RS2
| テキスト | 皇帝の術・技の力を100回復する |
|---|
| 系統 | 価格 | 効果 | 対象 |
|---|---|---|---|
| アイテム | (10000) | 移動中限定 WP・JP100回復 | 皇帝 |
【皇帝】の【WP】と【JP】を100ずつ回復出来る。
利用できる対象が皇帝限定というのがネックであるが、主戦力が皇帝であるケースが多いと思われるため、皇帝のWPやJPは必然的に消費が激しくなりやすいのでそういう意味では便利なアイテム。
ただ、SFC版では入手手段が【パイロヒドラ】や【ヴリトラ】などのモンスターからのドロップでのみであり、やや入手しづらいのが難点といえる。
しかしながら、香水が【女性】しか使えない、ハーブが【男性】しか使えないというものは効用に性的要素が影響すると言われればまだ分かるのだが、皇帝にしか効果がないというのが一体どのような理屈であるのかは一切不明。
【伝承法】を用いている皇帝にこそ作用するのか、それとも魔術的なもので皇帝陛下かどうかを識別しているのだろうか。
関連書籍にも「皇帝の為に特別な調合がなされた薬」としか書かれておらず、永遠の謎である。
名称の由来はおそらく栄養ドリンク剤である佐藤製薬の「ユンケル黄帝液」であり、「口蹄疫」は恐らく無関係。
現実の黄帝液は1967年から50年以上もラインナップを変えつつ継続して販売を続けており、ドリンク剤の中ではお高い部類に属している。
RS2(移植版)
【追憶の迷宮】の【青の迷宮】の商人より5000クラウンで買えるようになった。
この性質上、原作と違いお金でいくらでも増やせるアイテムとなっている。
商人曰くは「皇帝陛下にのみ効果があるやんごとなき良薬」とのことである。
この商人が何者かは分からないが、少なくとも皇帝以外が口にすることがはばかられるとかそういう意味の使用制限ではなく、物理的に効果がないようでありますます謎が深まる結果となった。
RS2R
| テキスト | 皇帝の為に調合が施された薬。 皇帝のBPを100回復する。 |
|---|
| 価格 | 効果 | 対象 | |
|---|---|---|---|
| 回復アイテム | (100,000) | 移動中に使用 BP100回復 | 皇帝 |
説明文のとおり、原作版同様に皇帝限定の回復アイテム。
相変わらず「高貴な身分の人が服用することを想定した」という意味合いなのか、「(伝承法を使う)皇帝の体質に合うように作られた」という意味合いなのかは不明。
移植版における商人の説明が今でも活きているのならば後者だろうが、果たして……。
性別限定の回復アイテムである香水とハーブが廃止された中で、利用者を限定する唯一の回復アイテムとして続投している。
ただ、原作版では【WP】と【JP】を100ずつ合計200回復するアイテムだったのに対し、本作ではWPとJPが統合され【BP】という1つのリソースとなったにもかかわらず回復量は100と大幅にナーフされてしまった。
BP100という回復量は【霊酒】と同じであるため、皇帝しか飲めない霊酒という劣化霊酒と言っていい位置づけとなってしまっている。
移植版では購入可能だったが、本作では再度非売品に戻っている。
とはいえ、ドロップする敵が増えているだけでなく宝箱に入っていることもあるため、入手機会は原作版と比べて多い。
ただ、本作ではボス直前にBP回復ポイントがあることも相まってBP回復アイテム自体が余りがちで、より入手機会の多い霊酒を温存してまで使う状況はまず訪れない。
この性能で続投するくらいであれば香水やハーブと同じく削除してしまってもよかったのではないかと思われるが、敢えて役立つ点を挙げるとすれば霊酒の10倍の50,000クラウンという高額で売却できること。
換金アイテムと割り切って売り払ってしまうのも悪くなく、在庫次第ではあるが皇帝液1個で霊酒5個と交換できると考えればお得と言えるかもしれない。