【石船】

Last-modified: 2023-01-03 (火) 18:51:12

RS2

系統価格
イベントアイテム(0)

その名前の通り石で出来た船。
【サラマット】にある【アマゾネスの村】の手前に打ち捨てられている。
【ゼミオ】は溶岩の中にある集落であるため、普通には入ることが出来ないが、石船であれば燃えないため、立ち入ることが出来る。
 
問題はその運搬行程。サラマットからコムルーンへ運ぶ必要があるのだが、別格の重量があるので、所持品にこれがあるだけで移動速度が1/2になる。
ダッシュしてようやく普段の歩行速度になる状態なので、落とし穴も超えられない。
そして入手場所周辺には落とし穴がきっちり設置されているので、正攻法ではかなりの遠回りを余儀なくされる。
落とし穴を抜けた後、サラマットの北東にある【ムリエ】から船に乗って【ツキジマ】に向かうのが最短ルート。
 
ゲームシステムを熟知していれば、ゴミ箱に捨てることで倉庫へ送られるのを利用して、アバロン宮殿から運び出すルートもあるが、余計遠回りになることも多い。
事前に【フォーファー】から【コムルーン海峡航路開拓】をしておかない限り、道中の戦闘なくして簡単には運べないだろう。
 
到着しても自分では設置できず、ゼミオの入口付近にいるサラマンダーに渡す必要がある。
これが意外に大きな問題点で、【火山の噴火鎮静】が終了すると溶岩が固まり徒歩で渡れるので石船を使う必要がなくなり、一時的に設置不能になる
【火山大爆発の危機】が終われば再び固まった地面が溶岩になるので設置するチャンスが出てくるが、火山が噴火した場合は入口付近のサラマンダーが消えるので以後永久に設置不能になる。
噴火後に設置不能になるとゼミオに実質立ち寄れなくなるので、そこからは【詩人のギター】まで入手不能になる。詩人イベントの進行タイミング次第では注意が必要。

  • 「火山の噴火鎮静」終了前に設置している場合は、地面が固まっている間だけ石船が置かれていないが、「火山大爆発の危機」終了後に自動的に再設置される。

プレイヤー視点ではなかなか扱いが難儀な代物だが、NPCたちの間では意外によく取り扱われているものらしい。
【サラマンダー】が言うには、石船を持って商人が集落を訪れるとのこと。
ほかには、詩人が石船を用いてゼミオを訪れたことが語られている。
【ツキジマ】の住人も石船を用いて交易を行っていたが、酒場の男によると壊されてしまったという話が聞けたりする。


ところで、石の船で溶岩を渡れるのか、という疑問がわく。
まず、石の船が浮くのか、と考えると溶岩の密度は水より高いことから浮くとは思われる。
ただ、溶岩はその性質にもよるが1,000度前後であるとされる。
一方で石については材質次第では1,500度程度まで溶けないものもあるため、そう言った材質の石で作られた船であれば溶岩の上を航行することは理論上は可能である。
ただ、石の熱伝導率はそこそこあるため、すぐに超高温になると思われる。
つまり、船としては理屈上機能したとしてもその上に乗っていられるか、というとまず無理である。
そもそも、溶岩に至近距離に接近する時点で無理であるため、何を今更、という話なのだが