【サラマンダー(クラス)】

RS2

【コムルーン島】に棲んでいる亜人クラス。
火山から流れる溶岩の中に集落（【ゼミオ】）を作り、そこで棲んでいる。

【ツキジマ】の人物にも存在を普通に知られており、亜人族の中では最も人里に近い存在といえる。
溶岩が普通に流れる中で生活しており、溶岩を渡るための【石船】は存在しつつも普段彼らが石船を利用してると思しき描写はないため、本当に移動の際は溶岩の中を歩いている（泳いでいる）ものと想定される。
ただ、逆に溶岩がないと生活できない、というわけではないようで、物語の進行上、溶岩をせき止めたとしても彼らが生活に困窮しているといった描写は全く無い。
そういう意味で言うと他の亜人族と同様に自然のなすままに生きるといったところであろうか。

もっとも、火山が噴火を迎える際には、先んじて火口を砕こうと試みてたがモンスターに遮られて失敗したということを述べており、大災害も含めなすままというわけではないようである。

サラマンダーの行く末については【皇帝】の行動次第である。
火山の噴火を阻止した場合は特に何事もなく、それまで通り生活する。
ただ、火山の噴火を阻止した皇帝に感じ入ったものがあるようで、以後皇帝の冒険にも力を貸してくれるようになる。
一方で、火山が噴火してしまった場合は、ゼミオを含め、コムルーン島が壊滅してしまい、退避しなかったサラマンダーは火山の噴火に巻き込まれたものと思われる。
ただ、ゼミオの書庫にいるサラマンダーは残っていることから全滅したわけではない様子。
族長達がいたゼミオの左半分は壊滅状態となっているため、被害はある程度大きいものとは思われるが、実際に噴火後に特有のセリフを持つサラマンダーがいないため、この被害状況については特に聞くことが出来ない。

冥術を入手する過程では、必ず火山を噴火させるしかなく、噴火するとサラマンダーが壊滅状態になってしまい、帝国の収入も減ってしまうため、噴火を躊躇うプレイヤーも多い。

クラスとして

【火山大爆発の危機】で噴火を阻止すると加入すると仲間になる亜人族のクラス。

種族としては【格闘家】よりも【腕力】が高く、全員が【体術技】の技能適性を持つため、体術の使い手としては格闘家よりも打って付けである。
また、全員が【火術】の適性を持っている。
初期装備が【斧】であり、全員が【斧技】の技能適性も持っているが、実際に斧技の閃きに向いているかはキャラによる。

これだけの物理タイプであるにも関わらず、【魔力】もそれ程悪くはないため、術士タイプと比べ抜きん出た強さは持たないが、決して渡り合えないというほどでもない。
例として、最も魔術に向いているソプタンについては、【宮廷魔術士】である【キグナス】や【ガーネット】と同じ術威力を誇っている。
キャラによるばらつきはあるが、物理型の見た目とは裏腹の魔法適性であることは間違いない。【モール】とは真逆といえるか。

ただ、案の定というべきか【器用さ】と【素早さ】は最低ランク。
器用さはさておき、素早さのせいで先制攻撃を受けやすい点には注意が必要である。

固有装備の【赤熱の鱗】の効果により【熱】属性は無効化出来る。
同じように一属性を無効化出来るクラスとして【ネレイド】、【イーリス】（どちらも【冷】無効）があるが、熱属性は【セルフバーニング】で対策しやすい一方で、利用される頻度が冷属性より多いため、一長一短といったところ。

なお、亜人族ということで【性別不明】であるが、ハーブや香水の利用についてはイーリスやネレイドと同じ、つまり【女性】扱いとなっている。
セリフについては普通/【男性】であるものの、心は乙女……なのかもしれない。設定ミスかもしれないけど。*1

なお、加入失敗条件の1番が【古代魔術書】、すなわち【冥術】の入手の前提条件となっていることから冥術を入手したい場合は本クラスの加入は諦める必要がある。
リマスター版のイベントである【ヴィクトールの亡霊】では、前提として全クラスの加入が求められ、アプリ版に於いては本クラスの加入が必須であったことからイベントを発生させる場合冥術を諦めるしかなかったが、携帯機、据置機版ではサラマンダーは条件から外されたため、本クラスについては加入せずともよくなった。

冥術とこのクラスを比較した場合、上述の通り、物理面でいえばかなり優秀なアタッカーである本クラスに対し、クセの強い冥術であるため、冥術の使い方をしっかりと考えない限りはサラマンダーに分がある。

ただ、冥術、特に【シャドウサーバント】については上手く使えば他の術の比肩を許さない性能を持つため、どちらを選ぶかについては人によって好みが分かれる。
ただ、火山を噴火させないと冥術が手に入らない、という感情的見地からサラマンダーを選ぶプレイヤーは多い。

性能

IS