮面の装着がきっかけでジョーカーになろうと志しているので、「仮面装着がジョーカー誕生のトリガーになった」という事実はどちらの設定でも結果として変わりない。
なお、仮面がジョーカーの本体だった場合のルートにおけるエンディングの「ヒューズが仮面を焼却処分しようとしたため仮面が怯えて赦しを請う」というシチュエーションは、元々は【インペリアル サガ】の【キューブルート】の【暗躍する仮面!美女は愛ゆえに死す?】で登場したもの。
細かな状況は異なるが、再利用された形になる。
IS・ISEC
基本的には「ジョーカーの仮面自体に意思がある」設定を採用している。
ただし、ISECの【湯華と並び咲く宿命石!温泉郷に奔放な風よ吹け!】ではレン自身の内面にも潜在意識があったことが仄めかされている。