【種族】

Last-modified: 2024-10-09 (水) 19:14:06

ここでは、「複数の成長方法を持つ作品におけるシステムの違い」の意味で取り扱います。

概要

成長方法がキャラクターごとに異なっているシステムを持つ作品における、成長方法の区分。

サガ1

サガ2

サガ2DS

サガ3

サガ3DS

変化する種族は、全部で6種類となり、
それぞれ特徴が異なります
人間は、長剣、刀の扱いに長けた
バランスのよい種族です
エスパーは、魔法辞典の扱いに長けた
魔力の高い種族です
サイボーグは、大剣と得意とし
物理攻撃力の高い種族です
メカは、銃器を得意とし
装備品で強さが変化する種族です
獣人は、体術や槍を得意とする
素早さの高い種族です
モンスターは様々な種類が存在し
他のモンスターに変化することで
強さが変化する種族です


SF1

SEB

余談

【サガシリーズ バトルの変遷】によると、本シリーズ以前に河津氏が手掛けたFF2を振り返った際に成長の末にキャラクターの個性が失われる問題を感じ、その対策として生み出したのが始まりとのこと。
FF2はレベルや職業に縛られず戦闘中の行動によってパラメータや武器種・魔法の熟練度が上がるという、本シリーズの多くの作品における人間系キャラの育成と共通する成長システムを採用していた。
度々サガの前身と言われるだけあり、FF2の時点である程度の基礎は出来上がっていたのである。
しかし、FF2では育成のルールが全キャラ共通であったため、突き詰めればどのキャラも主要なパラメータと熟練度が一通りカンストした無個性なキャラになってしまうという一面もあった。
多種族制は育成のルール自体が異なる種族をいくつか用意することで、この問題を打破しようと試みたものである。
また、多種族制を採用せず、味方サイドに人間(とごく一部の亜人)キャラしか存在しない作品でも、キャラ毎の得意武器や任意の成長が不可能なパラメータを設けることで没個性化への対策が取られている。